答弁本文情報
昭和二十四年十一月二十五日答弁第四三号
(質問の 四三)
内閣衆甲第一〇六号
昭和二十四年十一月二十五日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出外交問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出外交問題に関する質問に対する答弁書
政府は日本の領域を外国に借りて貰いたいという意向を述べたことはない。また米英と單独講和を結ぶと述べた事実も、故意にソ連、中国を無視した事実もない。
対日講和に関しては、新聞報道以外に公式の情報がなく、現在のところ連合国側の問題であるから、仮設の問題について政府として見解を述べることはできない。
右答弁する。