答弁本文情報
昭和二十六年一月十一日受領答弁第三六号
(質問の 三六)
内閣衆質第三六号
昭和二十六年一月十一日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出超党派外交と社会党の態度に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員※(注)田甚太※(注)君提出超党派外交と社会党の態度に関する質問に対する答弁書
今後の日本にとつて最も重大な問題である外交関係の処理については、あらゆる党派的対立をこえて、全国民的立場からこれに当ろうとするいわゆる超党派外交が望ましいものであることはいうまでもない。しかしながら政府みずから進んでことさらこのような世論の造成、推進、指導等に当るということは考えていないし、又、かかることは不可能でもあろう。
なお、本件に関する社会党の立場については、政府として回答の限りでない。
右答弁する。