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平成二十七年一月二十九日提出
質問第二〇号

安倍首相の中東外遊に関する質問主意書

提出者  鈴木貴子




安倍首相の中東外遊に関する質問主意書


 安倍総理大臣は本年一月十六日から中東外遊に出発し、十七日にエジプトのエルシーシ大統領と、十八日にヨルダンのアブドッラー二世国王と首脳会談した。翌十九日にイスラエルのリヴリン大統領を表敬し、二十日に行われた記者会見の直前に、テロリスト集団「イスラム国」により捕らわれた邦人二人が、同集団の兵士により殺害警告を受ける動画がインターネット上で公開された。
 右を踏まえ質問する。

一 昨年八月に湯川遥菜氏、同十月に後藤健二氏の二人がイスラム国に拘束されたと報道されていた。本年一月二十七日の衆議院本会議の中で安倍総理が答弁の中で述べているように、政府として、二人の邦人の消息に関する情報収集を以前から行っていたと承知するが、昨年の時点で政府として具体的にどのような体制を構築し、誰の責任の下、誰を相手にどのような交渉を行ってきたのか、改めて詳細に説明されたい。
二 本年一月八日、フランスでテロ事件が発生し、今回の中東訪問を延期すべきとの意見が外務省内にあったとのことであるが、右は事実か。
三 二で、事実なら、そのような状況にありながら安倍総理として中東を訪問した理由は何か。
四 安倍総理として、今回の中東訪問において前文で触れた各国の首脳と会談をした際に、イスラム国に拘束されたとする邦人二人を話題に挙げ、救出に向けた助力を要請しているか。
五 一月十六日からの中東訪問の目的の一つに、日本人人質二人を解放するという考えはあったのか。
六 日本人二人が拘束されているイスラム国支配下地域の近隣国を訪問するのであるから、何かアクションが起きる、一方でこちらからアクション(解放に向けての)を起こすという考えはあったか正直に答えられたい。

 右質問する。



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