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第2号 平成19年8月10日(金曜日)

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平成十九年八月十日(金曜日)

    午前十一時四十分開議

 出席委員

   委員長 木村 義雄君

   理事 秋葉 賢也君 理事 小坂 憲次君

   理事 谷  公一君 理事 平井たくや君

   理事 宮下 一郎君 理事 土肥 隆一君

   理事 長安  豊君 理事 古屋 範子君

      小川 友一君    小里 泰弘君

      岡本 芳郎君    金子 恭之君

      坂井  学君    平  将明君

      高鳥 修一君    長島 忠美君

      丹羽 秀樹君    西村 明宏君

      林   潤君    林田  彪君

      平口  洋君    保坂  武君

      三ッ矢憲生君    村田 吉隆君

      盛山 正仁君    森  英介君

      黄川田 徹君    菊田真紀子君

      小平 忠正君    田村 謙治君

      伴野  豊君    高橋千鶴子君

      日森 文尋君

    …………………………………

   衆議院調査局第三特別調査室長           吉宮 孝治君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 災害対策に関する件

 派遣委員からの報告聴取


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     ――――◇―――――

木村委員長 これより会議を開きます。

 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、昨九日、平成十九年新潟県中越沖地震による被害状況等調査のため、新潟県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。

 派遣委員は、自由民主党・無所属会の秋葉賢也君、谷公一君、宮下一郎君、民主党・無所属クラブの土肥隆一君、長安豊君、公明党の古屋範子君、日本共産党の高橋千鶴子君、社会民主党・市民連合の日森文尋君、そして私、木村義雄の九名であります。

 また、自由民主党・無所属会の長島忠美君、民主党・無所属クラブの菊田真紀子君、西村智奈美君が現地参加されました。

 まず、今般の地震及び被害の概要についてでありますが、去る七月十六日午前十時十三分ごろ、新潟県上中越沖を震源とするマグニチュード六・八の地震が発生し、柏崎市等で最大震度六強が観測されました。この地震により、多くの人命が失われたほか、住宅、ライフライン、柏崎刈羽原子力発電所などに大きな被害が発生いたしました。

 この災害により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に対し衷心よりお見舞いを申し上げます。

 それでは、調査の概要について御報告申し上げます。

 まず、柏崎市民プラザにおいて、泉田新潟県知事、会田柏崎市長を初めとする関係者から、被害状況等の説明を聴取するとともに、被災者の生活再建支援の充実、激甚災害法の適用措置の拡大、原子力発電所の安全確保などについて要望を受けました。

 新潟県の主な被害状況は、八月八日現在で、死者十一名、重軽傷者千九百五十七名、住宅の全壊千百九棟、半壊三千二十六棟などとなっており、今なお千名に近い方々が避難生活を送っておられるとのことであります。

 次に、同市内の被災地を視察いたしました。

 まず、東本町の家屋倒壊現場を視察いたしました。東本町では多くの建物が倒壊するなど甚大な被害を受けました。視察時には、いまだに傾いた家屋や瓦れきと化した家屋も見受けられるものの、着々と復旧作業が進められておりました。

 次に、避難所となっている柏崎小学校を訪問し、暑い中で不自由な避難生活を送っておられる被災者の方々にお見舞いを申し上げ、激励してまいりました。

 次に、潮風公園多目的広場で建設が進められている応急仮設住宅を車内から視察した後、自動車部品メーカー、リケンの柏崎事業所を視察いたしました。地震発生直後は操業停止に追い込まれたものの、自動車メーカー各社の支援を受け、被災した生産ラインは視察時にはほぼ通常どおり稼働しているとのことでありました。

 最後に、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所を視察いたしました。三号機所内変圧器の火災現場では、接続ダクトに火災の痕跡が大きく残っておりました。

 以上が調査の概要でありますが、私どもは、この調査を通じまして、震度六強の地震の恐ろしさを改めて認識するとともに、現地の一日も早い復旧復興がなされるよう力を尽くす決意を新たにいたしたところでございます。

 終わりに、今回の調査に御協力をいただきました皆様に心から御礼を申し上げ、派遣の報告とさせていただきます。

 この際、お諮りいたします。

 派遣地からの要望事項につきましては、これを本日の委員会議録に参照掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

    ―――――――――――――

    〔要望事項は本号末尾に掲載〕

     ――――◇―――――

木村委員長 この際、御報告いたします。

 今会期中、本委員会に参考のため送付されました意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、異常気象による災害対策の強化・拡充を求める意見書外四件であります。

     ――――◇―――――

木村委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査におきまして、委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、人選及び日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

木村委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時四十五分散会


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