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昭和四十四年八月五日提出
質問第一八号

 小児ガンの早期発見並びに治療体系の整備充実に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和四十四年八月五日

提出者  帆足 計

          衆議院議長 松田竹千代 殿




小児ガンの早期発見並びに治療体系の整備充実に関する質問主意書


 近年、空気汚染並びに加工食品、防腐剤等その他の影響もあるためか小児ガンが激増し、児童死亡率について事故死につぐ第二位になつている。
 しかるに、その予防、早期発見、治療対策等が立ち遅れ、年々千五百人の児童ガン死亡に対し、ガンセンター病床が十八にすぎない現状である。よつて、次の対策に関し、予算並びに制度及びPR上の政府の対策につき質問いたしたい。

(イ) 児童ガン早期発見のための医師診断対策並びに体系
(ロ) 児童ガン治療のためのガンセンター又は小児病院、その他有力病院における児童ガン病棟の新設並びに充実
(ハ) 児童ガン放射線治療設備の充実
(ニ) 児童ガン治療対策並びに設備のガンセンター、専門病院、一般病院の体系的連係
(ホ) 専門医並びに専門看護婦の優遇、養成、全国講習会等の開催並びに指導
(ヘ) 児童ガン早期発見、予防(たとえばフリカケダニの殺虫、着色食物・飲料水の警戒)治療対策等の学校教師、P・T・A、一般医師、婦人団体、新聞家庭欄等へのPR
(ト) 大人のガン患者と混入せざるよう小児病棟の別離、子供にわかるガンという字でなく、たとえばカンサー病棟とすること。

 右質問する。





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