衆議院

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第12号 平成21年3月4日(水曜日)

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平成二十一年三月四日(水曜日)

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  平成二十一年三月四日

    午後一時 本会議

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本日の会議に付した案件

 憲法第五十九条第三項及び国会法第八十四条第一項の規定により平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案につき、両院協議会を求めるの動議(山岡賢次君外十九名提出)

 憲法第五十九条第二項に基づき、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議(大島理森君外三十六名提出)

 平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案、本院議決案

 国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案(議院運営委員長提出)


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    午後一時二分開議

議長(河野洋平君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 御報告することがあります。

 永年在職議員として表彰された元議員柿澤弘治君は、去る一月二十七日逝去されました。まことに哀悼痛惜の至りにたえません。

 柿澤弘治君に対する弔詞は、議長において去る一日既に贈呈いたしております。これを朗読いたします。

    〔総員起立〕

 衆議院は 多年憲政のために尽力し 特に院議をもってその功労を表彰され さきに外務委員長の要職につき また国務大臣の重任にあたられた従三位旭日大綬章 柿澤弘治君の長逝を哀悼し つつしんで弔詞をささげます

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 本日、参議院から、本院送付の平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案は否決した旨の通知を受領するとともに、返付を受けました。

     ――――◇―――――

 憲法第五十九条第三項及び国会法第八十四条第一項の規定により平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案につき、両院協議会を求めるの動議(山岡賢次君外十九名提出)

議長(河野洋平君) 山岡賢次君外十九名から、憲法第五十九条第三項及び国会法第八十四条第一項の規定により平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案につき、両院協議会を求めるの動議が提出されております。本動議を議題といたします。

 提出者の趣旨弁明を許します。高山智司君。

    〔高山智司君登壇〕

高山智司君 民主党の高山智司です。

 私は、民主党・無所属クラブを代表して、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案につき、両院協議会を求めるの動議について、その趣旨を御説明いたします。(拍手)

 現在、国民の七割以上が支持をしない定額給付金、本当に三分の二の多数を使って再議決をし、強行しなければなりませんか。景気対策はやってくれ、しかし定額給付金のばらまきは中止してもらいたい、これが現在の民意ではありませんか。

 私は、定額給付金を受け取りません。単なるばらまきよりも、雇用対策や医療、介護、教育への投資、税金は一円の無駄もなく、もっと有効に使われるべきだからです。

 事務処理経費だけで八百二十五億円、こんな税金の無駄遣いの片棒を担ぐのは、政治家としての矜持の問題です。本日、再議決に賛成をする自民党、公明党の国会議員の方々は、定額給付金、受け取るんですね。

 そもそも、本当に、何でもかんでも三分の二の再議決で強行することが国民の支持を得ているのでしょうか。

 ことし任期満了を迎える衆議院の議席は、二〇〇五年の郵政選挙によるものです。当時の小泉純一郎総理は、今回の解散は郵政選挙ですと明言し、総選挙の争点を国民に示しました。その結果、自民党、公明党の連立与党が三分の二の多数を得たのではありませんか。

 しかしながら、麻生総理は、二月五日の予算委員会で、自分は郵政民営化に賛成じゃなかったと述べ、三分の二の多数を得る根拠となった二〇〇五年の選挙結果を、民意を否定したのです。

 発言も、二転三転したあげく、当時その内容を知っていた国民はほとんどいなかったと、余りにも国民をばかにした暴言まで出てくる始末です。もう、怒るというより笑っちゃいます、もう、みんなただただあきれていますと言う人までいます。

 自民党の言うこの改革というのは、一体何だったんでしょうか。

 人に対しては痛みを伴う構造改革を押しつけ、自分は世襲に逃げ込む小泉改革が、にせものの改革であったことは既に明らかです。さらに、ずるずると解散を引き延ばして延命を図っているだけの麻生政権はもっとひどいです。国民を欺き、本当は郵政民営化賛成じゃなかったと言い出す、政治家としての良心も矜持もない麻生政権には、政権の正統性はありません。したがって、さきの郵政選挙で得た三分の二の再議決権は、もう行使できないはずです。

 憲法上、三分の二の多数決の規定があるように、衆議院、参議院の議決が異なる場合には、両院協議会での建設的な話し合いをすることが憲法上求められています。この年度末の不況、世界恐慌を乗り切るには、与党も野党もありません。二院制という我が国の議会制民主主義の原点に立ち返り、両院協議会を開き、お互いに知恵を絞り、国民のために一緒に建設的な議論をしようではありませんか。それが、今回、本動議を提出した最大の理由です。

 直近の民意を受けた参議院において、先ほど、景気対策は急ぐが定額給付金のばらまきはやめようと、国民の意思が示されました。

 また、最近では、山形県知事選に続き、山口県の柳井市でも、市長選、県議補選、自民党候補の敗北が続いています。自民党の総支部長までが麻生内閣への国民的な批判が重く影響したと報道されております。

 麻生総理自身も、ばらまき政策の失敗を自覚されているのか、定額給付金を受け取る、受け取らないで発言が迷走、高額所得者が受け取るのはさもしいとまでおっしゃいました。

 麻生総理、これが定額給付金を撤回する最後のチャンスです。また後になってから、本当は賛成じゃなかったんだけれども、内閣の一員として渋々なんて、もう言えませんよ、総理大臣をやっているんですから。

 両院協議会で衆議院、参議院の建設的な議論をして、その結果、定額給付金が撤回されるのであれば、麻生総理の胸のつかえもとれることでしょう。両院協議会の開催を求めます。

 そして、総理に申し上げます。

 民意に反する政策を民意を経ていないあなたの政権が強行する、これでは、日本が一丸となって立ち向かわなければならないこの未曾有の経済危機を、思い切った政策で乗り切ることはできません。政権の投げ出し、そして麻生、福田、安倍、この政権のたらい回しでは、国民の将来不安を払拭することも不可能です。

 国民が望むのは、自民党の延命でも、総理大臣のメンツを保つことでもありません。国民の信を問う、これに尽きているわけでございます。

 まず、両院協議会を開いて建設的な議論をしようではありませんか。そして、それがだめなら、解散・総選挙で国民の皆さんと英知を結集いたしましょう。正々堂々と解散・総選挙をやろうじゃありませんか。それができないのであれば、憲政の常道に従い、我々野党に政権を明け渡すべきです。

 半年前には三分の二の多数を持つ自民党、公明党の議員から万雷の拍手で選出された麻生総理、身内からの麻生おろしが起きる前に、みずから解散することが最後の花道であると申し上げて、私からの趣旨の説明といたします。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 山岡賢次君外十九名提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立少数。よって、本動議は否決されました。

     ――――◇―――――

 憲法第五十九条第二項に基づき、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議(大島理森君外三十六名提出)

議長(河野洋平君) 大島理森君外三十六名から、憲法第五十九条第二項に基づき、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案の本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議が提出されております。本動議を議題といたします。

 討論の通告があります。順次これを許します。近藤洋介君。

    〔近藤洋介君登壇〕

近藤洋介君 民主党の近藤洋介です。

 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました定額給付金の財源を捻出するための法案、財政投融資特別会計からの繰り入れの特例に関する法律案を議題とし、直ちに採決すべしとの動議に対し、断固反対の立場で討論を行います。(拍手)

 総額二兆円の定額給付金なるものは、そもそも、昨年の秋、総選挙を覚悟された自民党執行部が公明党に配慮して打ち出した究極の選挙対策でありました。動機が不純な、さもしい、見苦しい政策であるからこそ、当の自民党内部からも疑問視する声が相次いだことは周知の事実であります。

 麻生総理、誇り高き麻生総理は、実は、定額給付金の本質、さもしさを理解されているのではないですか。だからこそ、御自身はもとより、盟友である閣僚の中からも、自分が定額給付金を受け取るか受け取らないかという基本的な認識についての発言が最後まで揺れに揺れたのではないですか。

 首相や閣僚すら自信を持てない天下の大愚策、国民の七割以上が反対してきた定額給付金に二兆円を超える国家資産を使うのは、国民への背信行為であります。

 以下、反対の具体的な理由を述べます。

 最大の理由は、定額給付金が、表向きにも何を目的にした政策なのか極めてあいまいで、不透明であることです。

 政府・与党は、当初、生活に困っている方々への生活支援であるとのお題目を掲げてまいりました。しかし、住まいを失った非正規社員の方々、いわゆるネットカフェ難民の方々やホームレスの方々など、本当に困っている生活困窮者の方々への配付方法は不明確なままです。

 旗色の悪くなった政府・与党は、途中から政策目的を経済対策に変更しました。

 しかし、定額給付金が消費を拡大することはなく、GDPの押し上げ効果は限りなくゼロに近いと多くのエコノミストが指摘をしております。政府の審議会である財政制度審議会ですら、その効果はないと判断し、二兆円の使い方について再検討を求めているのであります。

 麻生総理、この大愚策が苦境に直面する日本経済を救う切り札というならば、その根拠をお示ししていただきたい。目的が二転三転した大義なき定額給付金は、砂漠に水をまくがごとくのばらまきであり、到底賛成できません。

 第二に、定額給付金には明確な法的な根拠がない点であります。

 政府は、要件及び手続について根拠法を制定することもなく、自治体に丸投げする始末であり、丸投げされた自治体は、多大な事務負担を負っております。第二次補正予算に計上された八百二十五億円の巨額な事務費は、意味のない政策のために支出された壮大な無駄遣い予算であります。

 二兆円あれば、一兆円の医療費削減をもとに戻して、疲弊し切った地方の病院、医療の現場を救うことができるのであります。二兆円あれば、消えた年金を取り戻し、年金制度に信頼を回復することができるのであります。二兆円あれば、我が党が主張する、農家に対する戸別所得補償制度を実現し、生産者が希望を持って農業に取り組む環境をつくることができます。食料自給率を上げ、農村に活力を取り戻すことができるのであります。

 株価は下がり、輸出は激減し、雇用は失われ、今、日本は、がけっ縁であります。すべての経済指標が悪化する中で、この国には現在と未来への不安があふれております。

 政府・与党は、今回の経済危機に際して、米国発だから大きな問題はないとうそぶいてきました。しかし、気がつけば、我が国の経済が先進国の中で最も傷んでいるじゃないですか。

 こうした状況の中で、無意味な二兆円のばらまき政策を、数を頼みに、がむしゃらに押し通そうとする政府・与党の行為は、何たる危機感の欠如でありましょうか。こっけいであると言うほかありません。

 議場内の自由民主党の議員の皆さん、市場万能主義を標榜し、郵政民営化すれば日本がよくなると国民を扇動した、小泉劇場と呼ばれたさきの総選挙から三年六カ月がたちました。今、立て役者の小泉純一郎元首相はこの議場におりません。

 小泉改革なるものは、結果として、日本経済を、地域社会をぼろぼろに壊してしまいました。御引退を前にした小泉元首相が、その失政を反省された上での、せめてもの罪滅ぼしなのか、それとも御自身の政策を否定された腹いせか、欠席の政治的な思惑ははかりかねますが、自民党の総裁経験者が再議決への反対の意思を表明したというこの事実は、自民党が公党としての統治能力すら失ったあかしであります。

 また、この法案を提案された、時の財務大臣、中川昭一議員も、大失態の結果、閣僚の席から離れられました。

 郵政民営化に反対だったと告白をされた麻生首相が、多くの国民が反対する定額給付金について、郵政民営化で得た三分の二の多数を使い再議決を企てる。ちゃんちゃらおかしい、意識がもうろうとしているとしか言いようがない、我が国憲政史上に残る恥ずべき再議決であります。

 小泉チルドレンと呼ばれる自民党一回生議員の皆さん、代議士としての矜持、すなわち誇りがあるのならば、そろそろ、世の中から与えられた蔑称であるチルドレンとの呼び名を返上すべきであります。

 皆さんがチルドレンから卒業する道は、ただ一つであります。それは、国民の声に心から耳を傾けて、現実を見詰め、御自身の判断、良心に従って本動議に反対票を投ずることであります。

 以上、党派を超えて、国民本位という政治家としての原点に立ち返り、本動議に反対されることを強く期待して、反対討論といたします。(拍手)

議長(河野洋平君) 松島みどり君。

    〔松島みどり君登壇〕

松島みどり君 自由民主党の松島みどりでございます。

 私は、自由民主党及び公明党、連立与党を代表いたしまして、ただいま議題となりました、憲法第五十九条第二項に基づき、本院議決案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議について、賛成の立場から討論を行います。(拍手)

 ことし一月十三日に衆議院本会議で可決し、参議院に送付されました平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案、これは、本日、参議院において否決され、衆議院に返付されてまいりました。

 本法律案は、平成二十年度第二次補正予算の財源として、財政投融資特別会計から一般会計に繰り入れを行う特例措置を定めるものであります。

 この補正予算には、定額給付金のほか、中小企業の資金繰りを助けるための緊急保証枠及びセーフティーネット貸付枠の拡大、介護報酬の引き上げによるホームヘルパーさんなどの人材確保、安心こども基金による保育所の緊急整備、子育て応援特別手当の支給、妊婦健診を十四回まで無料にすること、公立小中学校約一万棟の耐震化事業、さらに再就職支援対策である緊急雇用創出事業の創設など、国民の安全、安心や少子化対策にかかわる実に多様な政策が含まれております。

 しかしながら、参議院では、多数を占める野党の皆様に本法律案について御賛同いただけず、民主党などの提案により、定額給付金を実施してはならないとする対案が提出されました。まことに残念なことであります。

 定額給付金は、六十五歳以上の方と十八歳以下の方は二万円、その間の年齢の方は一万二千円、総額は約二兆円で、これはGDP、国内総生産の〇・四%に相当する大規模なものです。

 我が国の就業者六千三百八十二万人のうち、二割を超す一千三百万人の方が所得税を納めていない低所得者です。この方たちに対しては、減税という手法では全く支援ができません。日本国民一億二千七百万人のうち、減税なら九千九百万人しか恩恵が受けられず、二千八百万人が対象外となってしまいます。ですから、すべての家庭に支援が届く定額給付金でなければならないのです。

 定額給付金は、生活支援策とそして消費刺激策の二つの性格を兼ね備えております。また、定額給付金は、その他の施策と一体化することで、より一層効果を発揮することができます。

 例えば、子育て応援特別手当は、二人目以降のお子さんがこの三月時点で幼稚園や保育所の年少さん、年中さん、年長さんに当たる年代の場合、幼児一人につき三万六千円の一時金をお渡しするものですが、御夫婦と小学校二年生のお姉ちゃん、幼稚園に通う四歳児の弟がいらっしゃる四人家族の場合、四人分の定額給付金と子育て応援特別手当を合計すると、家族で十万円になります。

 買い物でも飲食でも結構です。しっかりと使っていただければ、内需振興の景気対策として役立ちます。

 また、休日、特に地方部における高速料金の大幅な引き下げが実施されます。

 例えば、青森の方が乗用車で京都に観光に行かれる場合、北陸を通り、大津でおりるというルートを通りますと、現在……(発言する者あり)いろいろな旅行のケースがあると思います。現在二万二千円かかる高速料金が、平成二十三年三月までは一千円になります。アクアラインも、休日は現在の三千円かかるところが千円で済みます。

 人が動けばお金が落ちます。定額給付金と高速料金引き下げをきっかけに旅行プランを考えていただければ、定額給付金が内需拡大の呼び水の効果をしっかりと果たすことになるでしょう。

 全国各地の自治体では、定額給付金に合わせて、プレミアムつき商品券を出すことを支援したり、あるいは消費拡大セールの計画を立てたり、寄附を募り他の施策に活用する取り組みを予定したり、それぞれ、地域の事情に合わせたさまざまな工夫が凝らされています。

 こうした期待を実現させるためには、一刻も早く結論を出すことが重要です。

 既に、この法案の成立を見越して、給付金の申請書類を住民に発送済みの自治体もございます。

 去る二月二十日、北海道日高町が、全国の自治体のトップを切って給付金の申請書類を住民に送付し、そして、二月二十三日から受け付けを開始いたしました。鳩山由紀夫民主党幹事長のお地元でございます。

 次いで、二番手といたしましては、福島県南会津町が、二月二十三日に発送を始め、三月二日に受け付けを開始いたしました。こちらは民主党の渡部恒三最高顧問のお地元でございます。いろいろといい自治体がいらっしゃいます。

 なお、これは、私が一番、二番、三番はどこだろうかとたまたま調べていたら出てきたものでございます。

 なお、小沢一郎党首のお地元である岩手県金ケ崎町は、二月末の県庁の調査に対し、三月中旬に発送を開始し、三月下旬には受け付け、支給ともに開始する予定と御回答されています。

 さて、給付金などによります緊急支援措置は、アメリカ、オーストラリア、台湾など諸外国でも実施されております。

 アメリカでは昨年、総額十兆円弱、GDPの〇・八%相当の給付を行いました。オーストラリアでも〇・八%相当、台湾は〇・六%相当です。日本の場合はGDPの〇・四%ですから、他の三カ国の支援額の方が国内経済に対する比重が大きいことになります。

 こういった状況にもかかわらず、民主党の鳩山幹事長は、定額給付金を天下の愚策と決めつけておられます。不思議でなりません。とても不思議です。

 民主党が昨年十二月に発表された税制改革アクションプログラムでは、「「給付付き税額控除」の導入を進める。」としています。これは、納税の有無にかかわりなく、課税最低限以下の方も含めてメリットを受けるという点で、定額給付金と同様の効果を持つものでございます。

 日本に住むすべての方が、収入に関係なく給付を受けられ、使い道を自分で決めることができるという点からも、定額給付金の支給は、緊急支援として最もふさわしい、迅速かつ公平な措置なのであります。

 本来、緊急、迅速であるはずのものを、そうでなくしているのは、民主党を中心とする野党の方々なのであります。

 参議院第一党であります民主党が、景気対策の財源を決めるこの法案を、衆議院通過から参議院での審議入りまで一カ月近くもたなざらしにしたことは、「国民の生活が第一。」と標榜なさっている民主党の看板がうそ偽りだらけであり、国民生活よりも政局優先という民主党の実態を如実にあらわすものと言えましょう。

 我々に一刻の猶予も与えられないことは明白であります。本法律案成立のこれ以上のおくれは、緊急対策の意味を薄めてしまうばかりでございます。自治体の皆さんのお手も煩わせて、一日も早く支給し、みんなで受け取り、みんなで一日も早く使い切りましょう。それこそが景気回復に役立つのであります。

 以上の点から、憲法第五十九条第二項に基づき、粛々と本法律案の成立を図り、国会の意思を明らかにする必要があると考えます。

 議員の皆さんが良識に基づき、圧倒的多数をもって御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。(発言する者あり)

 最後に、お静かに願います。最後に、最近、司法機関が行った事件捜査に関し、公党の代表及びその幹部の方が、政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使だとか、国策捜査のような雰囲気がするなどと発言した旨の報道がありました。

 我が国は民主国家、法治国家であり、司法機関による捜査が法と証拠に基づき厳正に行われるのは当然のことであります。このような発言を公の場でなさることは、我が国の民主国家としての存在意義を否定し、我が国の品位をおとしめるものと言わざるを得ません。

議長(河野洋平君) 松島君、申し合わせの時間が過ぎました。なるべく簡単に願います。

松島みどり君(続) 言論府の一員として見過ごすことはできません。

 以上で、発言を終わります。(拍手)

議長(河野洋平君) 塩川鉄也君。

    〔塩川鉄也君登壇〕

塩川鉄也君 私は、日本共産党を代表して、定額給付金の財源を確保するための特例法案の再議決を求める動議に反対の討論を行います。(拍手)

 政府・与党は、参議院で否決された定額給付金の財源法案を三分の二の再議決までして押し通そうとしています。しかし、定額給付金には、今なお国民の七割から八割が反対をしています。

 なぜでしょうか。それは、昨年十月の発表から四カ月たっても、なお定額給付金の目的が定かでないからであります。

 目的が定かでないから、麻生総理、あなたの発言が迷走するのであります。初めは、生活対策だから受け取る金持ちはさもしいとまで言いました。ところが、どうでしょう。今度は一転して、景気対策だと言って、金持ちももらって盛大に使ってほしいとまで言い出しました。

 何のための給付金なのか。目的が定かでないのは、あなたの発言にはっきりとあらわれているではありませんか。しかも、みずから受け取るかどうかを明言しなかった総理は、最後には党の決定だから受け取ると言いました。総理、あなたがみずから決めた政策なのに、二転三転と迷走し、最後まではっきりできなかったのはなぜでしょうか。

 結局、定額給付金の目的が、生活対策でもなく、景気対策でもない、公金を使った選挙対策だということではありませんか。国民は、このことをしっかりと見抜いています。だからこそ、多数が反対をしているのであります。

 麻生内閣が迷走する中でただ一つはっきりしているのは、消費税を増税するということだけであります。

 定額給付金と同時に打ち出したのが、二〇一一年度に消費税を増税する計画でした。来年の国会にも消費税増税法案を提出すると明確に答弁したのであります。一回限りの給付金のばらまきの後には何十倍もの消費税増税が待ち構えている、この点でも国民は断じて納得できません。

 定額給付金の経済効果なるものも大いに疑問です。

 政府は、もともと〇・一%しかないGDP押し上げ効果を、数字を操作して〇・二%に見せかけようとしました。全くこそくな水増しです。経済効果が見込めないことを政府みずから認めているものであります。かつての地域振興券は、その六割が貯蓄に回り、経済効果が少なく、天下の愚策と言われました。また同じ過ちを繰り返すだけではありませんか。

 総理、定額給付金は、生活対策と言いますが、ホームレスやネットカフェ難民の方に給付金が届く保証はありません。

 衆議院予算委員会に参考人として出席した派遣村名誉村長の宇都宮健児弁護士は、定額給付金に関して、派遣切り対策や生活困窮者、貧困者の生活支援、セーフティーネットの強化等に重点的に充てるなど、活用方法の再検討をしていただきたいと述べました。本当に生活に困っている人々のために二兆円の財源を使ってほしい、これが国民の率直な気持ちであります。

 景気対策にも生活対策にもならない定額給付金はやめるべきであります。

 国民が直面している雇用不安、生活の困窮、命と健康さえも維持できない深刻な実態を直視すべきであります。国民を塗炭の苦しみに追い込んだ構造改革路線をきっぱりとやめ、雇用確保、社会保障充実、国民の懐を暖める政治に根本的に転換すべきではありませんか。

 今、政府・与党に求められているのは、こうした国民多数の声を反映し、参議院が否決したことを真摯に受けとめることであります。衆議院の三分の二の数の力で再議決することは、断じて容認できません。

 最後に、国民の八割が不支持を表明している麻生内閣に、これ以上政権を任せるわけにいきません。速やかに解散・総選挙で国民の信を問うことを要求し、反対討論を終わります。(拍手)

議長(河野洋平君) 日森文尋君。

    〔日森文尋君登壇〕

日森文尋君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、憲法第五十九条第二項に基づき、平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案を議題とし、直ちに再議決すべしとの動議に対し、反対の討論を行います。(拍手)

 反対の第一の理由は、直近の民意である参議院の議決の重みを否定している点です。

 第二の理由は、麻生太郎首相自身が、国民生活に直結するような法律、例えば予算関連法案などについては与野党で徹底的に議論をしていくべきで、三分の二条項を使うにはなじまないのではないかと夕刊紙に寄稿し、予算関連法案の衆院再議決に慎重な考えを示していた点です。両院協議会の開催すら行わないのは言語道断と言わなければなりません。

 第三の理由は、郵政民営化には反対だったという麻生首相に、郵政選挙で得た三百議席を使う政治的資格はありません。

 第四の理由は、首相は、みずから、さもしい発言について国民に陳謝し、明確に撤回されていない点です。高額所得者が定額給付金を受け取ることをさもしいと批判し、一たんはみずからの辞退も明言していながら、一転して受け取ると表明する等、発言のぶれは大きく、国民の政治不信を高めました。

 第五の理由は、八割の国民が望んでいないものであること、消費税増税とセットであること、痛みを押しつけられてきた国民の不安解消にはつながらないこと、減税の恩恵を受け、税金で支援すべき必要のない高額所得者や資産家も対象になっていること、事務費に八百二十五億円もの費用がかかること、分権自治に反することなど、定額給付金自体に多くの問題点があることです。

 第六の理由は、財政投融資特別会計からの繰り入れに当たっては、現下の厳しい経済情勢に対処するため、生活・経済緊急対策を確実かつ効果的に実施するためにこそ活用すべきという点です。学校の耐震化、介護の充実、雇用対策など、命や緑の分野に集中投下するヒューマン・ニューディールの推進を強く求めたいと思います。

 最後に、憲法第五十九条第二項による再議決の連発は問題であり、与党と国民とのねじれこそ解消すべきことを求め、反対討論を終わります。(拍手)

議長(河野洋平君) これにて討論は終局いたしました。

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 大島理森君外三十六名提出の動議に賛成の諸君の起立を求めます。

    〔賛成者起立〕

議長(河野洋平君) 起立多数。よって、本動議は可決されました。(拍手)

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 平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案、本院議決案

議長(河野洋平君) 平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案の本院議決案を議題といたします。

 直ちに採決いたします。

 この採決は記名投票をもって行います。

 本案は、憲法第五十九条第二項に基づき、さきに本院において議決のとおり再び可決するに賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。

 氏名点呼を命じます。

    〔参事氏名を点呼〕

    〔各員投票〕

議長(河野洋平君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。

 投票を計算させます。

    〔参事投票を計算〕

議長(河野洋平君) 投票総数四百六十九。

 本投票の三分の二は三百十三であります。

 投票の結果を事務総長から報告させます。

    〔事務総長報告〕

  可とする者(白票)      三百三十三

  否とする者(青票)       百三十六

議長(河野洋平君) 右の結果、本案は、憲法第五十九条第二項に基づき、出席議員の三分の二以上の多数をもって、さきの議決のとおり再び可決いたしました。(拍手)

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平成二十年度における財政運営のための財政投融資特別会計からの繰入れの特例に関する法律案、本院議決案を可とする議員の氏名

あかま 二郎君   安次富  修君   安倍  晋三君   阿部  俊子君

逢沢  一郎君   愛知  和男君   赤池  誠章君   赤城  徳彦君

赤澤  亮正君   秋葉  賢也君   麻生  太郎君   甘利   明君

新井  悦二君   井澤  京子君   井上  喜一君   井上  信治君

井脇 ノブ子君   伊藤  公介君   伊藤 信太郎君   伊藤  忠彦君

伊藤  達也君   伊吹  文明君   飯島  夕雁君   石崎   岳君

石田  真敏君   石破   茂君   石原  伸晃君   石原  宏高君

稲田  朋美君   稲葉  大和君   猪口  邦子君   今井   宏君

今津   寛君   今村  雅弘君   岩永  峯一君   岩屋   毅君

宇野   治君   上野 賢一郎君   浮島  敏男君   臼井 日出男君

江崎  鐵磨君   江崎 洋一郎君   江渡  聡徳君   江藤   拓君

衛藤 征士郎君   遠藤  武彦君   遠藤  利明君   遠藤  宣彦君

小川  友一君   小此木 八郎君   小里  泰弘君   小野  晋也君

小野寺 五典君   小渕  優子君   尾身  幸次君   越智  隆雄君

近江屋 信広君   大島  理森君   大塚  高司君   大塚   拓君

大野  松茂君   大野  功統君   大前  繁雄君   大村  秀章君

太田  誠一君   岡下  信子君   岡部  英明君   岡本  芳郎君

奥野  信亮君   加藤  勝信君   加藤  紘一君   嘉数  知賢君

海部  俊樹君   鍵田 忠兵衛君   梶山  弘志君   片山 さつき君

金子  一義君   金子 善次郎君   金子  恭之君   上川  陽子君

亀井 善太郎君   亀岡  偉民君   鴨下  一郎君   川崎  二郎君

川条  志嘉君   河井  克行君   河村  建夫君   瓦    力君

木原  誠二君   木原   稔君   木村  太郎君   木村  隆秀君

木村   勉君   木村  義雄君   岸田  文雄君   北川  知克君

北村  茂男君   北村  誠吾君   久間  章生君   倉田  雅年君

小池 百合子君   小坂  憲次君   小島  敏男君   小杉   隆君

木挽   司君   古賀   誠君   後藤  茂之君   後藤田 正純君

河野  太郎君   河本  三郎君   高村  正彦君   近藤 三津枝君

近藤  基彦君   佐田 玄一郎君   佐藤  剛男君   佐藤   勉君

佐藤 ゆかり君   佐藤   錬君   斉藤 斗志二君   坂井   学君

坂本  剛二君   坂本  哲志君   桜井  郁三君   櫻田  義孝君

笹川   堯君   清水 鴻一郎君   清水 清一朗君   塩崎  恭久君

塩谷   立君   七条   明君   実川  幸夫君   篠田  陽介君

柴山  昌彦君   島村  宜伸君   下村  博文君   新藤  義孝君

菅   義偉君   菅原  一秀君   杉浦  正健君   杉田  元司君

杉村  太蔵君   鈴木  馨祐君   鈴木  俊一君   鈴木  淳司君

鈴木  恒夫君   関   芳弘君   薗浦 健太郎君   園田  博之君

田中  和徳君   田中  良生君   田野瀬良太郎君   田村  憲久君

平   将明君   高市  早苗君   高木   毅君   高鳥  修一君

竹下   亘君   竹本  直一君   武田  良太君   武部   勤君

棚橋  泰文君   谷   公一君   谷垣  禎一君   谷川  弥一君

谷畑   孝君   谷本  龍哉君   玉沢 徳一郎君   中馬  弘毅君

津島  雄二君   土屋  品子君   土屋  正忠君   寺田   稔君

とかしきなおみ君   戸井田とおる君   渡海 紀三朗君   土井   亨君

土井  真樹君   徳田   毅君   冨岡   勉君   中川  昭一君

中川  秀直君   中川  泰宏君   中谷   元君   中根  一幸君

中野   清君   中野  正志君   中森 ふくよ君   中山  太郎君

中山  成彬君   中山  泰秀君   仲村  正治君   永岡  桂子君

長崎 幸太郎君   長島  忠美君   長勢  甚遠君   並木  正芳君

二階  俊博君   丹羽  秀樹君   丹羽  雄哉君   西川  京子君

西川  公也君   西野 あきら君   西村  明宏君   西村  康稔君

西銘 恒三郎君   西本  勝子君   額賀 福志郎君   根本   匠君

野田  聖子君   野田   毅君   葉梨  康弘君   萩生田 光一君

萩山  教嚴君   萩原  誠司君   橋本   岳君   馳    浩君

鳩山  邦夫君   浜田  靖一君   早川  忠孝君   林    潤君

林   幹雄君   林田   彪君   原田  憲治君   原田  令嗣君

原田  義昭君   平井 たくや君   平口   洋君   平沢  勝栄君

平田  耕一君   広津  素子君   深谷  隆司君   福井   照君

福岡  資麿君   福田  峰之君   福田  康夫君   藤井  勇治君

藤田  幹雄君   藤野 真紀子君   二田  孝治君   船田   元君

古川  禎久君   古屋  圭司君   保利  耕輔君   細田  博之君

堀内  光雄君   馬渡  龍治君   牧原  秀樹君   増原  義剛君

町村  信孝君   松島 みどり君   松浪 健四郎君   松浪  健太君

松野  博一君   松本   純君   松本  文明君   松本  洋平君

三ッ林 隆志君   三ッ矢 憲生君   三原  朝彦君   御法川 信英君

水野  賢一君   宮腰  光寛君   宮澤  洋一君   宮路  和明君

宮下  一郎君   武藤  容治君   村上 誠一郎君   村田  吉隆君

望月  義夫君   茂木  敏充君   盛山  正仁君   森   英介君

森   喜朗君   森山   裕君   森山  眞弓君   やまぎわ大志郎君

矢野  隆司君   谷津  義男君   安井 潤一郎君   保岡  興治君

柳澤  伯夫君   柳本  卓治君   山内  康一君   山口  俊一君

山口  泰明君   山崎   拓君   山中  あき子君   山本  明彦君

山本  公一君   山本  幸三君   山本   拓君   山本ともひろ君

山本  有二君   与謝野  馨君   吉川  貴盛君   吉田六左エ門君

吉野  正芳君   若宮  健嗣君   渡辺  具能君   渡辺  博道君

渡部   篤君   赤羽  一嘉君   赤松  正雄君   井上  義久君

伊藤   渉君   池坊  保子君   石井  啓一君   石田  祝稔君

上田   勇君   漆原  良夫君   江田  康幸君   遠藤  乙彦君

大口  善徳君   太田  昭宏君   神崎  武法君   北側  一雄君

佐藤  茂樹君   斉藤  鉄夫君   坂口   力君   田端  正広君

高木 美智代君   高木  陽介君   谷口  和史君   谷口  隆義君

富田  茂之君   西   博義君   東   順治君   福島   豊君

冬柴  鐵三君   古屋  範子君   桝屋  敬悟君   丸谷  佳織君

西村  真悟君

否とする議員の氏名

安住   淳君   赤松  広隆君   池田  元久君   石川  知裕君

石関  貴史君   泉   健太君   市村 浩一郎君   岩國  哲人君

内山   晃君   枝野  幸男君   小川  淳也君   小沢  一郎君

小沢  鋭仁君   大串  博志君   大島   敦君   大畠  章宏君

太田  和美君   逢坂  誠二君   岡田  克也君   岡本  充功君

奥村  展三君   加藤  公一君   金田  誠一君   川内  博史君

川端  達夫君   河村 たかし君   菅   直人君   吉良  州司君

黄川田  徹君   菊田 真紀子君   北神  圭朗君   楠田  大蔵君

玄葉 光一郎君   小平  忠正君   小宮山 泰子君   小宮山 洋子君

古賀  一成君   後藤   斎君   郡   和子君   近藤  昭一君

近藤  洋介君   佐々木 隆博君   笹木  竜三君   階    猛君

篠原   孝君   下条  みつ君   神風  英男君   末松  義規君

鈴木  克昌君   仙谷  由人君   園田  康博君   田島  一成君

田嶋   要君   田名部 匡代君   田村  謙治君   高井  美穂君

高木  義明君   高山  智司君   武正  公一君   津村  啓介君

筒井  信隆君   寺田   学君   土肥  隆一君   中井   洽君

中川  正春君   仲野  博子君   長島  昭久君   長妻   昭君

長安   豊君   西村 智奈美君   野田  佳彦君   羽田   孜君

鉢呂  吉雄君   鳩山 由紀夫君   原口  一博君   伴野   豊君

平岡  秀夫君   平野  博文君   福田  昭夫君   藤井  裕久君

藤村   修君   古川  元久君   古本 伸一郎君   細川  律夫君

細野  豪志君   馬淵  澄夫君   前原  誠司君   牧   義夫君

松木  謙公君   松野  頼久君   松原   仁君   松本  大輔君

松本  剛明君   松本   龍君   三日月 大造君   三谷  光男君

三井  辨雄君   村井  宗明君   山岡  賢次君   山口   壯君

山田  正彦君   山井  和則君   柚木  道義君   横光  克彦君

横山  北斗君   吉田   泉君   笠   浩史君   和田  隆志君

鷲尾 英一郎君   渡辺   周君   渡部  恒三君   赤嶺  政賢君

石井  郁子君   笠井   亮君   穀田  恵二君   佐々木 憲昭君

志位  和夫君   塩川  鉄也君   高橋 千鶴子君   吉井  英勝君

阿部  知子君   菅野  哲雄君   重野  安正君   辻元  清美君

照屋  寛徳君   日森  文尋君   保坂  展人君   糸川  正晃君

亀井  静香君   亀井  久興君   綿貫  民輔君   江田  憲司君

滝    実君   前田  雄吉君   横路  孝弘君   渡辺  喜美君

     ――――◇―――――

谷公一君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。

 議院運営委員長提出、国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

議長(河野洋平君) 谷公一君の動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案(議院運営委員長提出)

議長(河野洋平君) 国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。

 委員長の趣旨弁明を許します。議院運営委員長小坂憲次君。

    ―――――――――――――

 国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔小坂憲次君登壇〕

小坂憲次君 ただいま議題となりました国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。

 この法律案は、育児短時間勤務をしている一般職の国家公務員の勤務時間が改定されたことに伴い、国会職員についても、育児短時間勤務職員の勤務時間を改定するものであります。

 本案は、本日議院運営委員会において起草し、提出したものであります。

 何とぞ御賛同くださいますようお願い申し上げます。(拍手)

    ―――――――――――――

議長(河野洋平君) 採決いたします。

 本案を可決するに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(河野洋平君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。

     ――――◇―――――

議長(河野洋平君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後二時八分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       財務大臣  与謝野 馨君


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