質問本文情報
昭和二十五年十二月一日提出質問第一四九号
傷い者の街頭募金禁止に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。
昭和二十五年十二月一日
提出者 林 百※(注)
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
傷い者の街頭募金禁止に関する質問主意書
侵略戰争の犠牲者である傷い者は、国家で保護する義務があるにもかかわらず、政府はなんら対策をたてていない。そのためこれらの傷い者は更生資金に充てるために街頭募金をやつていた。これについて最近傷い者の街頭募金を條例で禁止している、その反面、国連協力の募金運動はなんら取締の対象になつていない。これらに対する政府の明確なる答弁を求めるとともに、右はいかなる根拠によるものであるかを明らかにされたい。
右質問する。