答弁本文情報
昭和二十五年十二月二日受領答弁第二号
(質問の 二)
内閣衆質第二号
昭和二十五年十二月二日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線電化に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線電化に関する質問に対する答弁書
一 電化については、一般的に経済効果大であつてサーヴイスの向上に役立つ主要幹線の電化を優先的に実施すべき考えの下に従来の計画は立案されている関係で本区間は調査未了であるから今後充分調査することとしたい。
二 新線建設については、目下全面的に中止の止むなき事情にあるので今後当分の間本区間を檜原村まで、延長する見透しはない。又実現するまで国営バスを運転する計画もない。
三 五日市線は、十月一日より往復一本増発され、輸送量も増加しているが、更に近く、運転回数も増加する見込である。又ガソリンカー運転については現在研究中である。
右答弁する。