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昭和二十五年三月十四日提出
質問第八六号

 国立相模原病院の強制退院に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年三月十四日

提出者  苅田アサノ

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




国立相模原病院の強制退院に関する質問主意書


 国立相模原病院においては、医療券のない者等約九十名を強制退院させるという説が流布され、内部患者は相当動搖している。これは、單なる風説として打ち消してよいものか。もし実際にかかる計画を厚生省として、又は病院として考えているならば、その具体的方法につき回答されたい。
 なお、退院させた場合、その後の処置につき厚生省としていかなる対策を考えているか。

 右質問する。





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