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第1号 平成27年3月19日(木曜日)

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本小委員会は平成二十七年一月二十六日(月曜日)委員会において、設置することに決した。

一月二十六日

 本小委員は委員長の指名で、次のとおり選任された。

      岸  信夫君    伊東 良孝君

      根本 幸典君    橋本 英教君

      藤丸  敏君    牧島かれん君

      小山 展弘君    太田 和美君

      國重  徹君

一月二十六日

 岸信夫君が委員長の指名で、小委員長に選任された。

平成二十七年三月十九日(木曜日)

    午後二時三十分開議

 出席小委員

   小委員長 岸  信夫君

      伊東 良孝君    根本 幸典君

      橋本 英教君    藤丸  敏君

      牧島かれん君    笠  浩史君

      遠藤  敬君    國重  徹君

    …………………………………

   議院運営委員       塩川 鉄也君

   警務部長         近藤 博人君

   警務部警備課衛視長    山本 栄一君

   政府参考人

   (警察庁長官官房審議官) 塩川実喜夫君

   参考人

   (株式会社全日警専務取締役警務本部長)      山崎 裕人君

    ―――――――――――――

三月十九日

 小委員藤丸敏君二月五日委員辞任につき、その補欠として藤丸敏君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員牧島かれん君二月十二日委員辞任につき、その補欠として牧島かれん君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員小山展弘君二月二十六日委員辞任につき、その補欠として笠浩史君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員根本幸典君同月十三日委員辞任につき、その補欠として根本幸典君が委員長の指名で小委員に選任された。

同日

 小委員太田和美君同日小委員辞任につき、その補欠として遠藤敬君が委員長の指名で小委員に選任された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 国会及び議員会館の警備体制の件


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     ――――◇―――――

岸小委員長 これより院内の警察及び秩序に関する小委員会を開会いたします。

 私は、この小委員長に選任されております岸信夫でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本日、お集まりいただきましたのは、昨今、国際的にテロが頻発している現状を踏まえ、国会及び議員会館の警備体制の件について御協議願うためであります。

 まず、事務当局から、院内及び衆議院議員会館における警備の現状について、説明を求めます。警務部長。

近藤参事 警務部長でございます。

 国会と議員会館の警備について御説明させていただきます。

 まず、国会の警備体制についてでございますけれども、法規上は、衛視と派出警察官が議院内部の警察を行うこととなっております。派出警察官と申しますのは、国会法第百十五条に基づいて派出される警察官でございまして、衆議院規則第二百九条第二項により議事堂建物の外の警察を行うこととされております。

 法規上はこのような規定になっておりますけれども、実際には、衛視は国会構内、警察官は国会周辺の警備を行っております。

 衛視の警備方法についてでございますけれども、国会の要所に立番勤務いたしまして、不審者あるいは不審車両の有無をチェックするほか、国会構内の巡視なども行っております。

 防犯設備についてですけれども、外部からの侵入に備えて警報装置を設置し、あるいは要所に防犯カメラを設置いたしております。また、車両の侵入を防御するためのバリケードシステムというものがございます。

 入構者の許可方法でございますけれども、記章、通行証所持者については、衛視の目視によって入構を許可いたしております。面会者など記章、通行証を持たない方につきましては、面会先の了承を得た場合のみ入構を許可いたしております。なお、参観者、傍聴人、面会人などにつきましては金属探知機による検査を実施いたしております。

 入構車両の許可方法でございますけれども、記章、通行証所持者が乗車する車両につきましては、衛視が目視により入構を許可いたしております。記章、通行証を持たない方が乗車する車両につきましては、面会先の了承を得た場合のみ入構を許可いたしております。

 突発事件が発生した場合ですけれども、衛視と警察官が協力して対応することになります。衛視と警察官は事件が発生した場合に直ちに連絡をとれる体制を構築いたしております。

 次に、議員会館の警備についてでございますけれども、衛視と民間警備員が役割分担して行っております。また、第二議員会館内に警察官が常駐しております。

 入館者の許可方法でございますけれども、記章、通行証所持者はICカードゲートまたは衛視の目視により入館を許可いたしております。記章、通行証を持たない方につきましては、金属探知機検査及びエックス線による手荷物検査を行った後、面会先の了承が得られた場合のみ入館を許可しております。

 納品業者等の車両の入館についてでございますけれども、地下四階の第一議員会館溜池山王側入り口からのみ通行できることとなっております。納品業者等のうち通行証を持つ方は民間警備員が目視により入館を許可いたしております。通行証を持たない方につきましては、金属探知機検査及びエックス線装置による手荷物検査を受けた後、入館手続を行っております。

 突発事件が起こった場合ですが、衛視と民間警備員が協力して対応することになりますけれども、強制力の行使が必要な場合は、警察官に対応を要請いたしております。

 以上でございます。

岸小委員長 それでは、これより御協議願いますが、警備強化については、できるだけ早急に実施する必要があります。ただいまの警務部長の説明をもとに、御協議いただきたいと思います。

 なお、本日は、本件につきまして、政府参考人として、警察庁長官官房審議官塩川実喜夫君が出席いたしております。また、参考人として、株式会社全日警専務取締役警務本部長山崎裕人君に御出席をいただいております。

 これより懇談に入ります。

    〔午後二時三十六分懇談に入る〕

    〔午後三時十一分懇談を終わる〕

岸小委員長 これにて懇談を閉じます。

 なお、本日の小委員会における協議の概要につきましては、私から議運理事会に報告することといたします。

 本日は、これにて散会いたします。

    午後三時十二分散会


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