請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 216 |
新件番号 | 277 |
請願件名 | 学費値下げ、給付奨学金拡充、奨学金の返済免除に関する請願 |
請願要旨 |
大学の授業料は国立大で年間約五十六万円、私立大(平均)で約九十五万円と余りに高く、学生の約二・五人に一人が奨学金という名の借金を背負い、アルバイトなしには学生生活が成り立たない。入学金も重い負担である。学生を支援する学費減免や給付奨学金制度はあるが、所得や成績要件が厳しく当てにできない。二〇一二年、政府は国際人権規約にある権利としての無償教育を全て批准し、全ての教育段階において無償教育を実現することを国際公約した。しかし、二〇二三年度以降、私立大の四分の一、国公立大の一部が授業料を値上げした。文部科学省の審議会では、授業料値上げは必要であり国公立大が上げないと私立大も上げられないと、値上げの動きに拍車をかける議論が始まっている。高等教育無償化の実現に向けて、教育予算を増やし学費を値下げに転換することこそ、若者と日本社会の未来に希望を開く道である。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 今すぐ学費を半額などに値下げし、高等教育無償化に踏み出すこと。 二 成績や世帯人数などの条件付きではない給付奨学金を抜本的に増やすこと。 三 奨学金を返済している人の負担を半額免除など、大幅に軽減すること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 223名 |
付託委員会 | 文部科学委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 277号 田村 貴昭君 |