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答弁本文情報

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昭和二十七年二月二十二日受領
答弁第一一号
(質問の 一一)

  内閣衆質第一一号
     昭和二十六年二月二十二日
内閣総理大臣 吉田 茂

         衆議院議長 林 讓治 殿

衆議院議員並木芳雄君提出国鉄のサービス改善に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。





衆議院議員並木芳雄君提出国鉄のサービス改善に関する質問に対する答弁書



一 中野、立川駅間の急行電車運転のためには線路の増設及び車両の増備が必要であり、予算上、資金上早急実施は困難である。

二 五日市線ガソリンカー運転は目下の車両事情の下では早急実施は困難であるが、将来車両が増備された時期に考慮する。

三 五日市線から拜島 ― 立川間に朝夕ラツシユ時に直通運転することは現在四往復運転しているので、これ以上増設する計画はない。

四 八高線の増発は機関車及び人員の使用増加が伴うので、早急実施は困難であるが、なお充分研究いたしたい。

五 青梅線から立川経由東京までの朝夕ラツシユ時の電車直通運転は、現在朝の上り直通一本を運転しているが、現在以上増設することは車両の増備と変電区の強化を必要とするので、今直ちに実施することは困難である。なおラツシユ時の下り電車の直通運転は、立川駅構内の配線改良を行わなければならないので、工事予算の現状では実施困難である。

六 青梅線拜島 ― 青梅間は現在の線路容量でなお多少余裕があり、増発、増結も可能と考えられるので、複線化の計画は現在はない。

七 青梅線拜島駅地下道は幅員狹あい(1.8m)で、その改良の必要を認め、跨線橋を増設する計画はあるが、約四〇〇万円を要するので、目下の予算状態では早急の実施は困難である。

 右答弁する。




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