関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出第一二号)概要
本案は、最近における内外の経済情勢等に対応するため、関税率等について所要の改正を行うほか、税関における水際取締りの強化等を図るもので、その主な内容は次のとおりである。
一 平成二十九年三月三十一日に適用期限が到来する暫定税率等について、その適用期限の延長を行うこと。
二 税関における水際取締りの強化の一環として、旅客に係る事前報告制度の拡充等を行うこと。
三 この法律は、別段の定めがある場合を除き、平成二十九年四月一日から施行すること。