衆議院

メインへスキップ



質問本文情報

経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成十八年十一月二日提出
質問第一三四号

二〇〇二年九月十七日に平壌宣言に合意した時点での北朝鮮の核開発を巡る外務省の認識に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男




二〇〇二年九月十七日に平壌宣言に合意した時点での北朝鮮の核開発を巡る外務省の認識に関する質問主意書


一 二〇〇六年十一月一日発売の「現代」十二月号(講談社)に、田原総一朗氏と元外務審議官の田中均氏の対談「金正日の計算、体制崩壊の可能性」(以下、「対談」という。)が掲載されていることを外務省は承知しているか。
二 「対談」において田中均氏が発言している部分に国家公務員法で定められた守秘義務に抵触する部分があるか。
三 「対談」について、外務省が田中均氏に対して、意見を伝達したという事実があるか。
四 「対談」において、
 「田原 田中さんご自身がかかわっておられたから、どうしても聞きたいのは、日朝平壌宣言を出す時点では、北朝鮮は、核は開発しないでおこうと考えていたのですか?
 田中 (すかさず)いや、そんなことはないでしょうね。
 田原 やはり日本が騙されていた?
 田中 騙されたといいますか、国と国との関係というのは、さまざまな利害が絡んできますので、面従腹背であるのは、ある意味当然なんです。とくに北朝鮮という国は、いっぽうで相手国に友好の手を差し伸べながら、いっぽうで相手国の脅威となるような計画を密かに進行するということをこれまで何度も繰り返してきました。北朝鮮が単純な国であれば、われわれも苦労して外交努力をする必要はなかったんです。」
 との記述があることを、外務省は承知しているか。
五 四における田中均氏の発言は真実を反映しているか。
六 平壌宣言の合意事項には、北朝鮮が核開発を停止することが含まれているか。
七 四の田中均氏の発言は、平壌宣言に合意した時点で、北朝鮮が核開発を継続するとの認識を少なくとも日本外務省の交渉責任者が有していたことになるが、外務省はかかる認識を国民に対して説明したか。
八 核開発について日本は北朝鮮に騙されたと外務省は認識しているか。

 右質問する。



経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
衆議院
〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1
電話(代表)03-3581-5111
案内図

Copyright © Shugiin All Rights Reserved.