答弁本文情報
平成二十二年六月四日受領答弁第五〇七号
内閣衆質一七四第五〇七号
平成二十二年六月四日
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員橘慶一郎君提出平成二十二年五月二十一日に実施された宝くじ販売に係る事業仕分けに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員橘慶一郎君提出平成二十二年五月二十一日に実施された宝くじ販売に係る事業仕分けに関する質問に対する答弁書
一について
御指摘の「宝くじ販売に関する事業仕分け」においては、おおむね静粛に傍聴が行われていたが、説明者の発言に対し傍聴者が不規則に発言する場合が時折あったほか、取りまとめ役が評価結果を発表した後に傍聴席から拍手が起きたものと承知している。
事業仕分けについては、説明者及び評価者が議論に集中できるよう、円滑な議事進行を確保することが重要であると考えており、行政刷新会議ワーキンググループ(以下「ワーキンググループ」という。)が本年四月及び五月に実施した事業仕分けにおいても、傍聴者に対し会議場における言論に対しての賛否の表明や拍手はできない旨の注意事項を配布するなど、円滑な議事運営への協力を要請したところである。
御指摘の「宝くじ販売に関する事業仕分け」においても、議事の進行を管理するコーディネーターが傍聴者の発言に対し注意するなど、円滑な議事の進行に努めたところであり、傍聴者の言動等が評価結果に影響を与えたとは認識していない。
また、お尋ねの「今後の運営における改善点」については、必要に応じ、その対象や手法も含め検討してまいりたい。
御指摘の「宝くじ販売に関する事業仕分け」の評価結果については、これを「撤回」したとの事実はない。
いずれにせよ、御指摘の「宝くじ販売に関する事業仕分け」で取り上げられた事業については、ワーキンググループの指摘を地方公共団体に伝え、検討を要請したところであり、しっかりと改善がなされるよう、全力を挙げて早急に改革に取り組み、宝くじの発売許可を行ってまいりたい。