衆議院

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第2号 平成25年3月15日(金曜日)

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平成二十五年三月十五日(金曜日)

    午後零時十分開議

 出席委員

   委員長 保岡 興治君

   理事 石原 宏高君 理事 奥野 信亮君

   理事 原田 義昭君 理事 平沢 勝栄君

   理事 ふくだ峰之君 理事 泉  健太君

   理事 山田  宏君 理事 佐藤 茂樹君

      安藤  裕君    井野 俊郎君

      石川 昭政君    大串 正樹君

      白須賀貴樹君    助田 重義君

      田所 嘉徳君    高橋ひなこ君

      中村 裕之君    長坂 康正君

      鳩山 邦夫君    藤井比早之君

      細田 健一君    宮内 秀樹君

      宮川 典子君    務台 俊介君

      吉川  赳君    大西 健介君

      奥野総一郎君    後藤 祐一君

      柚木 道義君    坂元 大輔君

      丸山 穂高君    村上 政俊君

      國重  徹君    井出 庸生君

      佐々木憲昭君    玉城デニー君

    …………………………………

   総務大臣         新藤 義孝君

   総務副大臣        坂本 哲志君

   総務大臣政務官      北村 茂男君

   政府参考人

   (警察庁刑事局長)    高綱 直良君

   衆議院調査局第二特別調査室長           岩尾  隆君

    ―――――――――――――

委員の異動

三月十四日

 辞任         補欠選任

  鈴木 克昌君     玉城デニー君

同月十五日

 辞任         補欠選任

  大塚  拓君     細田 健一君

  岡田 克也君     柚木 道義君

  山井 和則君     大西 健介君

同日

 辞任         補欠選任

  細田 健一君     大塚  拓君

  大西 健介君     山井 和則君

  柚木 道義君     岡田 克也君

    ―――――――――――――

三月八日

 小選挙区制廃止、消費税増税と結びつけた比例定数削減反対、抜本的な選挙制度改革に関する請願(赤嶺政賢君紹介)(第八二号)

 同(笠井亮君紹介)(第八三号)

 同(穀田恵二君紹介)(第八四号)

 同(佐々木憲昭君紹介)(第八五号)

 同(志位和夫君紹介)(第八六号)

 同(塩川鉄也君紹介)(第八七号)

 同(高橋千鶴子君紹介)(第八八号)

 同(宮本岳志君紹介)(第八九号)

は本委員会に付託された。

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 政府参考人出頭要求に関する件

 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件(第四十六回衆議院議員総選挙の結果等概要)


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     ――――◇―――――

保岡委員長 これより会議を開きます。

 この際、総務大臣、総務副大臣及び総務大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。新藤総務大臣。

新藤国務大臣 総務大臣を拝命いたしました新藤義孝でございます。

 委員会の御審議に先立ちまして、一言の御挨拶を申し上げたいと思います。

 選挙が民主政治の基盤をなすものであること、それを考えますと、選挙制度や政治資金制度を所管する総務省の大臣として、その責任の重大さを痛感しております。

 今後とも、公正かつ明るい選挙の実現に向けて、副大臣、大臣政務官、職員とともに全力で取り組んでまいりますので、保岡委員長を初め、理事、委員の皆様方の御指導をよろしくどうぞお願いいたします。(拍手)

保岡委員長 次に、坂本総務副大臣。

坂本副大臣 総務副大臣を拝命いたしました坂本哲志でございます。

 新藤大臣を補佐し、全力を尽くしてまいります。保岡委員長を初め、理事、委員の皆様方、どうか御指導をよろしくお願い申し上げたいと思います。お世話になります。(拍手)

保岡委員長 次に、北村総務大臣政務官。

北村大臣政務官 総務大臣政務官を拝命いたしました北村茂男でございます。

 坂本副大臣とともに新藤大臣を補佐し、全力を尽くしてまいりますので、保岡委員長を初め、理事、委員の皆様方の格段の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げます。よろしくお願いします。(拍手)

     ――――◇―――――

保岡委員長 次に、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する件について調査を進めます。

 この際、お諮りいたします。

 本件調査のため、本日、政府参考人として警察庁刑事局長高綱直良君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

保岡委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

    ―――――――――――――

保岡委員長 昨年十二月に行われました第四十六回衆議院議員総選挙及び第二十二回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について、政府から説明を求めます。新藤総務大臣。

新藤国務大臣 この機会に、第四十六回衆議院議員総選挙及び第二十二回最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要について御報告申し上げます。

 平成二十四年十二月十六日に執行されました第四十六回衆議院議員総選挙は、同年十一月十六日に衆議院が解散されたことによる総選挙で、選挙すべき議員の数は、小選挙区選挙で三百人、比例代表選挙で百八十人、合計四百八十人でした。

 選挙当日の有権者数は約一億三百九十六万人で、前回の総選挙に比べ約一万人増加し、過去最高となっております。

 次に、投票の状況について申し上げます。

 十二月十六日の投票日は、東日本においては曇りまたは晴れ、西日本においては晴れまたは曇りの天気でした。

 投票率は、小選挙区選挙で五九・三二%、比例代表選挙で五九・三一%で、これは前回に比べ、いずれも九・九六ポイント下回り、戦後最低となっております。

 次に、立候補の状況について申し上げます。

 小選挙区選挙については、候補者数は千二百九十四人で、競争率は四・三一倍でした。

 比例代表選挙については、名簿を届け出た政党は十一選挙区で十二政党、その届け出名簿に登載された候補者数は千百十七人で、競争率は六・二一倍でした。このうち、小選挙区選挙に届け出がなされた重複立候補者は九百七人でした。

 この結果、小選挙区選挙及び比例代表選挙の合計の候補者数は千五百四人で、前回の千三百七十四人に比べ百三十人の増加となり、小選挙区比例代表並立制が導入された平成八年の総選挙以降では最高となっております。

 次に、当選人の状況について申し上げます。

 党派別に申し上げますと、自由民主党は小選挙区選挙で二百三十七人、比例代表選挙で五十七人、合計二百九十四人、民主党は小選挙区選挙で二十七人、比例代表選挙で三十人、合計五十七人、日本維新の会は小選挙区選挙で十四人、比例代表選挙で四十人、合計五十四人、公明党は小選挙区選挙で九人、比例代表選挙で二十二人、合計三十一人、みんなの党は小選挙区選挙で四人、比例代表選挙で十四人、合計十八人、日本未来の党は小選挙区選挙で二人、比例代表選挙で七人、合計九人、日本共産党は比例代表選挙で八人、社会民主党は小選挙区選挙で一人、比例代表選挙で一人、合計二人、新党大地は比例代表選挙で一人、国民新党は小選挙区選挙で一人で、無所属は小選挙区選挙で五人となっております。

 なお、女性の当選人は三十八人で、前回に比べ十六人減少しております。

 次に、党派別の得票率の状況について申し上げます。

 小選挙区選挙では、自由民主党四三・〇一%、民主党二二・八一%、日本維新の会一一・六四%、公明党一・四九%、みんなの党四・七一%、日本未来の党五・〇二%、日本共産党七・八八%、社会民主党〇・七六%、新党大地〇・五三%、国民新党〇・二〇%、その他無所属を含め一・九七%となっております。

 また、比例代表選挙では、自由民主党二七・六二%、民主党一六・〇〇%、日本維新の会二〇・三八%、公明党一一・八三%、みんなの党八・七二%、日本未来の党五・六九%、日本共産党六・一三%、社会民主党二・三六%、新党大地〇・五八%、国民新党〇・一二%、新党改革〇・二二%、諸派〇・三六%となっております。

 最後に、最高裁判所裁判官の国民審査の状況について申し上げます。

 今回の国民審査は、前回の国民審査以降に任命された十人の裁判官について行われたものです。

 国民審査の結果は、罷免を可とする投票が有効投票の八・五六%ないし七・七九%で、罷免を可としない投票の数より少なく、したがって、審査に付された全裁判官が国民の信任を受けました。

 以上をもちまして、今回の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の結果の概要についての御報告を終わります。

保岡委員長 次に、第四十六回衆議院議員総選挙違反検挙・警告状況について説明を求めます。警察庁高綱刑事局長。

高綱政府参考人 平成二十四年十二月十六日に行われた第四十六回衆議院議員総選挙における違反行為の取り締まり状況について御報告を申し上げます。

 選挙期日後三十日の平成二十五年一月十五日現在で集計しました数字は、お手元に資料としてお配りしてあります表に示したとおりでございます。

 検挙状況は、総数で七十八件、九十九人となっておりまして、前回の総選挙における同時期の百九十四件、四百八人と比べますと、件数は百十六件減少し、人員も三百九人減少をしております。

 罪種別に申しますと、買収三十五件、四十七人、自由妨害十七件、十七人、文書違反四件、八人、詐偽投票七件、八人、その他十五件、十九人となっておりまして、買収が検挙事件のうち、件数で四四・九%、人員で四七・五%を占め、最も多くなっております。

 次に、警告状況を申し上げますと、総数が二千九百三十七件でございまして、前回の三千四百二十一件と比べ、四百八十四件減少しております。

 なお、警告事案のほとんどは文書関係についてのものでありまして、総件数の九五・六%を占めております。

 以上、御報告を申し上げます。

保岡委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。

    午後零時十九分散会


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