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昭和二十五年十二月十三日提出
質問第二八号

 施政演説の真意義に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和二十五年十二月十三日

提出者  (注)田甚太(注)

          衆議院議長 (注)原喜重(注) 殿




施政演説の真意義に関する質問主意書


 吉田総理は、七月十四日の施政演説において、「早期講和のため国民及び政党は大同団結しなければならない。」と説いているが、院内政党は大同団結どころか、自由党の内紛、参議院での自由党吉田政権への反ぱつ等、院外では競輪騒動、職安デモ、レツド・パージ反対闘争、か酷な徴税に抗しての日鮮人の示威運動、さては吉田政府手飼いの民同労組の合法的実力行使宣言とその闘争等、吉田総理の説とは、逆の結果のみが現われているが、ここで次の諸点について伺いたい。

 議会で総理が述べる施政演説のおりには、どの位の正確さの見透しのもとにやつているつもりか。その説の実現のための責任感というか、その説に対する実際面よりの点検はいかようになされているのか。又政府は政党並びに国民の大同団結のためにいかようの策をたてて、いかように活動したのか。施政演説は、單に議会審議の始めに当つてちよつといつて見る位の軽い気持で儀礼的に述べてみるだけのことか。

 右質問する。





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