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昭和二十三年十一月十九日提出質問第五号
昭和二十四年度施用肥料配給に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十三年十一月十九日
提出者 河口陽一
衆議院議長 松岡駒吉 殿
昭和二十四年度施用肥料配給に関する質問主意書
一、肥料生産力の向上と連合軍の輸入許可により化学肥料の配給量は、漸次上昇の傾向にあるは承知せるも、昭和二十四年度に農家が施用できる窒素燐酸加里肥料(いずれも化学肥料のみ)の配給さるる数量及び戰前の使用量に対する各パーセンテージ如何。
二、北海道において昭和二十三年度施用配給肥料のうち窒素は、戰前と同量なるも、燐酸四八%、加里一一%と聞くが、北海道農業の如き熱と光に惠まるること少き、氣候冷凉にして発育期間の短き地帶は、特に燐酸加里肥料を必要とするが、これに対し政府は如何なる考慮を配給面に拂つているか。
右質問する。