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第5号 平成23年8月31日(水曜日)

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平成二十三年八月三十一日(水曜日)

    午前十一時四十分開議

 出席委員

   委員長 石毛えい子君

   理事 青木  愛君 理事 郡  和子君

   理事 田島 一成君 理事 藤田 一枝君

   理事 本多 平直君 理事 竹本 直一君

   理事 永岡 桂子君 理事 大口 善徳君

      阿知波吉信君    相原 史乃君

      磯谷香代子君    生方 幸夫君

      笠原多見子君    川口  博君

      工藤 仁美君    後藤 祐一君

      斉藤  進君    高野  守君

      玉木 朝子君    中屋 大介君

      永江 孝子君    仁木 博文君

      野田 国義君    樋口 俊一君

      福田衣里子君    室井 秀子君

      山口 和之君    和嶋 未希君

      今津  寛君    北村 茂男君

      後藤田正純君    近藤三津枝君

      柴山 昌彦君    野田 聖子君

      平井たくや君    福井  照君

      吉野 正芳君    吉井 英勝君

      吉泉 秀男君

    …………………………………

   衆議院調査局消費者問題に関する特別調査室長    阿部  進君

    ―――――――――――――

委員の異動

七月二十五日

 辞任         補欠選任

  塩川 鉄也君     吉井 英勝君

    ―――――――――――――

本日の会議に付した案件

 閉会中審査に関する件

 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件

 派遣委員からの報告聴取


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     ――――◇―――――

石毛委員長 これより会議を開きます。

 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件について調査を進めます。

 この際、去る七月二十五日、消費者問題に関する実情調査(東日本大震災による被害及び復興状況等調査)のため、宮城県に委員派遣を行いましたので、派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要について御報告申し上げます。

 派遣委員は、民主党・無所属クラブの郡和子さん、田島一成さん、本多平直さん、工藤仁美さん、樋口俊一さん、自由民主党・無所属の会の竹本直一さん、永岡桂子さん、公明党の大口善徳さん、日本共産党の塩川鉄也さん、そして私、石毛えい子の十名であります。

 初めに、東日本大震災により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げ、被災者の皆様に対し衷心よりお見舞いを申し上げるとともに、日夜支援に御尽力されている皆様に対し深く敬意を表します。

 それでは、調査の概要について御報告申し上げます。

 まず、南三陸町役場仮庁舎において、三浦危機管理課長及び最知保健福祉課長等から、東日本大震災による同町の被害、復旧復興及び避難状況等について説明を聴取した後、同町の瓦れき処理状況、応急仮設住宅における畳の必要性、応急仮設住宅入居者への支援策、サポートセンターの設置状況、仮設診療所の状況、行方不明者の把握状況等について質疑応答を行いました。

 その後、車中から同町の被災現場を視察した後、降車して黙祷をささげました。

 また、志津川中学校の体育館内の避難所及びグラウンド内の応急仮設住宅を訪問し、不自由な避難生活を強いられ、将来への不安を抱えておられる被災者の方々に対し、避難生活の実情等について伺うとともに、お見舞いを申し上げ、激励してまいりました。

 次に、多賀城市役所において、市民相談室を視察するとともに、遠藤生活環境課副主幹から同市の消費者行政の実情及び伊藤市民相談室相談員から同市の消費生活相談の状況等について説明を聴取した後、同市の被災者生活再建支援金の支給状況、東日本大震災に伴う賃貸住宅、放射能及び多重債務に関する相談状況、消費生活相談員の待遇改善のための地方消費者行政活性化基金の活用状況、国の消費者行政に対する意見等について質疑応答を行いました。

 次に、フォレスト仙台において、東日本大震災に関して、宮城県の只野消費生活・文化課専門監から相談概況、仙台市消費生活センターの熊谷所長から臨時相談受け付け業務、及び仙台弁護士会、宮城県生活協同組合連合会、NPO法人仙台・みやぎ消費者支援ネット、生協あいコープみやぎの代表のそれぞれの方から各団体の支援活動内容及び消費者行政に対する意見等について説明を聴取するとともに、地方消費者行政活性化基金終了後の国の支援について要望を聴取した後、弁護士会と消費生活センターとの連携状況、化学物質対策への取り組み、国の消費者行政に対する意見、多重債務問題への具体的防止策等について質疑応答を行いました。

 以上が調査の概要であります。

 私ども衆議院消費者問題に関する特別委員会としても、被災地における消費者問題の動向を注視するとともに、問題の解決に資するため、その責務を全うしなければならないと痛感いたしました。

 最後に、今回の調査に御協力をいただきました皆様に心から御礼を申し上げ、派遣の報告とさせていただきます。

     ――――◇―――――

石毛委員長 この際、御報告いたします。

 お手元に配付いたしてありますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書は、損害賠償等消費者団体訴訟制度(特定共通請求原因確認等訴訟型)に関する陳情書外四件、また、地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、食品表示制度の抜本改革を求める意見書外七十四件であります。

     ――――◇―――――

石毛委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。

 消費者の利益の擁護及び増進等に関する総合的な対策に関する件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石毛委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。

 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石毛委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 次に、閉会中審査におきまして、参考人から意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石毛委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

 本日は、これにて散会いたします。

    午前十一時四十六分散会


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