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第5号 平成17年3月25日(金曜日)

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平成十七年三月二十五日(金曜日)

    午前十一時二十分開議

 出席委員

   委員長 西村 真悟君

   理事 佐藤 剛男君 理事 斉藤斗志二君

   理事 福井  照君 理事 三ッ林隆志君

   理事 小平 忠正君 理事 小林 憲司君

   理事 松原  仁君 理事 石田 祝稔君

      伊藤信太郎君    石崎  岳君

      小坂 憲次君    近藤 基彦君

      左藤  章君    竹下  亘君

      西村 明宏君    西村 康稔君

      西銘恒三郎君    原田 令嗣君

      保坂  武君    宮下 一郎君

      森  英介君    山本  拓君

      吉野 正芳君    一川 保夫君

      大島  敦君    菊田まきこ君

      楠田 大蔵君    下条 みつ君

      高井 美穂君    橋本 清仁君

      村井 宗明君    和田 隆志君

      赤羽 一嘉君    白保 台一君

      塩川 鉄也君

    …………………………………

   国務大臣

   (防災担当)       村田 吉隆君

   内閣府副大臣       林田  彪君

   内閣府大臣政務官     江渡 聡徳君

   衆議院調査局第三特別調査室長           五十島幸男君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月二十五日

 辞任         補欠選任

  江藤  拓君     西銘恒三郎君

  大野 松茂君     石崎  岳君

  三ッ矢憲生君     西村 康稔君

  黄川田 徹君     楠田 大蔵君

  岸本  健君     橋本 清仁君

  津川 祥吾君     高井 美穂君

  前田 雄吉君     大島  敦君

  高橋千鶴子君     塩川 鉄也君

同日

 辞任         補欠選任

  石崎  岳君     大野 松茂君

  西村 康稔君     三ッ矢憲生君

  西銘恒三郎君     江藤  拓君

  大島  敦君     前田 雄吉君

  楠田 大蔵君     黄川田 徹君

  高井 美穂君     津川 祥吾君

  橋本 清仁君     岸本  健君

  塩川 鉄也君     石井 郁子君

    ―――――――――――――

三月二十五日

 生活再建支援法に関する請願(泉房穂君紹介)(第六〇二号)

 同(土井たか子君紹介)(第六〇九号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 委員派遣承認申請に関する件

 災害対策に関する件(福岡県西方沖を震源とする地震による被害状況)


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     ――――◇―――――

西村委員長 これより会議を開きます。

 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、福岡県西方沖を震源とする地震について、政府から説明を聴取いたします。村田防災担当大臣。

村田国務大臣 福岡県西方沖を震源とする地震につきまして報告いたします。

 まず、今回の災害によってお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。

 三月二十日午前十時五十三分ころ、福岡県西方沖を震源とするマグニチュード七・〇の地震が発生しました。この地震により、福岡県福岡市、前原市、佐賀県みやき町で震度六弱が観測されました。

 被害状況でありますが、昨日の時点で、死者一人、負傷者七百六十七人、全壊三十四棟、半壊五十八棟などとなっております。玄界島ではほとんどの方が島外へ避難されるなど、最大で約三千人の方が避難所に避難されておりました。

 ライフラインにつきましては、九州電力管内で約二千六百戸が停電したほか、ガス、水道は、それぞれ八十八戸、八百四十八戸が供給停止となっておりましたが、玄界島内の二百四十三戸で水道が停止中であるのを除き、復旧しております。

 さらに、福岡市内のビルで窓ガラスが飛散し、ブロック塀が倒壊するとともに、農林水産業施設、文教施設、社会福祉施設につきましても被害が生じております。

 次に、政府の対応でありますが、災害発生に伴い、直ちに関係省庁の局長等による緊急参集チームが官邸の危機管理センターに参集し、情報収集に当たるとともに、自衛隊、警察広域緊急援助隊、緊急消防援助隊等を被災地に派遣いたしました。また、当日夕刻には、林田内閣府副大臣を長とする政府調査団を編成し、玄界島等被災地の被害状況を調査しました。

 なお、発災当日中に福岡市に対して災害救助法が適用されております。

 二十四日には、私自身、被災地に赴き、玄界島の家屋倒壊状況等を視察するとともに、避難所に避難されている方々を激励してまいりました。実際に現地の状況を目の当たりにいたしまして、今回の地震による被害の大きさを改めて認識するとともに、早期帰島対策の重要性を感じた次第であります。

 視察の中で、被災された福岡県及び福岡市から要望がございましたが、玄界島の地域性等を踏まえますと、応急仮設住宅の早期建設と漁業の早期再開が特に重要であると考えております。今後、自治体と密接な連携をとりつつ、これらを含めた被災地の速やかな復旧対策について、政府を挙げて取り組むよう、私からも指示したところであります。

 政府といたしましては、被災された方々が一日も早く安心した生活に戻ることができるよう全力を尽くしてまいる所存であります。

 以上、報告させていただきます。

西村委員長 以上で説明は終わりました。

    ―――――――――――――

西村委員長 この際、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。

 福岡県西方沖を震源とする地震による被害状況等調査のため、福岡県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

西村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

西村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時二十四分散会


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