衆議院

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昭和六十三年三月十九日提出
質問第一八号

 JR踏切遮断機に関する質問主意書

右の質問主意書を提出する。

  昭和六十三年三月十九日

提出者  藤田スミ

          衆議院議長 原 健三郎 殿




JR踏切遮断機に関する質問主意書


 大都市部における踏切等での交通渋滞は深刻な状況となつている。とりわけラッシュ時においては、間断なき列車の通過によつて踏切での待ち時間が増加し、モータリゼーション化が進行している今日において、その解決は緊急を要する問題となつている。
 例えばJR阪和線では、ラッシュ時一時間当たり五十分以上閉じたままという長居駅南一番踏切は言うに及ばず、和泉府中駅の南二番踏切でも横断する自動車の渋滞が著しく、路線バスの営業にも重大な支障をきたしている。
 開かずの踏切の一つの原因として、踏切要員を全廃し全自動化しておきながら踏切の列車選別装置を整備せず、列車の種類によりムダな遮断時間が増えていることがあげられる。すでに昭和三十年に通達が出され、また昨年の三月にも運輸省告示により、「警報時問の標準は三十秒」などの基準がありながら、和泉府中駅南二番踏切で三月はじめに実際に測定したところでは、警報が鳴つてから列車到達までの時間は、特急は四十秒ほどで快速、各駅停車は一分三十秒から二分三十秒を要した。そこで、当面の踏切施設の改善について以下の点を質問する。

一 すでに私鉄では踏切の遮断時間を短縮するためにおおむね列車選別装置が整備されているが、JR各社においては全く整備されず、国民に多大の迷惑をかけている。政府はJR各社に対し特別の指導をする必要があると思うがどうか。
二 前記に示したようなJR阪和線の踏切をはじめ必要な個所に列車選別装置をすみやかに整備するよう、政府も責任をもつて個別に指導すべきと思うがどうか。
三 あわせて、JR各社では警報機の必要以上の騒音を無くすため遮断機が一度降りたあとの減音対策を一部で実施しているが、JR阪和線でも直ちにすべて整備をすませるなど、必要な個所での減音対策強化について政府の指導を求めるがどうか。

 右質問する。



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