第7号 平成13年12月7日(金曜日)
平成十三年十二月七日(金曜日)午前九時五十六分開議
出席委員
委員長 永井 英慈君
理事 田野瀬良太郎君 理事 棚橋 泰文君
理事 蓮実 進君 理事 林 省之介君
理事 河村たかし君 理事 肥田美代子君
理事 石井 啓一君 理事 中井 洽君
荒井 広幸君 坂本 剛二君
竹本 直一君 茂木 敏充君
森 英介君 山本 明彦君
玄葉光一郎君 小林 守君
伴野 豊君 牧 義夫君
青山 二三君 矢島 恒夫君
大島 令子君
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衆議院調査局国会等の移転
に関する特別調査室長 内野 隆正君
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本日の会議に付した案件
閉会中審査に関する件
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○永井委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、首都移転反対に関する陳情書一件であります。
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○永井委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国会等の移転に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中審査におきまして、参考人から意見を聴取する必要が生じた場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
次に、閉会中、委員派遣を行う必要が生じた場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、その派遣地、期間、派遣委員等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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○永井委員長 この際、一言発言をさせていただきたいと思います。
去る十一月二十一日の本委員会に参考人として出席された東京都知事石原慎太郎君の御発言に関し、一言申し上げます。
同委員会におきまして、石原参考人は、平成二年十一月七日に正当な手続を経て成立した国会等の移転に関する決議につきまして、「ばかな決議」とか「レジティマシーがない」等、民主主義を否定するかのごとき発言を初め、多くの不穏当、不適切な言辞を繰り返され、委員会の品位を著しく汚し、その権威を著しく失墜させました。
また、石原参考人は、平成二年の国会等の移転に関する決議等への賛否について、「私は終始反対でありました。」また「私は金丸さんの割と近くに座っていまして、金丸さんが、おい、石原君、君反対かいと言うから、私は反対ですなと言って座った。それで、心のある自民党の東京都出身の代議士は私のほかに三人ぐらい座っていましたが、だれだか覚えていません。賛成で他の議員が全部起立した中で、自民党で座ったのは私を含めて四人。それから、はるかかなたに共産党は反対で座っていました。これがあの時点の現況であります。」と明言されましたが、平成二年十一月七日の本会議においては、この国会等の移転に関する決議の採決のみが行われたのでありますが、その日の衆議院本会議の起立採決を撮影した新聞社の写真等を見る限り、石原参考人は起立していたものと見受けられます。仮に、これが事実であるならば、石原参考人は事実に反する発言をしたということになり、大変遺憾なことであると存じます。
当委員会といたしましては、理事会の協議に基づき、石原参考人に対して、事実関係について明確かつ責任ある回答あるいは再答弁を求めることとし、その具体的手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○永井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時二分散会