請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 114 |
請願件名 | 豊かな私学教育の実現のための私学助成に関する請願 |
請願要旨 |
私立学校は、在籍する児童生徒学生が非常に多く公教育において重要な役割を果たしている。二〇一〇年度に創設された高等学校等就学支援金制度は、二〇二〇年度からは私立高校授業料実質無償化と銘打ち年収五百九十万円目安までの世帯に授業料全国平均額である三十九万六千円の就学支援金が支給されるようになった。しかし、公立高校では年収九百十万円目安までの世帯に授業料年額に当たる十一万八千八百円が支給され授業料実質無償化が実現しているのに対し、私立高校等は、全国平均との差額、授業料引上げ、授業料以外の納付金の負担により授業料が実質無償化したとは到底言えない。また、一部の都道府県では、所得制限を撤廃するなど独自の授業料補助策を行うことで授業料無償化が実現したが、居住地によってその恩恵を受ける生徒とそうでない生徒が同じ教室内に混在するという不公平感は増し、混乱を招いている。さらに、長引く円安により大幅な物価上昇が起こっており、家計は大変厳しい状況に追い込まれている。私立学校の経常経費も増加しているが、授業料等への転嫁は難しい。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 私立学校に対する経常費補助金を始めとする私立学校助成費を増額すること。 二 私立高等学校の授業料等の実質無償化を早期に達成すること。 三 高等教育の無償化を早期に達成すること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 310名 |
付託委員会 | 文部科学委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 114号 山花 郁夫君 |