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平成二十八年五月二十五日提出
質問第二九三号

羽田空港の国際線増便に伴う諸問題に関する質問主意書

提出者  松原 仁




羽田空港の国際線増便に伴う諸問題に関する質問主意書


 我が国の国際化と持続的成長を期して計画されている羽田空港の国際線増便は、地域の活性化や地元での雇用創出の観点からも重要であると考えるが、他方、空港周辺に暮らす生活者の快適な暮らしや安全を確保することも重要な問題であると考える。
 地元住民から、羽田空港の国際線増便により、騒音や安全性について不安の声が上がっている。こうした不安に対し、政府にはしっかりとした対応や配慮をする責務があると考える。そこで、以下質問する。

一 羽田空港の国際線については、現在の発着回数の一・七倍の年間約十万回弱が計画されており、特に南風時の新たな飛行経路案では、夕方の十五時から十九時までの間に過密な離着陸が想定されている。
 地元の教育や児童・高齢者福祉への騒音面の影響等を心配する声が上がっているが、このような影響等については、どのように対応していく計画であるか。政府の認識と対応方針を問う。
二 現在想定されている飛行経路では人口が密集する都心部の上空を低空で飛行する便が増えるが、機体に付着した氷塊等の落下物対策や、万一の事故の際の補償など、どのように考えるか。
三 羽田空港の国際化を進めるにあたっては、地元住民にとってもメリットが必要と考える。訪日外国人のさらなる増加を機会と捉え、商店街の活性化等による観光振興に国としても取り組むべきであると考えるが如何。
四 地元住民の不安の声を吸い上げ、問題解決と生活環境改善につなげるため、住民との対話を継続していくことが重要と考えるが、政府としてどのような対応を検討しているか。

 右質問する。



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