衆議院

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第25号 平成23年6月2日(木曜日)

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平成二十三年六月二日(木曜日)

    ―――――――――――――

  平成二十三年六月二日

    午後一時 本会議

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 菅内閣不信任決議案(谷垣禎一君外十名提出)


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    午後一時三十二分開議

議長(横路孝弘君) これより会議を開きます。

     ――――◇―――――

小宮山泰子君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。

 谷垣禎一君外十名提出、菅内閣不信任決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

議長(横路孝弘君) 小宮山泰子さんの動議に御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(横路孝弘君) 御異議なしと認めます。

    ―――――――――――――

 菅内閣不信任決議案(谷垣禎一君外十名提出)

議長(横路孝弘君) 菅内閣不信任決議案を議題といたします。

 提出者の趣旨弁明を許します。大島理森君。

    ―――――――――――――

 菅内閣不信任決議案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

    〔大島理森君登壇〕

大島理森君 私は、自由民主党・無所属の会、公明党、たちあがれ日本の三党を代表して、ただいま議題となりました菅内閣不信任決議案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。(拍手)

  本院は、菅内閣を信任せず。

   右決議する。

    〔拍手〕

 先ほど、民主党の代議士会の様子を拝見しておりました。菅総理は、この災害復旧復興、原子力事故の対策のめどがついたら退任するという発言をされました。また、あの代議士会が終えられました後、岡田幹事長は、鳩山前首相の述べた二〇一一年度二次補正予算案と復興基本法案の成立は辞任の条件ではないということを会見で言われました。

 皆さん、めどというのは何を言うのでありましょうか。めどが立たないから、今おやめになるべきだというのが私どもの意思なんです。

 もう一つ。やめると言う首相のもとで、国会の責任ある答弁ができますか。さらに、外交の問題で、やめる総理と外交交渉、世界は信頼するでありましょうか。おやめになるなら、今すぐやめなさいよ。

 今日までの災害復旧の議論、昨日の谷垣総裁、公明党の山口代表との党首討論を聞き、菅総理の答弁を聞くと、総理、あなたからは、地震、津波で被災し、また、原発事故により、住むところも、仕事も、住みなれた町さえも追われる人々の痛みへの真摯な思い、現実感が全くありませんでした。

 さらに言えば、昨日の党首討論の総理の発言を聞きましたときに、私は唖然とした総理発言がありました。小沢氏のことを引き合いに出し、みずからの正当性を主張したところです。

 みずからの危機にうろたえ、他人のせいにし、みずからの正当性を主張する。あなたの政治手法そのものではありませんか。菅直人政治の体質なんです。

 本不信任決議案は、菅内閣、それに対するものでありますが、内閣のリーダーたる菅総理、あなたに対する不信任であることを、まず冒頭に申し上げておきます。

 以下、具体的に申し上げましょう。

 一つ。我々に不信任案を提出され、きょうはまた、嫌々、渋々、みずからの進退に言及し、そして、もっとひどいのは、渋々決めた延長あるいは二次補正に対し発言をしたことであり、これは、辞職の決意とともに、余りにも遅く、そして、余りにも小出しであります。

 あなたは、当初、二次補正予算について、緊急に必要があるなら進めたいと、全く人ごとのような答弁でありました。また、日々、震災復旧復興対策のおくれ、原発事故初動対応の重大な判断ミスが明らかとなり、追及が厳しくなりますと、そのことを恐れて、今国会を会期末で閉じようとしておったではありませんか。

 それを、内閣不信任の動きが現実のものとなり、民主党内の皆さんのそれぞれの批判、不満の動きが高まるにつれ、造反を恐れ、二次補正の編成と会期の延長と、きょうはまた、めどが立てば私はやめますと、憶面もなく方針転換をし、このころころ変わる姿こそ、菅内閣そのもの、菅総理そのものなのであります。

 一言で言うと、信念なき御都合主義であります。その場その場、局面に合わせて、平気で相手に迎合する。信念も心もありません。自分の延命のためなら何でも受け入れるというこの姿勢。

 被災された方々をみずからの延命に利用すべきではありません。昨日の討論を見て、宮城県の被災者から電話なりメールが来ました。被災民を愚弄するな、自分の延命のために我々の思いを利用するな、こういう声でありました。(発言する者あり)

議長(横路孝弘君) 静粛に願います。

大島理森君(続) 一昨日の毎日新聞朝刊政治面に、あなたの風刺画が載っていました。「その馬」にまたがり、「党内融和」の書状を掲げて小沢、鳩山両元代表に追いすがるあなたの姿を、小沢元代表らしき人物が「やっぱり来たぜ その場その場」と皮肉った漫画であります。あなたの姿を世論がどう見ているか、端的に切り取り、描いてみせた傑作であると思うんです。皆さんも見てください。

 二次補正も、いまだに中身の議論さえ行われていない。余りにも遅過ぎる。そして、我々の議論を聞いて、参考にしてこれから編成します。

 今、被災地ではどんな状況ですか。皆さんがどの程度見たかはわかりませんが、私は、青森、岩手、宮城、福島、千葉、すべてを見ました。二回見ました。瓦れきが山のように積まれ、そして、魚のにおいがしている姿を。

 今やじっている諸君は、本当に被災民の心をわかっていますか。もし、瓦れき一つとってみて、国の直轄で必要なら、すぐにでも法改正やったらいい。なぜこのような瓦れきの山があるかを分析し、対応するのが、本来、与党の諸君の責任であり、菅さんの責任なんです。

 我々の意見を聞いてから二次補正を決める。菅総理、あなたは政府のトップでしょう。あなたが自分で決めることができないなら、今すぐおやめになって、我々にやらせてください。

 被災地の表情をあなたはどこまで本当に理解しているのですか。パフォーマンスしか考えないその姿を、国民はもう見抜いているのであります。

 二つ目。徳なきあなたは、民主党内もまとめ切れていないじゃないですか。指導力なき菅代表のもとで、民主党内の不協和音、亀裂は日々に高まってきたでしょう。

 我々が一貫して求めているばらまき四K撤回も、あなたは、ただただ民主党の分裂を恐れて、いまだに、いまだに踏み切れていませんし、最も大事なのは、これは、民主党の諸君、よく考えてください、今年度の本予算の最も大事な原資である特例公債法がいまだに宙ぶらりんであるという認識を持っておられますか。

 あなたたちは、大きな声ではなくて、どうしたらねじれ国会の中でこれを成立せしめるかという心構えがなければ、ただ叫んでいるだけでは成立しないんです。

 社会保障の一体改革もよく言われますが、消費税に関して党内の議論をしっかりまとめられますか。皆さんの決意はどうですか。ただただやじって大きな声を上げているだけでは、物事が進まないんです。

 普天間移設問題では、日米同盟の弱体化を招いて、沖縄県民に後ろ足で砂をかけた、そして愚弄した。さきの沖縄県知事選では、民主党の諸君の候補者すら出せないじゃないですか。政権与党としての責任がないんです。

 また、脱小沢路線を掲げ、国民の人気をとろうとしましたが、人の心がわかっていないんです。そして、徳のないあなたは、案の定、党を分裂に導こうとしているのでございます。あげくの果てに、みずから任命した内閣の方々あるいは民間人、党内、西岡参議院議長から退陣要求を突きつけられたというこの現実を、皆さんが、総理が、ただ言葉ではなくて、何が自分に足らざるものかをしっかりと考えないリーダーは進歩しないんです。信頼も得られないんです。

 三つ目。徳なきあなたは野党の共感を得られない。これが大事なんです。

 昨年、あなたが初めて陣頭指揮し、見事に惨敗を喫した参院選では、突然消費税増税について言及しただけでなく、我が党に対して、あなた方、むしろ菅総理お得意の抱きつき作戦に出て、政権与党としての責任を放棄したではありませんか。結果、国民の信頼を失ったでしょう。

 昨今は、震災復旧の道筋を示すはずの復興基本法でも、辛うじて政府案を出したものの、やはり、我が党の案の方がいい、こういうことから、また抱きつきし、丸のみしようとしているでしょう。よりよい法案を求めて、そのためには議論を重ね、そして何としても結論を出そうという気概と、政権与党としての意地と手法がなきゃいけないんです。ただただ皆さんのようにそこでやじっているだけでは、政治は動かないんです。少し経験を積んで、各政党間で真摯に話し合いながら結論を出すということを知らないと、政治に責任を持てないんです。

 さらに、総理になってからの所信表明を私はずっと読まさせていただきました。多分民主党の皆さんでもほとんど理解できない言葉が羅列されておると思います。有言実行内閣、平成の開国、最小不幸社会、最後は、不条理を正す政治。何を言っているのか、私にはわかりませんし、民主党の皆さんもほとんど理解していないと思います。

 あなた自身は、みずからの言葉に酔いしれ、はしゃいでいるのかもしれませんが、我々のみならず、国民すべからく、あなたの造語を解釈している人は本当にいないんじゃないかと思います。

 ことしの流行語大賞は、多分、「菅おろし」ではないかと私は思います。

 さらに、あなたは、熟議の国会、熟議の国会と、壊れて使い物にならなくなった蓄音機のように繰り返し、野党との対話をひたすらにアピールしてきましたが、実際は、強行採決、審議拒否のオンパレードでした。

 結果、昨年の臨時国会では、過去最低レベルの法案成立率。これは、民主党の諸君、わかっていますか、全く国会で結果を出せていないということなんです。政治家として、政党として、これは恥ずべきことなんです。ましてや、今私にいろいろな不規則発言をしている民主党の皆さんの国会運営の責任は重大なものがあるんです。

 これらの事実は、ほんの一部分にしかすぎません。その他、列記すれば切りがありません。

 我が党には、国会というのは野党の意見を聞く場だとの考えから、誠意ある寛容と、そして栗する態度で臨めというのが私どもの先輩の教えでした。ですから、そういう対応を全く勉強していない民主党、とりわけ菅総理の姿勢は、責任を持てるリーダーではありません。結果責任をとるという毅然とした決意がない。菅総理は、他人に厳しく、自分に極めて甘いリーダーだと言わざるを得ないのであります。

 四点目、政治主導の取り違えです。その結果、いろいろな判断ミスがあったことは、既に、原発の事故の対応、災害においても明らかであります。

 初動対応をめぐるあなたの数々の判断ミス、振る舞いがここまで事態を深刻化させました。これは、これまでの国会審議を通じて明らかになったのではありませんか。幾らあなたが、すべてを否定し、言いわけし、人のせいにして責任を逃れようとしても、初動の数々のミスの原因があなた一人にあったことは隠しようがないのであります。

 すべての混乱の原因は、あなたが笹森連合前会長に語ったと言われる、自分は原子力に詳しいという根拠のない自己過信、そして、誤った政治主導、これにあるんです。

 いま一度、菅総理、あなたがよく使われる永井陽之助先生の本から引用して、あなたにお贈りしましょう。それは「現代と戦略」という古い本です。多分、東京工業大学時代にあなたも読んだことがあると思います。その中に、プロぶる専門家ほど国家に危険なものはない、こう言っているんです。ましてや、プロぶる素人であれば、より以上の危険が存するんです。それはあなたなんです。

 行政職を信用せず、口を挟ませないことが政治主導である、そんな間違った思い込みにとらわれたあなたが、行政や現場の専門家の助言に耳を傾けず、緊急時に、外部の専門家に意見を求め、根拠もなくそれを信奉し、決められていた手順、マニュアルを無視し、自分の判断を押しつけ、気に入らないことがあるとただわめき散らし、あまつさえ、非常事態の中でのパフォーマンス。

 周りがとめるのも聞かずに強行したヘリによる原発の視察、それによるベントのおくれも、海水注入をめぐる混乱も、すべてはあなたに大きな原因があるのです。

 しかも、それだけではありません。あろうことか、SPEEDIの予測を公表せず、住民避難に生かさずに、大規模な住民被曝を招いた疑惑もある。また、二十を超える組織や会議を乱立させ、いたずらに指揮命令系統を混乱させ、震災対応は遅々として進んでおりません。

 このような菅総理のもとでは、原発事故も、震災・津波被害の早期復旧も復興も、到底不可能である、そう申し上げるのであります。

 五つ目、全体構想なき思いつき政策。これの問題点を申し上げます。

 政府の復興基本法案は、震災発生から二カ月以上経過して、やっと提出されました。しかし、その内容は、阪神・淡路大震災のときの基本法を焼き直しただけなんです。

 被災地域がまとまって、財政力もある程度あり、都市中心の被災地と、今の被災地域、東北地方の沿岸中心に六百キロに及び、住戸も、生活の糧である漁業、農業の生活基盤も、ともに失われ、財政基盤も弱い今回の大震災を、同列に論ずることはできないんです。単なる前例踏襲、まさに、全体構想なき思いつき政策の域を出ないのであります。

 また、法律に基づかず、権限も責任も不明確な復興構想会議は、官僚OBや実務者を締め出した結果、総花的な議論に終始し、具体策は全くと言っていいほどなく、一体だれのために会議を開いているのか、疑われる状況です。

 総理、あなたは、関係機関との十分な検討、すり合わせもなく、仮設住宅について、お盆までに希望者全員を入居させるとぶち上げました。このお盆は、来年のお盆ですか。大畠国土交通大臣が大変慌てました。その国土交通大臣は、五月三万戸の目標すら達成できないことを明らかにしました。

 同様に、あなたは、パリで、OECD会議で太陽光パネルを一千万戸に設置すると表明しましたが、これも、関係機関との協議、検討が全くなされず、そこに座っておられる海江田経産大臣が不快感を表明したではありませんか。

 総理、あなたは憲法六十六条の三を御存じですか。「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」と書いてあるんです。だとすれば、重要なそういう発言は、内閣において、きちっと一緒に協議し、合意を得たものを発言すべきであります。

 この一年間、菅総理の発言は、思いつきで、後始末をする閣僚が本当に大変だったと思います。閣内不一致、こう言われてもしようがありませんし、閣内において独裁者として振る舞い、そして、日々政府を混乱させているのではありませんか。

 六つ目、申し上げます。言いわけと責任転嫁なんです。

 総理、あなたの政治手法の危うさは、思いつきばかりではありません。法律上の根拠もなく、しかし、事実上、政府の方針を強制的に受け入れさせる要請政治にこそ、本質的なあなたの政治体質、問題が隠されていると言わなければなりません。つまり、責任転嫁なんです。

 あなたは、五月六日、突然の記者会見で、中部電力に浜岡原発の操業中止を要請しました。法的根拠がないお願いを、しかも、原発を停止した場合の電力需給や国民生活、経済への影響を事前に十分に検討することなく、いきなり行う。操業停止をみずから決断したぞ、このパフォーマンス。停止を判断したのは中部電力と、責任を預ける。停止した場合の影響、損害に対する補償、すべて政府は知ったことではないという無責任きわまる政治手法こそ、あなたの政治の本質じゃないでしょうか。

 あなたのそういう結果責任を巧みに避ける政治手法は、枝野官房長官も共有しています。

 東京電力の賠償スキームになぜ金融機関の債権放棄が絡まなければならないのか。債権放棄を求めるのであれば、正当な理由を示し、法律によって、政府の責任でさせるべきであります。理由があいまいなまま債権放棄に踏み切れば、株主代表訴訟が提訴されることは必至です。そこは要請であって、政府に責任はない。およそ法治という概念からかけ離れた、自由主義、市場経済とは相入れない、極めて異様な政治手法だと言わざるを得ません。

 また、二十キロ、三十キロの緊急避難準備区域も住民を困惑させております。何かあった場合はすぐに避難できるようにしておくこと、住むのは勝手だが自己責任、こういう理屈で、政府の明確な指示、命令がなければ、避難にかかる費用や補償はどうなるのか、住民は不安を抱いているんです。

 そして、菅総理、あなたの責任転嫁には、いつも言いわけがセットでつきまとっています。

 突然の視察がベントをおくらせたことを指摘されると、東電は影響なかったと言っている。海水注入の中断はあなたの指示ではないかと指摘されると、報告もなかった、知らなかった、指示するはずがない。いずれも、情況証拠は、あなたの関与、影響が濃厚であるにもかかわらず、報告がなかった、知らなかったの発言は、我々国民ももう聞き飽きた、このように言わざるを得ません。

 七つ目。信任なき総理の声は国民の心に届いていないんです。国民の声も総理には届いていないんです。

 あなたが総理になってから、選挙で勝ったことがありますか。全くないじゃありませんか。つまり、あなたの声は国民に届いていないし、国民の期待もないということなんです。

 皆さん、総理が福島に視察に行ったときのあの映像を覚えておられるでしょう。もう帰るんですか、あなたに厳しい叱責の声が飛んだのは、被災地の田村市の総合体育館、葛尾村の村民が避難生活している場面だったでしょう。あなたが訪問したときのことです。

 よほどこたえたのでしょう。うろたえたあなたがその経験に学んだことといえば、次の避難所訪問に五時間も費やしたことでした。プライバシーもままならない避難所に、大勢の警護官や関係者を引き連れて五時間も滞在する。そこまで時間をかけて聞いた避難住民の方々の声を、総理、あなたは、その後、二次補正とか法案でどう生かしましたか。(発言する者あり)

議長(横路孝弘君) 静粛に願います。

大島理森君(続) 本当に避難されている方々の声に耳を傾ければ、政策の優先順位も変わってくるでしょう。二次補正さらに三次補正と、当面必要な予算、政策が着々と打ち出されていなければなりませんが、あなたの政権では、そのような被災者に寄り添った政策がさっぱり検討されていない。気配すら全くないのです。信任と信頼は、菅総理にもうなくなってしまいました。

 八つ目、申し上げます。今やあなたは、国民を最大不幸に導かんとする総理であるということであります。

 もうおわかりでしょう。最小不幸社会をつくると言われたが、今の日本の状況を見ると、最大の不幸社会に向かっているではありませんか。

 論語に、徳をもって政をなすという言葉があります。徳がなく、そして国民の信頼がない菅総理、あなたのもとで、我が国の政治は混乱し、混迷し、役割を果たせず、国際社会の信頼すらも失墜しつつあるのです。

 すべては、総理の器ではなく、資質もないのに、地位に固執し、そして今度は、めどがついたらやめるというまた言い逃れ。私は、そういうふうなリーダーに今任せるわけにはいかないのであります。

 国民も、行政機構も、世界も、民主党の中ですらあなたを信用していない現状を見ると、今すぐにおやめになることこそ、日本の将来、希望をつくるために絶対必要な条件だと思うのであります。

 我が国は、今、国難のさなかです。非常事態にあることは論をまちません。しかし、あなたに、権力に対するおそれも謙虚さもみじんもなく、みずから総理の座を辞する良識のかけらもない以上、不信任により一日も早くあなたを交代させることが、国家を救う唯一の道であるとの結論に我々は至ったのであります。

 総理、あなたがかわることにより、原子力発電事故災害対策、復旧復興を、責任ある、そして心ある形で前進させる体制をつくるための新しい政治の枠組みを考えることができるのであり、我々にはその用意があります。

 この議場に参集する議員各位の皆さん、わけもわからずやじをすることではなくて、この菅直人という総理が本当に日本のリーダーとしてふさわしいかどうか、そのことをよく考えていただき、今こそ、国民の負託を受けた選良としての矜持、良識を、国民のため、国家のため、そして、国際社会の一員として恥じない日本を取り戻すために、示そうではありませんか。

 御賛同を心からお願いし、菅内閣不信任決議案に対する趣旨説明といたします。(拍手)

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議長(横路孝弘君) 討論の通告があります。順次これを許します。山井和則君。

    〔山井和則君登壇〕

山井和則君 私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました菅内閣不信任決議案に対し、反対の討論を行います。(拍手)

 まず最初に、私は、改めまして、今回の大震災でとうとい命を失われました犠牲者を悼み、いまだ行方がわからない方々の安否が一日も早く判明することをお祈り申し上げます。そして、原発事故を含めて、被災されたすべての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 大震災との闘いは現在も続いており、被災地の復興、原発事故の収束、そして日本の再生が緊急の課題であります。

 今日のこの本会議は、被災者や避難所に避難しておられる方々も、かたずをのんで、祈るような思いで注目をしておられることと思います。そのような被災者の方々に対して、この不信任案の提出はどのように受けとめられているでしょうか。政争や権力争いはもういいかげんにしてくれ、そんな余裕があるなら与野党協力して復興にエネルギーを注いでほしい、これが圧倒的多数の被災者の気持ちではないでしょうか。

 不信任案について、素朴な三つの疑問を申し上げたいと思います。

 まず最初の疑問は、なぜ不信任の提出が今なのでしょうか。

 けさの新聞を見れば、震災復興基本法の与野党の修正がおおむね合意になったと報じられています。つまり、震災復興にとって重要かつ緊急の震災復興基本法が今審議の真っ最中で、本来ならば、本日のこの本会議でその震災復興基本法を可決し、参議院に送付することこそが、被災者の方々の願いにかなうことではないでしょうか。

 震災復興特別委員会の委員長である黄川田徹衆議院議員は、被害が特に甚大であった陸前高田市に住み、今回の震災で、愛する御家族をお亡くしになっておられます。まさに被災者を代表する黄川田委員長のもとに震災復興基本法が審議をされ、そして、民主党も自民党や公明党の案に対して大幅に譲歩をし、成立のめどが立ったやさきに、なぜ不信任案なのでしょうか。

 国会の会期の延長問題、第二次補正予算についても、菅総理は、昨日の党首討論で、通年国会のつもりで大幅に会期を延長して第二次補正をともに成立させようと提案をしているではありませんか。(発言する者あり)

議長(横路孝弘君) 静粛に願います。

山井和則君(続) 次に、第二の疑問は、不信任案の中には具体的な対案があるのかということであります。

 私は、菅内閣の震災対応が百点満点であるとはもちろん申しません。しかし、今、内閣不信任案を可決して、総理を初め担当大臣をかえること、あるいは解散・総選挙を行うことは、震災復興をおくらせることになるのではないでしょうか。

 今回の不信任案では、菅政権への批判が著しく多く語られていましたが、自分たちならばこうするという対案が十分に示されていないのが残念であります。

 例えば、新しい内閣になれば、お盆までの全員入居を約束している仮設住宅の建設はスピードアップするのでしょうか、八月末までの住宅地周辺の除去のめどを立てている瓦れきの除去は本当にスピードアップするのでしょうか、今示している原発事故の収束の工程表が前倒し実施できるのでしょうか。

 少なくとも、内閣不信任案の提出者の方々からは、自分たちならこうするという具体的な案が見えないのは、非常に残念です。恐らく、今回の不信任案を聞き、被災者の方々も同じ不安を抱えておられるのではないでしょうか。

 逆に、内閣をかえるのではなく、この不信任案を否決し、これを一つの区切りとして、与野党が協力して震災復興をもっとスピードアップさせてほしい、これこそが被災者の切なる願いなのではないでしょうか。

 また、国際社会は、この事態をどう見ているのでしょうか。今、内閣をかえることは、いち早く支援を寄せていただいた国際社会から理解が得られるとは到底思えません。

 三つ目の疑問であります。

 私のみならず、多くの被災者が心配しているのは、万一内閣不信任案が可決された後の政権の枠組みがどうなるのかということであります。

 昨日の野党党首会談の中で、谷垣総裁は、不信任案の可決後にどういう展望を持っているのかという質問に対して、見通しが十分あるわけではないと答えたと報道されています。

 三つの疑問、つまり、なぜ今不信任案なのか、具体的な対案が見えない、今後の政権展望も全く見えない。これでは被災者に対して余りにも無責任ではないでしょうか。

 多くの国会議員の方々が被災地を訪問されたことと思います。あの山のような瓦れきを見て、今、権力闘争をやっている場合とお思いでしょうか。あの避難所の方々の姿を見て、今、内閣不信任案を可決すべきときと思われるでしょうか。御病気の方々や障害のある方々も、細々と必死の思いで命をつないでおられます。

 私も被災地を訪問し、石巻市で、瓦れきの中に大破したホームヘルパーさんの車を見かけました。あるホームヘルパーさんは、地震の直後、みずからが世話をしている介護を必要とするお年寄りを自分の車に乗せ、中学校の避難所まで必死に運転をされました。しかし、駐車場にたどり着いたときに津波にのみ込まれ、お年寄りとともに命を落とされました。

 また、南三陸町の役場では、結婚したばかりの若い女性職員が、最後まで、津波が来るから避難するようにと町内放送で呼びかけを続け、みずからは、一カ月後に御遺体が海の沖合で発見されました。私も、その職員の方が最後までアナウンスをされていた防災庁舎を先日訪れました。無残にも鉄筋の骨格だけが残った庁舎の正面玄関には、うずたかく花が添えられており、私も、ひざまずき、合掌をさせていただきました。

 また、避難所を回って話を聞く中で、地域のまとめ役であった多くの区長さんや消防団の方々が、最後まで住民に避難を呼びかけ、そのため、みずからの命を落とされたと聞きました。

 このような話を聞けば聞くほど、私は、日本人の献身的な姿を誇りに思うと同時に、今度は、最も命がけで被災地の復興に働くべきは国会議員ではないかと思うのですが、皆さん、いかがでしょうか。

 とうといとうといみずからの命を投げ出し、人命救助に取り組まれた多くの犠牲者や多くの被災者のことを思うとき、今こそ、私たち国会議員が与野党の垣根を越えて震災復興に全力で取り組むときではないでしょうか。

 今回の内閣不信任案を受けて、政府も民主党も真摯に反省すべきです。改めるべきところは大胆に改めるべきです。菅総理も、先ほどの代議士会で、復興に一定のめどがついた段階で若い世代の皆さんに責任を引き継ぎたいと、重大な決意を語られました。

 どうか、皆さん、不信任案に反対をしてください。そして、不信任案を否決してください。この採決を一つの区切りとして、被災者の生活が第一という思いのもと、与野党が一つになり、震災復興に取り組もうではありませんか。

 特に野党の皆さん、どうかよろしくお願いいたします。野党の皆さん、どうか、被災地の復興のために、今こそ力を合わせようではありませんか。どうかよろしくお願いをいたします。

 通年国会で年末まで国会を開き、速やかに二次補正を成立させようではありませんか。政治は、だれのためにあるのでしょうか。政治は、国民のためにあるのではないでしょうか。そして、政治とは、最も弱い立場の人たちのためにあるのではないでしょうか。今、この国難のときに、最も困っている被災者の方々を置き去りにするような、そんな国会であれば、私は、国会の存在意義はないと思います。

 私は、本院議員の皆さんが、被災地の一日も早い復興のためという大義を共有し、不信任案に反対されることを、心から心からお訴えをし、私の反対討論とさせていただきます。

 どうか、野党の皆さん、よろしくお願いいたします。また、民主党の皆さん、よろしくお願いいたします。(拍手)

議長(横路孝弘君) 石原伸晃君。

    〔石原伸晃君登壇〕

石原伸晃君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、菅内閣不信任決議案に賛成の立場から討論を行わせていただきます。(拍手)

 総理が、この本会議に先立つ民主党の代議士会で、この大震災の中、野党から不信任案が提出されることに、私として私に不十分なところがあったと、神妙な顔をしてしゃべられておりました。

 そう思いますと、昨日の党首討論あるいは一昨日の東日本大震災の特別委員会でも、総理は、信なくば立たずという我が党の谷垣総裁の指摘あるいは大島副総裁の指摘にも、神妙なお顔でお答えになられていた。今も総理は、神妙な顔をされている。

 しかし、これを見ている国民の皆さん方は、本当に総理が反省をしているのか、総理の顔に反省の色はないと、多くの方々が思われているのではないかと思います。

 それはなぜか。総理は、こうも申されている。一つは、大震災、まだまだ原発事故は継続中、復旧復興も、本格化、全身全霊を挙げて取り組むことを国民の皆様方にお約束すると。果たして、退陣を表明された総理がこんなことができると、被災された方々が思うでしょうか。私は、答えは、ノーだと思います。死に体内閣、無責任内閣で復旧復興ができるのかということを、本当に総理は真剣にお考えいただきたいと思います。

 延命のためには何でもやる、あの代議士会が茶番であったと後世に言われることのないように、そして、一日もただ長く長く総理をやりたかっただけだと言われることのないように、お取り組みいただきたいと申し上げさせていただきます。

 そして、他党の代議士会の話ばかりして大変恐縮なんですが、鳩山前総理がおっしゃっております。二次補正は大きな仕事が必要だと思っている、早期の編成の目途をつけていただきたい、その暁には御自身の身を捨ててほしい。前総理大臣の言葉であります。

 全く意味不明な結論を、実は、菅総理と鳩山前総理と、密談で決められたのではないですか。

 ここに、確認事項なる紙があります。

 一つ、民主党を壊さないこと。自民党政権に逆戻りさせないこと。このことは、先ほど総理も代議士会で述べられていた。東日本大震災の復興並びに被災者の救済に責任を持つこと。復興基本法案の成立。二〇一一年度二次補正予算の早期編成のめどをつけること。

 しかしながら、辞任という言葉は全くありません。ですから岡田幹事長がその後の記者会見で、総理の発言の意味は辞任をするということではない、このように申しているということを、国民の皆さん、だまされないでしっかりと見ていただきたいと思っております。

 私が申し述べさせていただきたいのは、もし鳩山前総理と菅総理のお約束が正しく履行されたならば、自分が執行しない予算をつくると言っているのに等しいわけであります。まさに無責任のきわみであります。

 平成二十三年三月十一日、日本人のすべての皆さんにとりまして、生涯忘れ得ぬ日、記憶にとどめられる日となったことは間違いのないことであります。東北地方を襲った東日本大震災によりまして、一万五千人ものとうとい命が失われ、今なお九千人近い方々が行方不明であります。震災発生からおよそ三カ月たった今日に至っても、十万人以上の方が被災生活を余儀なくされています。

 この大まかな数字も、震災特で、総理は残念ながら全く覚えていらっしゃらなかった。

 このようなときこそ、被災者の支援に、震災の復旧に、政治がリーダーシップを発揮し、国民を、日本国を力強く導いていかなければなりません。この思いは、議場にいる多くの同僚の皆様と共通の思いではないかと思います。

 今、この瞬間も、震災の被害に苦しむ国民の皆様方がいらっしゃいます。私たちには、その不安を取り除く責任があります。そして、私たちには、日本の将来を担う子供たちに、輝ける未来をつくる責任が、未来への扉を開く責任があります。

 私たちが経験したことのない大きな地震と津波によって、これまで国民の皆様方が額に汗して営々と築き上げてきた財産が、一瞬のうちに無に帰しました。そんな今だからこそ、私たちは、国民と手を携えて、未来への第一歩を踏み出さなければなりません。その思いは、主義主張、党派さえ超えることができるはずだと私は確信しております。その意味でも、これからの数カ月が、今後の日本の二十年後、三十年後を決定する大切なときでございます。

 にもかかわらず、震災復旧への取り組みは遅々として進んでいません。

 震災特で多くの方々が質問をすると、政府の皆様方は、全力でやる、一生懸命やる、検討していると。しかし、現実はどうですか。瓦れきの処理は一五%。鉄道を復旧するお金はゼロ、壊れてしまった病院を直す、こんな予算も計上されていない補正予算を通して、一カ月間、一体何を政府はしていたんでしょうか。

 なぜか。総理にリーダーシップがなくて、責任を負う覚悟がなく、明確なビジョンを示さない。ですから、皆さん方与党内で意見がまとまらない。ましてや、私たち野党に何の働きかけもない。国をまとめる指導力のない総理こそが、政治空白そのものであり、震災復旧のおくれの犯人であります。

 復旧への第一歩を踏み出すために、二十年後、三十年後の日本を決定づける政策を、私たち自民党は、新しい枠組みでつくりたい、できることならば党派を超えてつくりたい。お互いに責任を持てる新しい枠組みが必要だと思われている方々は、この議場の中に多いのではないでしょうか。そして、その最大の障害になっているのが、残念ながら、菅総理、あなたなのです。

 震災からおよそ三カ月たった今、震災、原発への初動の対応の失敗は、委員会で明らかになってまいりました。

 総理が不必要なパフォーマンスに固執し、現場は混乱をきわめました。東電の人の発言や安全委員会の委員長の発言からも明らかであります。素人が間違った指示を連発し、組織をたくさんつくって、指揮命令系統を不明確にした。まさに、会して議せず、議して決せず、決して行わずの小田原評定を繰り返したと言っても過言ではないと思います。海水注入をめぐる政府の発表は迷走を続けました。

 一事が万事、この調子であります。これでは、国民も国際社会も、一体何が本当で、何が偽りなのか、判断するすべを失い、何も信用できなくなる。震災の被害を、政治主導という名の人災が拡大しているのです。

 それでもなお、総理は、おのれの延命のためにきゅうきゅうとし、被災者の立場も顧みず、昨日も、大きな補正予算をつくります、通年国会ですと、場当たり的な発言を繰り返しております。

 こんなことはないと思いますけれども、きょうの総理の発言、一定の目途がつけば、私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、若い人にいろいろ責任を引き継いでいただきたいと思っている、このことも、まさか場当たり的な言葉ではないでしょうね。

 そんな総理でありますが、実は、今何が一番この菅政権で危険なのか。

 菅総理は、新聞の一面を飾る能力にたけていると思います。パフォーマンスもお上手だと思います。しかし、危険なことは、私たちがなぜ不信任案をここで出さざるを得なかったかという一番大事な点は、政治の最も大切な原則をないがしろに総理がされているからであります。

 それはなぜか。今からお話をさせていただきます。

 法治国家たる日本国の統治は、時の与党がどのような主義主張を唱えているか、あるいは時の総理大臣がどういう政治信条を持つかにかかわらず、私たち立法府において定められた法律のもとに、言及するならば、法律の根本たる憲法のもとに行われるべきものです。だからこそ、先ほども大島副総裁も言及されましたが、憲法六十六条に「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」と定められているのであります。

 では、菅内閣は、連帯して責任を果たしているのか。

 日本のエネルギー政策の責任者は経済産業大臣であります。その大臣に何も知らせることなく、総理は、ヨーロッパで、太陽光パネルを二〇二〇年までに一千万戸に設置するとぶち上げられました。また、電力を安定供給する見通しもないまま、発電と送電の分離を検討するとも発表されております。厚生労働大臣を蚊帳の外にして、国家戦略相・政調会長とも相談せず、年金基金の取り崩しで補正予算の財源に充てる。すべては総理の独断で行われ、内閣の一員である大臣さえ、総理会見によって初めて総理の考えを知る。これが、責任ある内閣と言えるでしょうか。

 総理の体質が最も明らかになったのが、浜岡原発の停止要請です。

 今なお収拾への道筋が見えない原発事故に対し、国民の皆様方が不安を抱くのは当然です。原発の周囲に暮らす方々のお気持ちは、察するに余りあります。しかし、日本の電力の三割が原発によって賄われていることは、紛れもない真実であります。科学的検証もないまま、やみくもに原発をとめれば、電力不足から、国民生活は混乱し、日本経済が停滞することも明らかです。

 為政者たる総理は、その現実から目を背けてはなりません。原発の停止を言うのであるならば、それにかわる代替エネルギーを一体何に求めるのか、また、その燃料を仮に化石燃料に求めるのであるとするならば、どのように調達するのか、そして、仮に電力不足になって、物を生産する生産現場、あるいは国民の生活、環境への影響がどうか、検討に検討を尽くさなければなりません。そして、その上で、なぜ浜岡原発だけとめて他の原発はとめないのか、原発の停止によって国民が受ける不利益は全体でどんなものが考えられるのか、十分に説明し、国民の皆様方の納得を得た上で発言をしなければなりません。

 一国の最高権力者が民間企業に停止を要請するなどという、不明確で、自分の責任を回避するようなやり方ではなく、必要なら、法律をこの立法府で改正し、正式な手続にのっとって停止を命令すべきであります。それが、私が心配している菅総理の危うさであります。そして、今私が話したのが、政治の、行政のあるべき姿だと思っております。

 それらの手順をすべて無視して、ゴールデンウイークの最中に、突然、記者会見で原発の停止を要請するこのやり方は、法治国家日本の総理とは思えません。国民の原発に対する不安、そしてその心のすきにつけ込んで自分の人気取りに利用する総理の姿は、共産主義の危機をあおり立て、その不安につけ込んで権力の座を掌握した独裁者ヒトラーと、どこが違うのでしょうか。

 そもそも、菅内閣の正統性は崩壊しております。民主党の皆さんがさきの総選挙で国民と約束したこと、そのほとんどが、財源の裏づけができずに、ほごにされたからであります。そのあげくの果てに、また消費税率の一〇%への引き上げなのですか。

 昨日、私どもの谷垣総裁があなたに、信なくば立たずと申しました。信なき菅総理のもとでは、必要な法律は成立せず、実行もされません。ですから私たちは、菅総理に一刻も早くやめていただきたい、体制を刷新し、協力できる体制を整えなくてはならないということで不信任案を提出させていただいたわけであります。

 私たちがなすべきことは明確であります。復旧への全面的な支援、原発への対応、そして景気浮揚のための対策。それには、まず、私たちが提案している、復旧復興に全責任を持つ復興庁をつくること。責任と権限を明確化すること。官僚機構を掌握し、十分にその能力を活用すること。実現可能で整合性のとれた確固たる政策を構築すること。

 それが総理のもとでできるならば、私たちは不信任案を出すことはありませんでした。総理の無責任さが、政治空白を生み出し、日本を混乱させているのです。一日も早く一定の目途をつけていただいて、おやめいただきたいと思います。

 我が党の大島副総裁への答弁で、総理は、集中審議の折、先ほども申し述べさせていただきましたが、批判を受けるようなことは自分の不徳のいたすところだと、神妙に答えられました。しかし、あなたは、自分の不徳が何か、全くわかっていない。あなたの不徳とは、今ここで被災して困っている人々を救わないということなのであります。

 改めて皆様方に申し上げます。

 私たちは、日本国の主権者たる国民の負託を受けて、この議場におります。私たちが責任を負うべきは、私たちが忠誠を誓うべきは、政党ではありません、国家国民であります。党派を超え、主義主張を超え、私たちは、国民に対する責任を、未来に対する責任を果たさなければなりません。

 この場の議員一人一人が、政治を志されたその原点に立ち返って、国家国民のために今私たちがなすべきことは何か、真摯にそのことと向かい合って、皆様方が御決断いただくことを期待いたし、賛成討論とさせていただきます。(拍手)

議長(横路孝弘君) 井上義久君。

    〔井上義久君登壇〕

井上義久君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりました菅内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)

 東日本大震災から間もなく三カ月になろうとしております。菅総理、あなたは、政府の対応のおくれから、今なお十万人以上の方々が避難所での生活を余儀なくされていること、また、東京電力福島第一原子力発電所の事故後の対応が、被災者はもちろん、多くの国民を不安と混乱に陥れていることを、どのように受けとめておられるのでしょうか。

 この間のあなたの言動は、常に言いわけに終始をしております。どう言いわけされようと、政治は結果責任がすべてです。大震災は、今や、すべてが後手に回るあなたの対応のまずさから、天災から人災へと、その様相を変えつつあります。

 公明党は、これ以上菅政権に復旧復興をゆだねることは、もはや、被災者、被災地のためにならないばかりか、国民の利益を損ない、国益そのものを損なうと判断せざるを得ません。

 この時期、被災者のことを考えれば、今、総理をかえるべきではないという意見があることは十分承知をしております。しかし、被災者の思いに本当にこたえ、被災者の生活を守るためには、今こそ、各界各層の力を結集し、復旧復興のスピードを上げなければなりません。そのためには、総理、もはや、一定のめどが立ったらというような余裕はありません。延命に終始するのではなく、今直ちにあなたがやめていただくことが必要であるということを、まず申し上げたいと思います。

 以下、公明党が不信任決議案に賛成する具体的な理由を述べたいと思います。

 第一に、三月十一日に発生した東日本大震災への対応です。

 この未曾有の大災害に対し、政府がまず果たすべき責任は、人命の救助、そして、被災された方々の生活支援です。ところが、菅内閣の、被災者の苦悩に寄り添うことなく、余りにも遅い対応に、怒りすら覚えます。

 発災から間もなく三カ月もたとうというのに、いまだに避難所には十万人以上の方々が暮らしておられます。厳しい環境の中で生活を余儀なくされていることに、私自身、政治に携わる一人として、まことに申しわけない思いでいっぱいでございます。

 まずは、一刻も早く仮設住宅に入っていただくことが急がれます。

 その仮設住宅への入居についても、総理は、遅くともお盆のころには希望者全員に入っていただけるようにしたいと発言をされました。ところが、国土交通大臣は、見通しは立っていないと言う。それに対して、総理は、私が強く指示すれば実現できると、私なりの見通しで言ったというものでした。

 要するに、総理の、言いわけ、根拠のない思い込みにすぎなかった。それで翻弄されるのは被災者です。たまったものではありません。総理、被災した方々の心をもてあそぶような無責任な発言は絶対に許されません。その一点を見ても、あなたは総理失格です。

 また、そんないいかげんな発言を繰り返す総理のもとで、政府自体も無責任体制になってしまった。

 総理は、震災後、緊急災害対策本部、原子力災害対策本部など、似通った組織を相次いで創設し、指揮系統の混乱を招きました。そのお粗末さには、会議ばかり乱発して肝心な決断はしない、これ以上この政権を支えるのは難しいという声が政府部内からも上がっております。

 この未曾有の国難に対し、私ども公明党は、与野党の立場を超えて協力するのは当然である、こういう思いで今日まで懸命に取り組んでまいりました。私を含めて国会議員が被災地に急行し、また、みずから被災した地方議員もその被災地にとどまり、そこから寄せられる情報をもとに、幾度となく政府に提言を行ってまいりました。

 しかし、震災発生直後の司令塔が必要だ、震災復興大臣を置くべきだとの私どもの指摘は、いまだに実現をしておりません。また、復興担当大臣の任命も、復興庁の設置も、実現をしておりません。さらに、緊急の課題である二重ローンの問題や支援の仕組みがない宅地の崩壊なども、政府内で、今もって、真剣に検討されているという様子はありません。菅内閣の対応には、生活者の苦しみ、息遣いが感じられません。

 追加の補正予算にしても、総理は、緊急に必要ならと、まるで人ごとのようでした。ところが、内閣不信任決議案に対抗するためなのか、急に、第二次補正予算案の今国会での審議や国会会期の延長を言い出しております。

 被災地、被災者に強い支援のメッセージを切れ目なく伝えるためには、第二次補正予算案を早期に編成し、今国会に提出すべきであることは、論をまちません。

 しかし、菅総理、あなたは、被災地、被災者のためではなく、またもや政権の延命のために会期延長や補正予算の編成を持ち出す。そんな総理に復旧復興を任せるわけにはまいりません。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故対応についても同様です。

 政府が責任を持って対応する気構えがないばかりか、かえって混乱に拍車をかけている。地震翌日の菅総理の現地視察が事故対応の初動を誤らせたという疑念は、今もって払拭されません。

 また、浜岡原子力発電所の操業停止も、総理が突然記者会見をし、中部電力に要請をいたしました。

 このいわゆるお願いには、総理自身も、法的根拠がないと認めておられます。操業停止を総理が決断したかのように装いながら、民間に最終判断をさせる形をとる。要するに、責任をとらないそのものでございます。

 さらに、原発事故における被災者の救済についても、政府は、必要に応じて援助するという原子力損害賠償法を隠れみのにして、矢面に立たず、救済をおくらせております。

 一昨日、東京電力は、原発事故の被災住民への仮払金の支払いを、請求があった五万世帯にほぼ終えたと言っております。しかし、出荷制限などの被害を受けた農家や漁業者への賠償金の仮払いは、ようやく始まったばかりです。

 とにかく遅過ぎます。避難は政府の指示によって行われたのです。突然、住む場所を追われ、仕事もできなくなった被災者の苦しみをわかっていない。どうやって生計を立てろというのですか、総理。被災者救済という法の趣旨を踏まえて、まずは政府が前面に立つべきです。

 原発事故対応をめぐって、菅政権は国際的にも厳しい批判を浴びております。

 四月四日の突然の放射性物質を含む汚染水の海への放出は、国際社会を唖然とさせました。韓国の金滉植首相は、事前の連絡がなかったことに、日本が無能と酷評したと伝えられております。

 東京電力福島第一原発の所長は、国際原子力機関、IAEAの調査団が来てインタビューを受ける、だから真相を明らかにしたと理由を述べております。

 説明がくるくる変わる。そして、外圧で初めて真相が明らかになる。今や、原発事故に関する政府や東京電力の説明は、国内でも信用されておりません。国際社会が疑念を持つのは当然で、日々国益を害している。そんな政権には、一刻も早く退場してもらいたい。

 さて、菅内閣不信任決議案に公明党が賛成する第二の理由は、民主党が政権交代を果たす原動力となったマニフェストの主要政策がことごとく破綻をしてしまった、国民との約束をほごにしてしまったということであります。

 例えば年金改革です。年金一元化と最低保障年金の全額税方式という民主党の年来の主張は、一体どこへ行ってしまったのでしょうか。

 公明党は、年金制度改革の政府案をまとめる前に民主党の具体的な案を示すよう求めてきましたが、民主党の案なるものは、結局、最低保障年金の支給対象となる所得水準も明記されず、新たな年金制度への移行にかかる期間も示されませんでした。

 要するに、民主党の案なるものは、絵にかいたもちですらなかった。これ一つとっても、民主党は、期待感だけ持たせて、国民をだましてきたことが明らかになっております。

 政治と金の問題もそうです。総理自身の外国人からの献金問題を初め、党首脳をめぐるたび重なる政治と金の問題について、国民に対する説明責任は、今もって果たされておりません。

 民主党は、二〇〇九年、一〇年のマニフェストに企業・団体献金の禁止を掲げていました。その約束は一体どうなったんでしょうか。一体、いつやるんでしょうか。

 考えてみれば、民主党は、昨年、党として自粛していた企業・団体献金の受け入れを再開したというのですから、もともとやる気がなかったと断じざるを得ません。

 民主党が華々しくぶち上げた、官僚に依存しない政治主導はどうなったんでしょうか。その目玉だったはずの政治主導確立法案を、提出者である政府みずからが取り下げてしまったのは、一体どういうわけなんでしょうか。国家戦略室を局に格上げすることを柱とする法案は、枝野官房長官の言葉をかりれば、この政権の大きな柱の一つだったのではないでしょうか。

 また、官僚の国会答弁禁止などを盛り込んだ、民主党提出の国会法改正案も撤回してしまいました。

 総理が、民主党政権の基本となる政策とまで言った政治主導の理念がいかにいいかげんなものかを示す証左と断じざるを得ません。

 また、菅政権は、三月末、民主党マニフェストの一丁目一番地と言っていた子ども手当法案も撤回してしまいました。

 公約の柱を次々といとも簡単に撤回し、国民に何の説明もしない。これでは、政権政党の資格放棄も同然と言わざるを得ません。

 菅内閣の経済運営に目を転じても、菅総理が政権の座に着いてから、果たして経済は好転したんでしょうか。

 東日本大震災の発災によって日本経済の状況は一変しましたが、発災前を振り返れば、例えば、昨年の急激な円高に対する菅内閣の対応の鈍さを初め、司令塔不在で、経済政策は遅々として進んでおりません。その結果、雇用情勢も、特に新卒者の内定率に象徴されるように、深刻な状況が依然として続いております。デフレの解消も、いまだ展望が見えません。

 かつて、総理は、声高に、一に雇用、二に雇用、三に雇用と叫んでおられました。しかし、実態は、何も進んでいないのではないでしょうか。

 口先だけで、未来への展望もない菅総理には、適切な経済運営を任せられないのであります。

 総理、あなたの政権運営は、国民への誠意もなく、リーダーシップは地に落ち、政策の整合性もないことは、もはや明らかです。私たち公明党は、こうした総理のリーダーシップの欠如を厳しく問わなければなりません。また、これ以上菅政権に東日本大震災の復旧復興をゆだねることは、決して被災者の思いに沿うものではなく、国益も損なわれていくことを看過することはできません。

 私ども公明党は、国政の一端を担う野党の責任として、もはや菅政権に今後の政権運営を任せることは許されないと決断をいたしました。総理、今やあなたが東日本大震災からの復旧復興の大きな足かせになってしまっていることに気づくべきであります。

 この際、今直ちに潔く身を引くことが、政治家としてのあなたの身を飾る唯一の道であることを申し上げ、菅内閣不信任決議案に賛成する討論といたします。(拍手)

議長(横路孝弘君) 柿澤未途君。

    〔柿澤未途君登壇〕

柿澤未途君 私は、みんなの党を代表して、菅内閣不信任決議案に賛成の立場から討論をいたします。(拍手)

 信任とは、信じて任せると書きます。菅総理に、未曾有の国難にある今、この国のかじ取りを信じて任せることができるか、それが問われております。私は、今となっては、菅総理に、この国を信じて任せるわけにはいかないと言わざるを得ないと思っております。

 この間、私は、予算委員会、震災復興特別委員会の場でさまざまな警鐘を鳴らしてきました。

 菅総理、あなたは、原発事故の発生当初からメルトダウンがわかっていたはずです。海水注入の際、だれ一人心配していなかった再臨界の可能性を一人で心配していたことから、炉心溶融の可能性を認識していたことは明らかです。なのに、なぜ、その日の与野党党首会談で、メルトダウンの可能性を問う渡辺喜美代表に、メルトダウンはしていませんと断言したんですか。その可能性を認識しながら、国民を欺くうそをなぜついたんでしょうか。

 菅総理のそのような危機の過小評価が一体何をもたらしたのでしょうか。

 放射性物質拡散シミュレーションSPEEDIや放射線モニタリングの測定結果によって、大量の放射性物質が北西方向に飛散し、二十キロ、三十キロの同心円状の避難区域では対応できないということが、あなたには早い段階でわかっていたはずであります。

 三月二十日に公表された放射線モニタリングの数値は、三十キロ圏外の地点でも毎時百三十マイクロシーベルト、年換算で千ミリシーベルトにもなる、極めて高い数値を示していました。そして、IAEAからは、四十キロ圏の飯舘村で高い値の放射性物質が検出されたとして、住民を避難させるべきだと勧告されていたのです。にもかかわらず、政府はそれを拒否し続けたのであります。

 その後も政府は同心円状の避難区域にこだわり続け、実際の放射線量の高まりに応じた計画的避難区域の設定に至ったのは、一カ月以上もたった四月二十二日。それから実際の避難に至るまで、さらに一カ月かかっています。その間、実に二カ月間にわたって、大量の放射性物質が飛散する中、何万人もの住民をそのまま放置したんです。わかっていたにもかかわらず、高い被曝リスクの中に住民を放置したことは、決して許されることではありません。

 菅総理、なぜ、あなたは、二カ月間の長きにわたって住民を放置したんですか。危険な状況にある住民を、わかっていながら、なぜ避難させなかったのですか。

 避難区域をどう設定するかは、原子力災害対策特別措置法に基づく、内閣総理大臣の権限であります。住民の生命と健康を危険にさらした責任は、間違いなく、菅総理、あなたにあるのです。

 経済財政政策の面からも、菅内閣を信任することはできません。

 この局面で、財政制約を理由に大胆な資金を投じることがなかったら、東日本の復興はできなくなります。そして、復興を通じた日本経済の復活も夢と消えてしまいます。かねてから申し上げてきた、国債整理基金特別会計の定率繰り入れ停止による十兆円の財源、そして、財政法五条ただし書きを活用した国債の日銀引き受けを活用して、数十兆円規模の復興予算を組み、あわせて、潤沢な通貨供給によるデフレ脱却を目指すべきであります。

 にもかかわらず、菅内閣のやっていることは一体何ですか。一次補正の四兆円で当面は事足れりとして、早々に国会を閉じてしまおうとしたではありませんか。追い詰められてから、今ごろになって通年国会を主張してみたって、だれがそれを信用するというのでしょうか。

 一―三月期のGDPは年率換算で三・七%の大幅減、物価の動きを示すGDPデフレーターはマイナス一・九%、過去最大の下げ幅であります。震災とデフレが日本経済をさらに痛めつけていることは明らかです。

 その中で、与謝野大臣は、日銀に注文することは何一つない、正しい政策をとっている、そんなふうに胸を張っています。そして、政府は、復興税という名の増税、税と社会保障の一体改革という名の消費税増税に突き進もうとしているではありませんか。

 民主党にもデフレ脱却議員連盟があり、約百人の参加者がいると聞いております。超党派の議員連盟、増税によらない復興財源を求める会にも参加される用意のある議員がたくさんいらっしゃると聞いております。その皆さんにお伺いをいたします。

 今の菅総理、そして与謝野大臣の経済財政政策で、日本経済が復活するんですか。東日本の復興が果たせるんですか。ノーだと言うなら、皆さんのとるべき投票行動は、おのずから明らかだと思います。

 正しくない政策を掲げ、しかも、それを実現できず、さらに、都合によってぶれ続け、今や、何がしたいのかさっぱりわからなくなっているこの菅民主党政権に、これ以上任せるわけにはいきません。我々とは、根本的に、何をやるかのアジェンダが違うのであります。

 私たちみんなの党は、覚悟を持って内閣不信任案に賛成し、私たちの掲げる正しい政策が実行できる新たな政治体制の確立に向けて一身を賭して行動することを国民の皆さんにお誓い申し上げて、討論といたします。(拍手)

議長(横路孝弘君) これにて討論は終局いたしました。

    ―――――――――――――

議長(横路孝弘君) 採決いたします。

 この採決は記名投票をもって行います。

 本決議案に賛成の諸君は白票、反対の諸君は青票を持参されることを望みます。――議場閉鎖。

 氏名点呼を命じます。

    〔参事氏名を点呼〕

    〔各員投票〕

議長(横路孝弘君) 投票漏れはありませんか。――投票漏れなしと認めます。投票箱閉鎖。開票。――議場開鎖。

 投票を計算させます。

    〔参事投票を計算〕

議長(横路孝弘君) 投票の結果を事務総長から報告させます。

    〔事務総長報告〕

 投票総数 四百四十五

  可とする者(白票)       百五十二

  否とする者(青票)      二百九十三

議長(横路孝弘君) 右の結果、菅内閣不信任決議案は否決されました。(拍手)

    ―――――――――――――

谷垣禎一君外十名提出菅内閣不信任決議案を可とする議員の氏名

松木けんこう君   横粂  勝仁君   あべ  俊子君   安倍  晋三君

逢沢  一郎君   赤澤  亮正君   秋葉  賢也君   麻生  太郎君

甘利   明君   井上  信治君   伊東  良孝君   伊吹  文明君

石田  真敏君   石破   茂君   石原  伸晃君   稲田  朋美君

今津   寛君   今村  雅弘君   岩屋   毅君   江渡  聡徳君

江藤   拓君   遠藤  利明君   小里  泰弘君   小野寺 五典君

小渕  優子君   大島  理森君   大野  功統君   加藤  勝信君

加藤  紘一君   梶山  弘志君   金子  一義君   金子  恭之君

金田  勝年君   鴨下  一郎君   川崎  二郎君   河井  克行君

河村  建夫君   木村  太郎君   岸田  文雄君   北村  茂男君

北村  誠吾君   小池 百合子君   小泉 進次郎君   古賀   誠君

後藤田 正純君   河野  太郎君   高村  正彦君   近藤 三津枝君

佐田 玄一郎君   佐藤   勉君   齋藤   健君   坂本  哲志君

塩崎  恭久君   塩谷   立君   柴山  昌彦君   下村  博文君

新藤  義孝君   菅   義偉君   菅原  一秀君   田中  和徳君

田野瀬良太郎君   田村  憲久君   平   将明君   高市  早苗君

高木   毅君   竹下   亘君   竹本  直一君   武田  良太君

武部   勤君   橘  慶一郎君   棚橋  泰文君   谷   公一君

谷垣  禎一君   谷川  弥一君   谷畑   孝君   徳田   毅君

中川  秀直君   中谷   元君   中村 喜四郎君   永岡  桂子君

長島  忠美君   長勢  甚遠君   二階  俊博君   丹羽  秀樹君

西野 あきら君   西村  康稔君   額賀 福志郎君   野田  聖子君

野田   毅君   馳    浩君   浜田  靖一君   林   幹雄君

平井 たくや君   平沢  勝栄君   福井   照君   福田  康夫君

古川  禎久君   古屋  圭司君   保利  耕輔君   細田  博之君

町村  信孝君   松浪  健太君   松野  博一君   松本   純君

三ッ矢 憲生君   宮腰  光寛君   村上 誠一郎君   村田  吉隆君

望月  義夫君   茂木  敏充君   森   英介君   森   喜朗君

森山   裕君   柳本  卓治君   山口  俊一君   山本  公一君

山本  幸三君   山本   拓君   山本  有二君   吉野  正芳君

赤松  正雄君   井上  義久君   池坊  保子君   石井  啓一君

石田  祝稔君   稲津   久君   漆原  良夫君   江田  康幸君

遠藤  乙彦君   大口  善徳君   佐藤  茂樹君   斉藤  鉄夫君

坂口   力君   高木 美智代君   高木  陽介君   竹内   譲君

遠山  清彦君   富田  茂之君   西   博義君   東   順治君

古屋  範子君   浅尾 慶一郎君   江田  憲司君   柿澤  未途君

山内  康一君   渡辺  喜美君   園田  博之君   平沼  赳夫君

城内   実君   衛藤 征士郎君   中島  正純君   鳩山  邦夫君

否とする議員の氏名

安住   淳君   阿久津 幸彦君   阿知波 吉信君   相原  史乃君

青木   愛君   赤松  広隆君   浅野  貴博君   東   祥三君

網屋  信介君   荒井   聰君   五十嵐 文彦君   井戸 まさえ君

池田  元久君   石井   章君   石井 登志郎君   石毛 えい子君

石関  貴史君   石田  勝之君   石田  三示君   石津  政雄君

石森  久嗣君   石山  敬貴君   泉   健太君   磯谷 香代子君

市村 浩一郎君   糸川  正晃君   稲富  修二君   稲見  哲男君

今井  雅人君   打越 あかし君   生方  幸夫君   江端  貴子君

枝野  幸男君   小川  淳也君   小沢  鋭仁君   小野塚 勝俊君

小原   舞君   緒方 林太郎君   大泉 ひろこ君   大串  博志君

大島   敦君   大谷   啓君   大谷  信盛君   大西  健介君

大西  孝典君   大畠  章宏君   大山  昌宏君   逢坂  誠二君

岡田  克也君   岡田  康裕君   岡本  英子君   岡本  充功君

奥田   建君   奥野 総一郎君   奥村  展三君   加藤   学君

加藤  公一君   鹿野  道彦君   海江田 万里君   柿沼  正明君

梶原  康弘君   勝又 恒一郎君   金森   正君   神山  洋介君

川内  博史君   川口   浩君   川口   博君   川越  孝洋君

川端  達夫君   川村 秀三郎君   菅   直人君   木村たけつか君

吉良  州司君   城井   崇君   黄川田  徹君   菊田 真紀子君

菊池長右ェ門君   岸本  周平君   北神  圭朗君   京野  公子君

工藤  仁美君   櫛渕  万里君   楠田  大蔵君   沓掛  哲男君

熊谷  貞俊君   熊田  篤嗣君   黒岩  宇洋君   桑原   功君

玄葉 光一郎君   小泉  俊明君   小平  忠正君   小林  興起君

小林  正枝君   小宮山 泰子君   小宮山 洋子君   小室  寿明君

小山  展弘君   古賀  一成君   後藤   斎君   後藤  祐一君

郡   和子君   近藤  和也君   近藤  昭一君   近藤  洋介君

佐々木 隆博君   斉木  武志君   斉藤   進君   齋藤   勁君

斎藤やすのり君   坂口  岳洋君   阪口  直人君   笹木  竜三君

階    猛君   篠原   孝君   柴橋  正直君   下条  みつ君

城島  光力君   白石  洋一君   神風  英男君   首藤  信彦君

末松  義規君   杉本 かずみ君   菅川   洋君   鈴木  克昌君

仙谷  由人君   園田  康博君   空本  誠喜君   田島  一成君

田嶋   要君   田名部 匡代君   田中けいしゅう君   田中 美絵子君

田村  謙治君   平   智之君   高井  崇志君   高井  美穂君

高木  義明君   高野   守君   高橋  昭一君   高橋  英行君

高松  和夫君   高邑   勉君   高山  智司君   滝    実君

竹田  光明君   武正  公一君   橘   秀徳君   玉木  朝子君

玉木 雄一郎君   玉城 デニー君   玉置  公良君   樽床  伸二君

中後   淳君   津川  祥吾君   津島  恭一君   津村  啓介君

辻    惠君   辻元  清美君   筒井  信隆君   手塚  仁雄君

寺田   学君   道休 誠一郎君   富岡  芳忠君   豊田 潤多郎君

中井   洽君   中川   治君   中川  正春君   中島  政希君

中津川 博郷君   中塚  一宏君   中根  康浩君   中野  寛成君

中野   譲君   中野渡 詔子君   中林 美恵子君   中屋  大介君

中山  義活君   仲野  博子君   永江  孝子君   長尾   敬君

長島  昭久君   長島  一由君   長妻   昭君   長安   豊君

仁木  博文君   西村 智奈美君   野木   実君   野田  国義君

野田  佳彦君   羽田   孜君   萩原   仁君   橋本  清仁君

橋本  博明君   橋本   勉君   畑   浩治君   鉢呂  吉雄君

初鹿  明博君   鳩山 由紀夫君   花咲  宏基君   浜本   宏君

早川 久美子君   原口  一博君   伴野   豊君   樋口  俊一君

樋高   剛君   平岡  秀夫君   平野  博文君   平山  泰朗君

福嶋 健一郎君   福島  伸享君   福田  昭夫君   福田 衣里子君

藤井  裕久君   藤田  一枝君   藤田  大助君   藤田  憲彦君

藤村   修君   古川  元久君   古本 伸一郎君   細川  律夫君

細野  豪志君   本多  平直君   馬淵  澄夫君   前原  誠司君

牧   義夫君   牧野  聖修君   松岡  広隆君   松崎  公昭君

松崎  哲久君   松野  頼久君   松原   仁君   松宮   勲君

松本  大輔君   松本  剛明君   松本   龍君   三日月 大造君

三谷  光男君   三村  和也君   三井  辨雄君   水野  智彦君

皆吉  稲生君   宮崎  岳志君   宮島  大典君   向山  好一君

村井  宗明君   村上  史好君   村越  祐民君   室井  秀子君

本村 賢太郎君   森岡 洋一郎君   森本  和義君   森本  哲生君

森山  浩行君   矢崎  公二君   谷田川  元君   柳田  和己君

山尾 志桜里君   山岡  賢次君   山岡  達丸君   山口  和之君

山口   壯君   山崎  摩耶君   山崎   誠君   山田  正彦君

山田  良司君   山井  和則君   山花  郁夫君   山本  剛正君

湯原  俊二君   柚木  道義君   与謝野  馨君   横光  克彦君

横山  北斗君   吉川  政重君   吉田   泉君   吉田 おさむ君

吉田  公一君   吉田  統彦君   笠   浩史君   和嶋  未希君

和田  隆志君   若井  康彦君   若泉  征三君   鷲尾 英一郎君

渡辺 浩一郎君   渡辺   周君   渡辺  義彦君   渡部  恒三君

亀井  静香君   下地  幹郎君   田中  康夫君   松下  忠洋君

土肥  隆一君

     ――――◇―――――

議長(横路孝弘君) 本日は、これにて散会いたします。

    午後三時二十五分散会

     ――――◇―――――

 出席国務大臣

       内閣総理大臣  菅  直人君

       総務大臣    片山 善博君

       法務大臣    江田 五月君

       外務大臣    松本 剛明君

       財務大臣    野田 佳彦君

       文部科学大臣  高木 義明君

       厚生労働大臣  細川 律夫君

       農林水産大臣  鹿野 道彦君

       経済産業大臣  海江田万里君

       国土交通大臣  大畠 章宏君

       環境大臣    松本  龍君

       防衛大臣    北澤 俊美君

       国務大臣    枝野 幸男君

       国務大臣    玄葉光一郎君

       国務大臣    自見庄三郎君

       国務大臣    中野 寛成君

       国務大臣    与謝野 馨君

       国務大臣    蓮   舫君


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