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第5号 平成13年3月29日(木曜日)

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平成十三年三月二十九日(木曜日)

    午前九時四十三分開議

 出席委員

   委員長 赤羽 一嘉君

   理事 小野 晋也君 理事 田中 和徳君

   理事 萩山 教嚴君 理事 宮本 一三君

   理事 奥田  建君 理事 古川 元久君

   理事 西  博義君 理事 山田 正彦君

      岩永 峯一君    大木  浩君

      大島 理森君    岸田 文雄君

      佐田玄一郎君    坂本 剛二君

      阪上 善秀君    高木  毅君

      武部  勤君    西川 京子君

      林田  彪君    菱田 嘉明君

      堀之内久男君    三ッ林隆志君

      山本 幸三君    吉田 幸弘君

      後藤  斎君    武正 公一君

      津川 祥吾君    中津川博郷君

      中村 哲治君    藤村  修君

      前田 雄吉君    牧  義夫君

      牧野 聖修君    三村 申吾君

      河合 正智君    黄川田 徹君

      佐藤 公治君    塩川 鉄也君

      春名 直章君    金子 哲夫君

    …………………………………

   国務大臣

   (防災担当大臣)     伊吹 文明君

   内閣府副大臣       坂井 隆憲君

   衆議院調査局第三特別調査

   室長           柴田 寛治君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月二十九日

 辞任         補欠選任

  岩倉 博文君     岩永 峯一君

  谷畑  孝君     坂本 剛二君

  原田昇左右君     佐田玄一郎君

  松下 忠洋君     菱田 嘉明君

  黄川田 徹君     佐藤 公治君

  藤木 洋子君     春名 直章君

  菅野 哲雄君     金子 哲夫君

同日

 辞任         補欠選任

  岩永 峯一君     岩倉 博文君

  佐田玄一郎君     原田昇左右君

  坂本 剛二君     谷畑  孝君

  菱田 嘉明君     松下 忠洋君

  佐藤 公治君     黄川田 徹君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 委員派遣承認申請に関する件

 災害対策に関する件(平成十三年芸予地震被害状況)






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     ――――◇―――――

赤羽委員長 これより会議を開きます。

 議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。

 このたびの平成十三年芸予地震による被害でお亡くなりになられた方々に対し、哀悼の意を表し、衷心より御冥福をお祈り申し上げます。また、被災者の皆様にも心からお見舞いを申し上げます。

 これより、お亡くなりになられた方々に対し、黙祷をささげたいと存じます。

 全員御起立願います。――黙祷。

    〔総員起立、黙祷〕

赤羽委員長 黙祷を終わります。御着席ください。

     ――――◇―――――

赤羽委員長 それでは、議事に入ります。

 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、平成十三年芸予地震による被害状況について、政府から説明を聴取いたします。伊吹防災担当大臣。

伊吹国務大臣 平成十三年芸予地震につきまして、お手元に資料を配付してございますが、その内容、政府の対応等について御報告を申し上げます。

 三月二十四日十五時二十八分ごろ、安芸灘を震源とするマグニチュード六・四の地震が発生し、広島県の河内町、大崎町及び熊野町で震度六弱が観測されました。

 まず、広島、愛媛両県の二名の亡くなられました方、御遺族に哀悼の意を表し、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

 今回の地震による被害は、死者二名、負傷者二百十七名、住居の全壊十四棟、半壊五十六棟、一部損壊は八千棟を超え、公共建物四棟、文教施設七百六十五カ所に被害が生じています。水道断水は、ピーク時に約四万八千戸に上りました。

 政府としては、当日十六時に官邸対策室を設置し、また、総理大臣臨時代理たる官房長官も出席の上、関係省庁の局長級職員から成る緊急参集チーム会議を開催いたしました。

 ロシア訪問中の森総理大臣にも連絡をとり、総理からは、被害の実態の把握に全力を挙げ、対応に万全を期すようにとの御指示がありました。

 官房長官と広島県、愛媛県の両県知事との電話連絡による情報の把握を行いました。また、内閣府では、災害対策関係省庁連絡会議を開催し、政府の情報を共有するとともに、現地との連絡を強化するため、内閣府の職員三名を直ちに広島県に派遣いたしました。

 現地からの情報等で被害が拡大していないことから、同日十九時をもって対策室を連絡室とし、二十六日十七時には官邸連絡室を閉鎖し、以降は、内閣府で情報収集、復旧対策を中心に対応することといたしております。

 翌三月二十五日、坂井内閣府副大臣等を広島県に派遣し、現地の被害状況を調査するともに、広島県知事、広島市長、呉市長等から被害状況等の報告と地元の要望を承ってまいりました。

 なお、その際、復旧の大宗を占めます国土交通省の今村大臣政務官を同行させております。

 電気、水道、ガス、道路等にも被害が発生し、新幹線等の鉄道も一時運休をいたしました。また、呉市等への水の緊急供給は、自衛隊の災害派遣の協力により円滑に実施されました。三月二十八日現在、一部の道路等を除き、おおむね応急復旧は完了しております。全体としては、おおむね日常生活は安定しているものと思われます。

 なお、本日、この地震の被害調査のため、山崎内閣府大臣政務官を団長とし、関係の各省庁職員から成る政府調査団を広島、愛媛の両県に派遣をいたしております。

 今後、二次災害の防止等警戒体制に万全を期すとともに、関係の県や市町村からの要望や災害の実態を踏まえ、復旧を速やかに進める必要があり、政府一体となって取り組みたいと思っております。

 赤羽委員長初め理事、委員各先生の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願いして、御報告といたします。

赤羽委員長 これにて説明は終わりました。

    ―――――――――――――

赤羽委員長 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。

 平成十三年芸予地震被害状況調査のため、委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

赤羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 なお、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

赤羽委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時四十九分散会






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