第3号 平成19年1月24日(水曜日)
平成十九年一月二十四日(水曜日)午前十時三十一分開議
出席小委員
小委員長 原田 義昭君
小此木八郎君 竹本 直一君
江渡 聡徳君 三ッ林隆志君
谷 公一君 松野 頼久君
加藤 公一君 佐藤 茂樹君
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議院運営委員 穀田 恵二君
事務総長 駒崎 義弘君
庶務部長 山本 直和君
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一月九日
小委員荒井聰君同日委員辞任につき、その補欠として加藤公一君が委員長の指名で小委員に選任された。
同月十九日
小委員西川京子君同日委員辞任につき、その補欠として谷公一君が委員長の指名で小委員に選任された。
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本日の会議に付した案件
平成十九年度本院予定経費要求の件
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○原田小委員長 これより庶務小委員会を開会いたします。
本日は、平成十九年度本院予定経費要求の件について審査をいたしたいと存じます。
まず、平成十九年度予算に関しまして、昨年十二月二十一日、いわゆるトップ会談において、財政当局と協議した結果を御報告申し上げます。
逢沢議院運営委員長より、現在の厳しい財政事情については十分認識しているところであり、衆議院事務局等の改革に関する小委員会を設置し、業務の合理化及び組織の改編等について種々の改革に取り組んでおり、今後も一層の合理化に努めていく所存であるが、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である国会に課せられた使命を達成するために必要な経費の確保、特に新議員会館の整備及び新赤坂議員宿舎の運営に必要な経費等については今後も引き続き要求していかざるを得ない旨の発言をいたしました。
財政当局より、国会は国政上重大な使命を担っており、その活動の重要性は十分認識しているところであるが、厳しい財政事情の中で、国会においても、その組織及び経費等の改革を強力に進めていただく必要がある、財政当局としても国会側の要望については適切に対応していくが、そのためにも、国民の視点から十分な改革であると認識が得られるよう努力を続けていただきたい旨の回答がありました。
以上、御報告申し上げます。
次に、事務総長の説明を求めます。
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平成十九年度衆議院予定経費要求書
〔本号末尾に掲載〕
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○駒崎事務総長 平成十九年度の衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げます。
平成十九年度の本院予定経費要求額は、六百五十四億七千九百万円余でありまして、これを前年度予算額と比較いたしますと、一億二千八百万円余の増額となっております。
その概要を御説明申し上げますと、第一は、国会の運営に必要な経費でございまして、六百三十二億八千五百万円余を計上いたしております。
この経費は、議員関係の諸経費、職員の人件費並びに事務局及び法制局の事務を処理するために必要な経費でございます。
増加した主なものは、新議員会館の整備及び新赤坂議員宿舎の維持管理運営に係る経費、新会議録作成システム調査研究経費でございます。
一方、減少した主なものは、議員秘書手当、職員諸手当でございます。
第二は、本院の施設整備に必要な経費でございまして、二十一億八千七百万円余を計上いたしております。
この主なものは、新議員会館及び新赤坂議員宿舎の整備に係る不動産購入費並びに本館外部建具改修費、第二別館の屋上緑化に要する経費でございます。
第三は、国会予備金に必要な経費でございまして、七百万円を計上いたしております。
以上、平成十九年度衆議院歳出予算の要求について御説明申し上げました。
よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
○原田小委員長 以上、事務総長から説明を受けたところであります。
これより懇談に入ります。
〔午前十時三十五分懇談に入る〕
〔午前十時三十九分懇談を終わる〕
○原田小委員長 これにて懇談を閉じます。
それでは、平成十九年度本院予定経費要求の件につきましては、お手元の印刷物のとおり決定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○原田小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過及び結果を私から報告いたしますので、御了承願いたいと存じます。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時四十分散会