請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 347 |
請願件名 | 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律(公訴時効廃止・延長に関する改正刑訴法)の再検討に関する請願 |
請願要旨 |
平成二十二年四月施行の「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」では、殺人等の凶悪、重大事件に対する時効の取扱いについて検討された。しかし、時効が撤廃、延長となったのは被害者が殺害された事件だけであり、被害者に重篤な障害が残った事件については傷害罪などの軽微とされる罪と混同されてしまい対象とならなかった。現行法では被害者の生死で線引きされており、死亡者がいなければ多数の被害者がいる凶悪、重大な殺人未遂事件であっても時効がある。重篤な障害が残った被害者が時効によって犯人だけ自由になったという二次被害で苦しむことのないよう、凶悪、重大な未解決事案等は、時効撤廃など長く捜査に臨める環境を整えるための十分な検討を行い、早期の法改正を望む。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 殺人等の凶悪、重大事件により、被害者が重篤な障害を負った未解決未遂事件で、公訴時効の撤廃等を含めた検討と見直しを行い、法の再改正を行うこと。 二 未解決事件の被害者のために公訴時効はどうあるべきなのか、犯罪被害者の真の救済のための一過性ではない継続的な施策の検討と、必要に応じて見直しを行うこと。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 1名 |
付託委員会 | 法務委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 347号 長坂 康正君 |