請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 216 |
新件番号 | 288 |
請願件名 | 安全・安心の医療・介護・福祉を実現し、国民の命と健康を守ることに関する請願 |
請願要旨 |
新型コロナウイルスによる感染拡大は、経済活動や国民生活に深刻な影響を及ぼし、社会保障・社会福祉体制の脆弱さを鮮明にして、国民の命と健康が脅かされる事態が広がっている。このコロナ禍で明らかになったことは、公立・公的病院の重要性、感染症病床や集中治療室の不足、医師・看護師・介護職員の人員不足、保健所・保健師の不足などである。これらの諸問題の背景として、社会保障費並びに公衆衛生施策の削減・抑制策がある。七十五歳以上の医療費窓口負担、社会保険料負担、年金や生活保護基準の引下げなど、国民の負担も重くなっている。コロナ禍における教訓は社会保障拡充の重要性であり、新たなウイルス感染症や大規模災害などの事態に備えることが喫緊の課題である。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 安全・安心の医療・介護・福祉提供体制を確保すること。 1 医師、看護師、医療技術職員、介護職員等を大幅に増員し、夜勤改善等、勤務環境と処遇を改善すること。 2 公立、公的病院の再編統合や病床削減方針を見直すこと。 二 保健所の増設など公衆衛生行政の体制を拡充し、保健師等を大幅に増員すること。 三 社会保障・社会福祉に関わる国庫負担を増額し、七十五歳以上の窓口負担二倍を中止するなど国民負担を軽減すること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 62名 |
付託委員会 | 厚生労働委員会 |
結果/年月日 | 審査未了 |
紹介議員一覧 |
受理番号 288号 本村 伸子君 |