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平成十六年八月五日提出
質問第六一号

わが国の財政改善に関する質問主意書

提出者  伴野 豊




わが国の財政改善に関する質問主意書


 わが国財政については、社会保障費の増大、景気対策としての相次ぐ予算出動、乗数効果の薄れてきたともいわれる公共事業投資などが積み重なり、債務が増大を続けている状況にある。この結果、二〇〇三年度末には国債、借入金、政府短期証券(FB)の合計額が七〇〇兆円を超えるに至った。これは国民一人あたり五五〇万円、国内総生産の一・四倍、国の税収の一七倍にものぼる膨大な金額である。また、国内総生産に対する財政赤字の比率は、先進国で日本が突出している。このままいけば、将来世代への負債のつけまわしのおそれがあるばかりか、ハイパーインフレ、徳政令、ひいては財政破綻の危険も非現実的な話ではなくなる。
 これらをふまえ今後、わが国の財政状況の改善に向け、積極的に取組むことが必要と考えられる。
 従って、次の事項について質問する。

1 かかる過大な債務を抱えている現状についていかなる認識をもっているか。
2 かかる過大な債務を抱えるに至った原因とその責任の所在はどこにあると認識しているか。
3 政府は財政再建の目標として二〇一〇年代初頭までにプライマリーバランスを黒字化させることを掲げているが、達成に向けた具体的な道筋を明らかにされたい。
4 3項の目標が未達となった場合、その責任はどこに帰属するか。

 右質問する。



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