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平成二十一年六月十六日提出
質問第五四九号

外務省におけるタクシー券の使用状況等に関する第三回質問主意書

提出者  鈴木宗男




外務省におけるタクシー券の使用状況等に関する第三回質問主意書


 「前回答弁書」(内閣衆質一七一第五〇二号)及び「前々回答弁書」(内閣衆質一七一第四四八号)を踏まえ、再度質問する。

一 前回質問主意書で、平成十八年度から二十年度に渡る、外務省全体におけるタクシー券の使用枚数、合計金額等、その使用状況について問うたところ、「前回答弁書」では「お尋ねの使用状況について、三年間のタクシー券による支払金額は、約六億六千六百万円である。」との答弁がなされている。では、右三年度における同省のタクシー券使用状況につき、年度ごとの支払金額、使用枚数をそれぞれ明らかにされたい。
二 前回質問主意書で、その作業に膨大な時間がかかるのであるならば、答弁の延期に応じることは十分に可能であるとした上で、平成十八年度から二十年度に渡る、外務省の課ごとにおけるタクシー券の使用枚数、合計金額等、その使用状況について明らかにされたいと問うたところ、「前回答弁書」では「先の答弁書(平成二十一年六月二日内閣衆質一七一第四四八号)一についてで述べたとおりである。」との答弁がなされている。右答弁は「前々回答弁書」における「お尋ねについては、詳細な調査を行う必要があるため、お答えすることは困難である。」というものであるが、では、右の三年度において、同省が予算の概算要求をする際、どの様な根拠に基づいてタクシー券に係る予算の要求をしていたのか。同省において必要とするタクシー券に係る予算を、どの様な裏づけ資料を基に要求していたのか説明されたい。
三 右の三年度に渡る、同省の局ごとのタクシー券の使用枚数、合計金額等、その使用状況について明らかにされたい。
四 「前々回答弁書」で「外務省職員によるタクシー券の不適正な使用があるとは承知していない。」との答弁がなされていることにつき、前回質問主意書で、外務省が右の様に認識しているのは、同省として、同省職員によるタクシー券使用の実態につき、何らかの調査を把握した上でのものかと問うたところ、「前回答弁書」では「御指摘の答弁は、これまでに実施した調査の結果等を踏まえたものである。」との答弁がなされている。右答弁にある「これまでに実施した調査」とはどの様なものか、@「調査」が行われた期間、A「調査」を担当した外務省の部署及び担当責任者の官職氏名、B「調査」の対象となった外務省職員の官職氏名、C「調査」を記録した文書の有無につき、それぞれ明らかにされたい。
五 当方は、具体的な官職氏名と共に、過去にある外務省職員が、職務自体はタクシー券が支給される午前零時三十分前に既に終了しているのにもかかわらず、あえて省内に留まる、または途中外出する等の方法で時間を稼ぎ、午前零時三十分になるのを見計らい、タクシー券を使用するという、タクシー券を無駄遣いしていた具体的事例を把握している。四の答弁にある様に、同省として右の様な事例は承知していないとするのは、四で触れた「調査」が不十分であったことを示していると考えるが、同省の見解如何。

 右質問する。



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