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昭和五十五年七月二十六日提出
質問第八号

 米軍機飛行問題に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和五十五年七月二十六日

提出者  伊藤 茂

          衆議院議長 福田 一 殿




米軍機飛行問題に関する質問主意書


 昭和五十二年九月、横浜市緑区に米軍ファントム偵察機が墜落し、死傷者を出した事件の原因と責任の糾明について、政府は捜査と米国側への協力要請を行つてきたはずであるが、その結果は未だ明らかにされていない。
 さらに、今春以来厚木海軍飛行場に離着陸するため横浜上空を飛行する米軍機の数が急増し、しかも深夜、低空で飛行して市民の不安を増大させている。これらの問題は周辺市民の切実な関心事である。
 従つて、次の事項について質問する。

一 米軍機墜落事件の原因と責任の糾明について
 1 事故の原因である「アフターバーナーライナーの組付け不良」を引き起こした米国内の部隊名(あるいは工場名)と責任者、関係者への処分などについて、政府は米側への要請を通じて確認したのかどうか明らかにされたい。
 2 この事件に関する捜査は終結したのかどうか明らかにされたい。
 3 この問題に関する昨年四月三日付の政府答弁書(内閣衆質八七第一九号)によれば、「米側から得た回答の内容については捜査中の事項であるので答弁を差し控えたい。」としているが、捜査が終結したとすればその全容を明らかにされたい。
二 最近の米軍機飛行状態について
 1 厚木海軍飛行場に離着陸するため横浜上空を通過する米軍機の機数、定められた高度及び夜間十時以降に飛行する機数について、本年一月以降の状況を明らかにされたい。
 2 最近の米軍機飛行状況は、昭和三十八年九月十二日、日米合同委員会において合意された「厚木飛行場周辺の航空機の騒音軽減措置」の内容に著しく違反するものであるが、政府が米側にどのような対策を講じようとするのか明らかにされたい。

 右質問する。





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