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第4号 平成20年6月17日(火曜日)

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平成二十年六月十七日(火曜日)

    午前九時三十分開議

 出席委員

   委員長 鈴木 恒夫君

   理事 佐田玄一郎君 理事 土屋 品子君

   理事 望月 義夫君 理事 松原  仁君

   理事 松本 剛明君

      新井 悦二君    浮島 敏男君

      小川 友一君    梶山 弘志君

      北村 茂男君    坂井  学君

      菅原 一秀君    平  将明君

      高鳥 修一君    徳田  毅君

      林  幹雄君    林田  彪君

      原田 憲治君    平口  洋君

      福岡 資麿君    三ッ矢憲生君

      盛山 正仁君    安井潤一郎君

      岡本 充功君    階   猛君

      田名部匡代君    松本 大輔君

      村井 宗明君    石田 祝稔君

      桝屋 敬悟君    高橋千鶴子君

      日森 文尋君    糸川 正晃君

    …………………………………

   国務大臣

   (防災担当)       泉  信也君

   内閣府副大臣       木村  勉君

   内閣府大臣政務官     加藤 勝信君

   衆議院調査局第三特別調査室長           吉宮 孝治君

    ―――――――――――――

委員の異動

六月十七日

 辞任         補欠選任

  大前 繁雄君     菅原 一秀君

  長島 忠美君     北村 茂男君

  丹羽 秀樹君     福岡 資麿君

  林   潤君     浮島 敏男君

  御法川信英君     安井潤一郎君

  小平 忠正君     階   猛君

  田村 謙治君     松本 大輔君

  西村智奈美君     田名部匡代君

同日

 辞任         補欠選任

  浮島 敏男君     林   潤君

  北村 茂男君     長島 忠美君

  菅原 一秀君     大前 繁雄君

  福岡 資麿君     丹羽 秀樹君

  安井潤一郎君     御法川信英君

  階   猛君     小平 忠正君

  田名部匡代君     西村智奈美君

  松本 大輔君     田村 謙治君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 委員派遣承認申請に関する件

 災害対策に関する件(平成二十年岩手・宮城内陸地震による被害状況等)


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     ――――◇―――――

鈴木委員長 これより会議を開きます。

 議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。

 このたびの平成二十年岩手・宮城内陸地震による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。

 また、現在行方不明となっている方々が一刻も早く救出されますようお祈り申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げたく存じます。

 これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。

 委員会内の全員の御起立をお願い申し上げます。――それでは、黙祷。

    〔総員起立、黙祷〕

鈴木委員長 黙祷を終わります。御着席願います。

     ――――◇―――――

鈴木委員長 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、平成二十年岩手・宮城内陸地震による被害状況等について、政府から説明を聴取いたします。泉防災担当大臣。

泉国務大臣 平成二十年岩手・宮城内陸地震の被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。

 まず、この災害により不幸にして亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し深く哀悼の意を表します。また、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。

 六月十四日午前八時四十三分ごろ、岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード七・二の地震が発生しました。この地震により、岩手県奥州市と宮城県栗原市において震度六強が観測されました。

 この地震による被害は、けさの時点で、死者十名、行方不明者十二名、負傷者二百六十六名などとなっております。

 ライフラインにつきましては、電力では最大で約二万九千戸の停電が発生しましたが、現在はほぼ復旧しております。水道では約五千戸の供給停止が発生し、現在も約三千五百戸の断水が続いております。

 このほか、土砂災害による道路の寸断や河道の閉塞などの被害に加え、現在も余震が断続的に続いていることから、二次災害の危険もあります。

 また、道路の寸断のため、現在も避難所での生活を余儀なくされている方々がおります。

 政府の対応ですが、地震発生後、直ちに緊急参集チームが官邸の危機管理センターに参集し、情報収集等に当たるとともに、総理の指示のもと、政府一体となって被災者の救出救助活動を初めとする災害応急対策活動に取り組んできたところです。

 私自身も、政府調査団の団長として直ちに現地に入り、被災状況の調査等を行い、山間部に被害が集中している様子などを直接確かめてまいりました。

 現地では、発災以来、警察広域緊急援助隊や緊急消防援助隊、海上保安庁等が被災者の救助活動等に当たっているほか、岩手県知事及び宮城県知事からの災害派遣要請に基づき、自衛隊が救助活動や給水支援、道路啓開等の活動を行っております。

 また、昨日、関係閣僚会合を開催し、総理から政府の対応方針について重ねて指示をいただき、今後の対応について関係閣僚間で確認したところであります。

 さらに、発災当日より関係省庁連絡会議を開催し、関係省庁間で情報の共有や対応状況の確認を行うとともに、宮城県の栗原市に政府現地連絡対策室を設置し、また、岩手県に情報連絡要員を派遣するなど、被災地の情報収集や被災地方公共団体の要望把握などに努めております。

 なお、この地震による被害につきましては、災害救助法が岩手県一関市、宮城県栗原市など七市町において適用されております。

 現地では現在もなお余震が続いておりますが、政府といたしましては、引き続き、被災された方々が一日も早く安心して生活ができますよう、被災者への支援や被災地の速やかな復旧復興に向けて一体となって全力を挙げて対応してまいる所存であります。

 以上です。よろしくお願いいたします。

鈴木委員長 以上で説明は終わりました。

    ―――――――――――――

鈴木委員長 次に、委員派遣承認申請に関する件についてお諮りいたします。

 平成二十年岩手・宮城内陸地震による被害状況等調査のため、岩手県及び宮城県に委員を派遣することとし、議長に対し、委員派遣承認申請をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 なお、派遣委員の人選、派遣期間等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次回は、来る十九日木曜日午前十時二十分理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。

    午前九時三十七分散会


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