請願情報
項目 | 内容 |
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国会回次 | 217 |
新件番号 | 1929 |
請願件名 | 犯罪被害者支援制度の確立に関する請願 |
請願要旨 |
犯罪被害者は不意に尊厳ある生命を奪われ、あるいは心身に重大な傷を負わされ、被害者・家族(以下、被害者等)は生涯苦しみを背負って生きていかなければならない。しかし、加害者は損害賠償の支払いを逃れる者が多く、被害者等は経済的・精神的な苦しみからも逃れることができない。 ついては、次記事項を措置されたい。 一 現行の犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律を改め、ひき逃げや無保険車による交通事故被害者に対する自賠責保険政府保障事業(国土交通省)と同等の補償をする制度を実施すること。 二 国は犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律第一条でうたった犯罪被害者支援を的確に実行し、国家公安委員会規則第六号等の給付金の不支給・減額の規定を廃止又は抜本的に改正すること。 三 民事裁判で損害賠償判決を得ても、多くの被害者等が賠償を得ることができないのが実態である。国による損害賠償の立替え払いと加害者への求償など実効性のある補償制度を設けること。 四 国の責任において、犯罪被害者支援員の制度を創設し、民事判決確定後も権限を持った公的職員が犯罪被害者等給付金申請、加害者への求償手続など総合的な被害者支援を執行し、長期的に犯罪被害者等基本法で定められた被害者等の支援を実施すること。 五 住民に最も近い地方公共団体である市区町村に対し、犯罪被害者等基本法第五条の責務が果たされるよう国が積極的に助言・指導すること。 |
受理件数(計) | 1件 |
署名者通数(計) | 5名 |
付託委員会 | 内閣委員会 |
結果/年月日 | |
紹介議員一覧 |
受理番号 1929号 田村 智子君 |