(総務委員会)
平成二十三年度分の地方交付税の総額の特例等に関する法律案(内閣提出第六四号)の概要
本案は、地方財政の状況等に鑑み、東日本大震災に係る特別の財政需要に対応するため、平成二十三年度分として交付すべき地方交付税の総額及び同年度分の一般会計から交付税及び譲与税配付金特別会計への繰入金の額の算定について特例を設けるとともに、同年度分として交付すべき普通交付税及び特別交付税の総額の特例を設けようとするもので、その内容は次のとおりである。
一 平成二十三年度分として交付すべき地方交付税の総額及び同年度分の一般会計から交付税及び譲与税配付金特別会計への繰入金の額の特例として、千二百億円を加算すること。
二 平成二十三年度分として交付すべき普通交付税の総額及び特別交付税の総額の特例を設けること。
三 この法律は、公布の日から施行すること。