請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 337 |
請願件名 | 精神障害者の生活保護障害者加算認定に関する請願 |
請願要旨 |
精神障害者が法律上障害者と定められたのは平成五年の障害者基本法改正時であり「精神障害者のための施策がその他の障害者のための施策と均衡を欠くことのないよう、特に社会復帰及び福祉面の施策の推進に努めること」と附帯決議が付された。この附帯決議の具体化として平成七年に精神障害者保健福祉手帳制度が創設され、当時の厚生省保健医療局長通知(平成七年九月十二日付)により、精神障害者手帳による施策が身体・知的障害者福祉施策との均衡を欠かないよう位置づけられた。ところが、身体障害者の障害者加算認定が身体障害者手帳等級で行われるのに対し、精神障害者の場合は、厚生省保護課長通知(平成七年九月二十七日付)によって、障害年金の裁定請求権のある者は裁定年金等級が精神障害者手帳等級に優先し、裁定請求権のない者は手帳等級で認定するとされ、取扱いが不平等・不公平なまま現在に至っている。さらに、この通知によって生活保護業務が複雑化し、全国で精神障害者への障害者加算削除や過支給返還問題が発生する大きな原因となっている。 ついては、精神障害者に対する生活保護障害者加算認定は、障害年金の裁定請求権の有無にかかわらず、精神障害者保健福祉手帳の等級で等しく認定を行うように改正されたい。 |
受理件数(計) | 8件 |
署名者通数(計) | 18名 |
付託委員会 | 厚生労働委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 337号 赤嶺 政賢君 受理番号 338号 志位 和夫君 受理番号 339号 塩川 鉄也君 受理番号 340号 辰巳 孝太郎君 受理番号 341号 田村 貴昭君 受理番号 342号 田村 智子君 受理番号 343号 堀川 あきこ君 受理番号 344号 本村 伸子君 |