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平成二十二年六月二日提出
質問第五二六号

奥羽本線の利便性向上のための高速化促進に関する質問主意書

提出者  木村太郎




奥羽本線の利便性向上のための高速化促進に関する質問主意書


 自公政権時の平成二十年に、東アジア等諸地域との交流を深めつつ、我が国の国土構造が自立的に発展し転換することを目的とした「国土形成計画」を策定した。しかし、そのための重要な幹線交通基盤である日本海沿岸地域における奥羽本線は、全延長の五十三%が単線運転となっており、高速性・快適性などに、いまだ不十分な面が多く整備が進展していない状況である。
 本年十二月の東北新幹線全線開業予定に向けて、新青森駅と津軽地方とのアクセスの利便性・高速性を高めるべく奥羽本線の需要とアクセス交通機関としての重要性が今後益々高まってくるものと予想される。
 従って、次の事項について質問する。

一 奥羽本線沿線の地域住民の利便性の向上と均衡ある国土発展のために、全線複線化の実現が望ましいと考えるが、現状についてどのような認識を持っているのか、政府の見解如何。
二 一に関連し、当面高速化を少しでも図るために、その効果の高い区間の部分複線化、軌道の改良、高性能な車両の導入などの措置が必要と考えられるが、これらについてどのように分析をし、今後対応すべきと考えているのか、政府の見解如何。
三 国土交通大臣認可区間(川部・青森間など)においても整備の進展が見られないが、奥羽本線の直近の整備進捗率はどのようになっているのか示されたい。
四 三に関連し、目標年次を示したうえで、それに向けて今後どのような計画でどのくらいの整備率を目指すのか。
五 全国で、複線化など利便性向上のための高速化を要望している他の路線と比較し、奥羽本線の整備の進捗状況についてはどのようになっているのか。
六 国として今後の「国土形成」について、どのように対応していくのか、政府の方針如何。

 右質問する。



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