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第6号 平成16年3月26日(金曜日)

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平成十六年三月二十六日(金曜日)

    午後零時十三分開議

 出席委員

   委員長 柳本 卓治君

   理事 塩崎 恭久君 理事 下村 博文君

   理事 森岡 正宏君 理事 与謝野 馨君

   理事 佐々木秀典君 理事 永田 寿康君

   理事 山内おさむ君 理事 漆原 良夫君

      小西  理君    左藤  章君

      鈴木 恒夫君    中野  清君

      早川 忠孝君    原田 令嗣君

      保利 耕輔君    松島みどり君

      水野 賢一君    森山 眞弓君

      保岡 興治君    柳澤 伯夫君

      山際大志郎君    泉  房穂君

      稲見 哲男君    鎌田さゆり君

      河村たかし君    小林千代美君

      小宮山洋子君    辻   惠君

      松野 信夫君    山花 郁夫君

      笠  浩史君    上田  勇君

      富田 茂之君    川上 義博君

    …………………………………

   法務大臣         野沢 太三君

   法務副大臣        実川 幸夫君

   法務大臣政務官      中野  清君

   法務委員会専門員     横田 猛雄君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月二十六日

 辞任         補欠選任

  佐藤  勉君     原田 令嗣君

  桜井 郁三君     鈴木 恒夫君

  枝野 幸男君     稲見 哲男君

  加藤 公一君     山花 郁夫君

  中井  洽君     笠  浩史君

同日

 辞任         補欠選任

  鈴木 恒夫君     桜井 郁三君

  原田 令嗣君     佐藤  勉君

  稲見 哲男君     枝野 幸男君

  山花 郁夫君     加藤 公一君

  笠  浩史君     中井  洽君

    ―――――――――――――

三月二十四日

 成人重国籍の容認に関する請願(首藤信彦君紹介)(第一一七六号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律案(内閣提出第七〇号)


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     ――――◇―――――

柳本委員長 これより会議を開きます。

 内閣提出、判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律案を議題といたします。

 趣旨の説明を聴取いたします。野沢法務大臣。

    ―――――――――――――

 判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律案

    〔本号末尾に掲載〕

    ―――――――――――――

野沢国務大臣 判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。

 我が国においては、内外の社会経済情勢の変化に伴い、司法の果たすべき役割がより重要なものとなり、司法に対する多様かつ広範な国民の要請にこたえることのできる広くかつ高い識見を備えた裁判官及び検察官が求められております。この法律案は、このような状況にかんがみ、判事補及び検事について、その経験多様化のための方策の一環として、一定期間その官を離れ、弁護士となってその職務を経験するために必要な措置を講ずることにより、判事補及び検事が弁護士としての職務を経験することを通じて、裁判官及び検察官としての能力及び資質の一層の向上並びにその職務の一層の充実を図ることを目的とするものであります。

 以下、法律案の内容につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 第一に、最高裁判所または法務大臣は、それぞれ判事補または検事の同意を得て、当該判事補または検事が弁護士となってその職務を行うものとすることができることとし、この場合においては、最高裁判所は当該判事補を裁判所事務官に、法務大臣は当該検事を法務省に属する官職にそれぞれ任命するものとしております。

 第二に、弁護士の職務を行う期間は、原則として二年を超えることができないものとしております。

 第三に、弁護士の職務を行う者は、受け入れ先の弁護士法人または弁護士との間で雇用契約を締結し、弁護士の業務に従事するものとしております。

 第四に、弁護士の職務を行う者は、裁判所事務官等としての身分を保有するが、その職務に従事せず、その給与を支給しないものとしております。

 第五に、弁護士の職務を行う者の服務、及び弁護士の職務を行う者に関する国家公務員共済組合法等の特例等について所要の規定を置いております。

 以上が、この法律案の趣旨であります。

 何とぞ、慎重に御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。

柳本委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。

 次回は、来る三十日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十六分散会


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