新たな依頼、早速打合せに!
締切り間近のα法案の局長審査の準備を進めていたら、X議員事務所から電話。担当委員会で審議予定の閣法であるβ法案について修正案の提出を考えているので、話を聞きに来てほしいという。A課長から、「早速、本日午後に打合せをしましょう」と返事。午前中いっぱいβ法案の勉強をして、A課長、補佐級のBさんと一緒にX議員事務所へ向かう。
「問題意識は何ですか?」 ――まずは依頼の趣旨を確認
X議員と打合せ。β法案をどう修正したいかを話す議員に、A課長は、何が問題か、修正により何をしたいのかと問いかける。
やりとりを追いかけるのに必死の私は、勢い余って冗談までメモ。X議員に「冗談まで書かなくてもいいよ」と笑われてしまった。 話を進めるうちに、当初X議員が考えていたのとは違うアイデアも見えてきた。表面的な方法論だけでなく、その背景にある問題意識を確認することが大切なのだと実感。
先輩からのアドバイス ――「コツコツ慣れていくのが大事だよ」
疑問点や今後の段取りを話しながら執務室に戻り、議事録を作成。確認をしてもらうと、内容だけでなく、仮名遣いにもコメントをもらう。C先輩から、法律案を起案するのに向けて、普段から仮名遣いのルールに慣れておいてねとアドバイス。