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平成二十二年五月二十六日提出質問第五〇七号
平成二十二年五月二十一日に実施された宝くじ販売に係る事業仕分けに関する質問主意書
提出者 橘 慶一郎
平成二十二年五月二十一日に実施された宝くじ販売に係る事業仕分けに関する質問主意書
鳩山内閣の下で実施されている事業仕分けについては、公開の場で国の事業を吟味する手法が国民にわかりやすいとの評価がある一方、「政治ショー」になって過度な判断を招かないよう、冷静な議論の場とする努力が主催者には求められるものと思料する。ついては、平成二十二年五月二十一日に実施された宝くじ販売に関する事業仕分けについて、以下七項目にわたり質問する。
二 事業仕分けは、冷静な議論に基づいてなされるべきと考えるが、内閣の見解をうかがう。
三 傍聴者には、国会や審議会のように、議論に対して静粛に耳を傾けるよう要請すべきと考えるが、いかがか。また、当日、会場で主催者や取りまとめ者は予め配慮をしていたのか、うかがう。
四 主催者や取りまとめ者は、「やじと拍手」について、注意すべきであったと考えるが、いかがか。
五 その後の報道によれば、販売停止の結論は五月二十五日には撤回されたとのことだが、事実か。事実とすれば、僅か四日で結論が変更された理由を示されたい。
六 五に関連して、当初の結論が、現場の雰囲気に流されたものではないことについて、確認する。
七 事業仕分けの運営について、冷静な議論に基づくものであることが担保される慎重さが求められると考えるが、内閣の見解及び今後の運営における改善点についてうかがう。
右質問する。