(総務委員会)
地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二号)の概要
本案は、地方財政の状況等にかんがみ、平成二十年度分の地方交付税の総額を確保するため、所要の加算措置を講じようとするもので、その主な内容は次のとおりである。
一 地方交付税法の一部改正
1 平成二十年度分の地方交付税の総額の特例として、二兆二千七百三十億九千五百万円を加算すること。
2 1の加算額のうち、一兆二千四百十億四千七百五十万円に相当する額について、平成二十三年度から平成二十七年度までの各年度分における地方交付税の総額から二千四百八十二億九百五十万円をそれぞれ減額すること。
二 特別会計に関する法律の一部改正
交付税及び譲与税配付金勘定における一般会計からの繰入金の額の特例に関し、平成二十年度及び平成二十三年度から平成二十七年度までの繰入分の額について所要の改正を行うこと。
三 施行期日
この法律は、公布の日から施行すること。