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第6号 平成27年9月25日(金曜日)

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平成二十七年九月二十五日(金曜日)

    午前九時開議

 出席委員

   委員長 梶山 弘志君

   理事 大見  正君 理事 工藤 彰三君

   理事 櫻田 義孝君 理事 高鳥 修一君

   理事 務台 俊介君 理事 小宮山泰子君

   理事 足立 康史君 理事 石田 祝稔君

      池田 道孝君    今枝宗一郎君

      加藤 鮎子君    金子万寿夫君

      金田 勝年君    神山 佐市君

      木内  均君    熊田 裕通君

      今野 智博君    坂本 哲志君

      笹川 博義君    新谷 正義君

      鈴木 憲和君    谷川 とむ君

      冨岡  勉君    藤丸  敏君

      松本 文明君    三ッ林裕巳君

      岡本 充功君    神山 洋介君

      小山 展弘君    伴野  豊君

      河野 正美君    松田 直久君

      中川 康洋君    濱村  進君

      大平 喜信君    堀内 照文君

    …………………………………

   国務大臣

   (防災担当)       山谷えり子君

   内閣府副大臣       赤澤 亮正君

   内閣府大臣政務官     松本 洋平君

   衆議院調査局第三特別調査室長           佐々木勝実君

    ―――――――――――――

六月十七日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(大平喜信君紹介)(第二五九一号)

 同(高橋千鶴子君紹介)(第二五九二号)

 同(畠山和也君紹介)(第二五九三号)

 同(堀内照文君紹介)(第二五九四号)

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充に関する請願(郡和子君紹介)(第二八八二号)

同月十八日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充に関する請願(金田勝年君紹介)(第三三三〇号)

七月二十四日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(大平喜信君紹介)(第三五二八号)

 同(堀内照文君紹介)(第三五二九号)

八月七日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(畠山和也君紹介)(第三八五〇号)

同月二十六日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第四〇六〇号)

九月十六日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求めることに関する請願(高橋千鶴子君紹介)(第四五二〇号)

は本委員会に付託された。

六月二十五日

 被災者生活再建支援制度の抜本的拡充に関する請願(第一二二号)は「遠藤利明君紹介」を「加藤鮎子君紹介」に訂正された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 災害対策に関する件(平成二十七年九月関東・東北豪雨等による被害状況及びその対応について)


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     ――――◇―――――

梶山委員長 これより会議を開きます。

 議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。

 このたびの平成二十七年九月関東・東北豪雨等による被害でお亡くなりになられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。

 また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 これより、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。

 全員の御起立をお願い申し上げます。――黙祷。

    〔総員起立、黙祷〕

梶山委員長 黙祷を終わります。御着席ください。

     ――――◇―――――

梶山委員長 災害対策に関する件について調査を進めます。

 この際、平成二十七年九月関東・東北豪雨等による被害状況及びその対応について政府から説明を聴取いたします。山谷防災担当大臣。

山谷国務大臣 平成二十七年九月関東・東北豪雨等による主な被害状況及びその対応につきまして御報告いたします。

 まず、今回の豪雨により亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。また、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。

 九月七日以降、台風第十八号等の影響で、西日本から北日本の広い範囲で大雨となりました。九月七日から十一日までの総雨量が多いところで六百ミリを超えるなど記録的な大雨となり、栃木県や茨城県、宮城県では大雨の特別警報が発表されました。

 この豪雨による被害状況につきましては、茨城県において鬼怒川の堤防が決壊するなど、各地で河川の氾濫等による被害が発生し、これまでに、関東地方、東北地方を中心として、死者八名等の人的被害が出ております。住家についても、浸水被害の最も大きい茨城県常総市などでは調査が続いておりますが、これまで把握しているだけでも、全壊二十四棟のほか、七千棟を超える床上浸水など甚大な被害が発生しております。また、道路、鉄道や、電気、水道等のライフライン、農業用施設などにも大きな被害が生じているほか、各地域でかなりの災害廃棄物が発生しております。

 政府としては、発災直後から関係省庁災害対策会議、関係閣僚会議等を開催するとともに、内閣府の赤澤副大臣を団長とする政府調査団を被害の大きかった茨城県、栃木県に派遣するなど、関係省庁で緊密な連携を図りつつ、政府一丸となって、人命の救命救助、被災者に対する支援や速やかな復旧に向け、全力で対応しているところです。

 十二日には、安倍総理が茨城県、栃木県の両県の被害状況を視察し、両知事と意見交換を行っております。

 また、十五日には、私自身が茨城県常総市に赴き、高杉市長から被害状況、当面の課題をお聞きするとともに、避難所を訪問し、現地の状況をつぶさに把握してまいりました。

 最も被害の大きかった茨城県常総市では、十九日までに排水作業が完了し、昨日、堤防の応急復旧工事が全て完了しています。ライフラインについては、水道約七千四百戸についても仮復旧していますが、依然として、約千人の方々が体育館等で不便な避難生活を余儀なくされています。

 また、被災各県から御要望いただいております激甚災害の指定につきましては、被害状況の迅速な把握に努めてまいりましたが、このたび、全国を対象として、農地等の災害復旧事業に係る特別措置を適用する激甚災害の指定基準に達する見込みとなりました。今後、指定に向けて速やかに所定の手続を進めてまいります。

 引き続き、災害復旧や被災者の生活再建支援など、被災者の方々が一日も早く安心した生活を送ることができるよう、関係地方公共団体と連携を密にし、政府一丸となって取り組んでまいります。

梶山委員長 以上で説明は終わりました。

     ――――◇―――――

梶山委員長 この際、御報告いたします。

 今会期中、本委員会に付託になりました請願は五十一件であります。各請願の取り扱いにつきましては、理事会において協議いたしましたが、委員会での採否の決定はいずれも保留することになりましたので、御了承願います。

 なお、今会期中、本委員会に参考のため送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、豪雨災害からの早期復旧及び被災者支援の充実に関する陳情書外八件、大雪被害に対する支援を求める意見書外二十三件であります。

     ――――◇―――――

梶山委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 災害対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

梶山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地その他所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

梶山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査におきまして、委員会に参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

梶山委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前九時六分散会


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