答弁本文情報
平成二十二年六月十一日受領答弁第五二六号
内閣衆質一七四第五二六号
平成二十二年六月十一日
内閣総理大臣 菅 直人
衆議院議長 横路孝弘 殿
衆議院議員木村太郎君提出奥羽本線の利便性向上のための高速化促進に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
衆議院議員木村太郎君提出奥羽本線の利便性向上のための高速化促進に関する質問に対する答弁書
一から五までについて
お尋ねの「整備進捗率」や「高速化を要望している他の路線と比較」の意味するところが必ずしも明らかではないが、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」という。)によると、平成二十二年三月三十一日現在、JR東日本奥羽本線四百八十四・五キロメートルのうち、複線化されているのはその四十五・〇パーセントに当たる二百十八・一キロメートルとのことである。
鉄道の利便性向上のための複線化等による高速化については、各鉄道事業者において、輸送需要の動向、収支採算性等を総合的に勘案して判断するべきものであると認識しているところ、JR東日本奥羽本線の高速化についても、沿線自治体の要請等を踏まえつつ、JR東日本において判断するべきものであると考えており、お尋ねの「目標年次」及び「今後どのような計画でどのくらいの整備率を目指すのか」について、政府としてお答えする立場にない。
お尋ねの点については、各地域が各々の地域資源を活かしつつ戦略的に地域の成長力を高め、自立的に発展するための取組を推進していくこととしている。