答弁本文情報
昭和二十四年十一月八日答弁第七号
(質問の 七)
内閣衆甲第六八号
昭和二十四年十一月八日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出北海道北部地方の産業復興に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出北海道北部地方の産業復興に関する質問に対する答弁書
北海道は全般として後進地域であるから、政府としてはその総合開発方式を検討中である。しかし北海道北部地方は特に水産鉱産林産資源が豊富であるから、その開発保全方策について研究している。
シベリヤと樺太との通商は北海道経済復興上必要と考えられるが、純経済的にのみ決せられないので、管理国の意向により決定したい。
右答弁する。