質問本文情報
昭和二十五年二月二日提出質問第二六号
供米報奬用衣料に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十五年二月二日
提出者 河口陽一
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
供米報奬用衣料に関する質問主意書
一 昭和二十四年度産米供出報奬用衣料が従来幅二十八インチ、長さ六ヤール物一反とされていたものが、無断で一ヤール乃至二ヤール不足の五ヤールあるいは四ヤール物の配給になつたため、農民感情は激こうしている。
二 政府は、このため従来一反の衣料点数三十五点を、五点引き下げたが、これで償いえた妥当な処置と考えるか、半端物である五ヤールあるいはそれ以下の物は当然比率以下の点数価格を発表すべきである。
三 しかも、同時期に配給された商業者の方は、概ね六ヤールもので、農業協同組合の配給されたものは五ヤールあるいは四ヤールであり、価格も六ヤール、五ヤール、四ヤールとも、ほとんど同一価格であるため、農村では必要以上に商組と農組との対立を来している。これに対する政府の責任と、これが対策を問う。
右質問する。