答弁本文情報
昭和二十九年四月二十日受領答弁第一五号
(質問の 一五)
内閣衆質第一五号
昭和二十九年四月二十日
内閣総理大臣 吉田 茂
衆議院議長 堤 康次※(注) 殿
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄サービスに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員並木芳雄君提出国鉄サービスに関する質問に対する答弁書
一 青梅線を拝島より青梅まで複線にすることにつきましては、目下主要幹線の輸送力増強のための複線化を実施しておりますので、本区間を早急に実施することは困難と思われます。しかしながら、今後の輸送事情等を勘案いたしまして、なおよく研究いたしたいと思います。
二 青梅線電車の東京直通運転(現在朝の混雑時に上り一運行)の増発、又は三鷹までの延長運転につきましては、車両及び要員の増加をきたしますので、国鉄の現状では、早急に実現することは困難でありますが、なおよく研究いたしたいと思います。
三 五日市線のガソリンカーの増発、並びに最終列車の増発につきましては、車両及び要員の増加をきたしますので、国鉄の現状では、早急に実現することは困難であります。しかしながら、なお現地の実情等につきましては調査の上、よく研究いたしたいと思います。
右答弁する。