答弁本文情報
昭和二十五年十二月八日受領答弁第一〇四号
(質問の 一〇四)
内閣衆質第一〇四号
昭和二十五年十二月八日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出主食増配に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出主食増配に関する質問に対する答弁書
主要食糧の一勺増配については、国民の食生活の充実を期する上に適切な施策であると考えられるのででき得ればこれを実施したいと考えて研究を進めて来たのであるが、その後昭和二十五年産米の作柄が頭初予期した数量を相当下廻る結果となり又食糧輸入量についても最近の見透しによれば、頭初計画数量の確保には特段の努力を必要とする実情にあるので目下の処、近く一勺増配を実施する考はない。
右答弁する。