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平成二十三年十一月十五日提出
質問第五三号

東日本大震災後の我が国の多軸連携型国土形成に関する質問主意書

提出者  木村太郎




東日本大震災後の我が国の多軸連携型国土形成に関する質問主意書


 東日本大震災発生直後において、人命の救助やまたそのための食料・燃料などの緊急物資輸送路線として、東北地方における日本海側ルート及び太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性が、改めて浮き彫りにされることとなった。
 このことを踏まえ、東北地方においても多軸連携型国土形成に取り組むことが、今後一層重要と考える。
 従って、次の事項について質問する。

一 東日本大震災を教訓とし、我が国の今後の多軸連携型国土形成を、国はどのように認識を持ち取り組んでいくのか、野田内閣の見解如何。
二 一に関連し、東北地方における日本海側ルートの重要性と、太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性を踏まえ多軸連携型国土形成を、国はどのように考え取り組んでいくのか、野田内閣の見解如何。
三 東北地方における多軸連携型国土形成の考えに基づき、太平洋側と日本海側を結ぶ横軸の重要性の一つの例として、国道一〇四号青森県田子町夏坂と国道一〇三号秋田県鹿角市大湯のバイパスルートの整備も地域住民から大きな期待が寄せられている。これは青森県の県南地方と津軽地方はもとより、県境を越えて秋田県県北との生活圏・経済圏の交流促進に寄与し、そして災害時における重要なルートと成り得ることから、昭和三年、県境を越えて当時の自治体関係者が衆議院議長に陳情を提出しており、八十年以上前から先達が重要視し期待を寄せてきたルートでもある。
 このバイパスの整備について、国はどのように認識をもち、今後の整備に向けて取り組みを図っていくのか、野田内閣の見解如何。
四 三に関連し、国道一〇四号及び国道一〇三号という国の直轄事業であることからも、青森県や秋田県と国との連携が極めて重要と考える。今後国は、青森県や秋田県とどのように連携して、このバイパスルートの整備に取り組むのか、野田内閣の見解如何。

 右質問する。



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