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平成三十年一月二十六日提出
質問第三二号

都内で初めて実施されたミサイル避難訓練に関する質問主意書

提出者  初鹿明博




都内で初めて実施されたミサイル避難訓練に関する質問主意書


 一月二十二日、内閣官房・消防庁・東京都及び文京区の共催により都内で初めて、「弾道ミサイルを想定した住民避難訓練」が地下鉄春日駅、後楽園駅周辺や東京ドームシティアトラクションズ周辺で実施されました。
 訓練が始まると警察官がメガホンで建物の中に速やかに避難するよう指示を出し、その指示に従って文京シビックセンター地下の広場に集まった参加者は、警察官からの指示を受け、皆、頭を抱えながらその場にしゃがみ込んだということです。
 過去の空襲被害の状況などをみれば、ミサイルが着弾した場合にシェルターでもない建物の中でしゃがみ込むことで被害を防ぐことが出来るとは到底考えられません。
 以下質問します。

一 この訓練はどういう事態を想定しての訓練だったのか。ミサイルの着弾想定地点、そこから訓練実施場所までの距離、被害想定等を明らかにしてください。
二 このような訓練を実施することにどのような意味があると考えているのか。建物内でしゃがんで頭を抱えるだけで弾道ミサイルからの被害を防ぐことが出来ると考えているのか。政府の見解を伺います。

 右質問する。



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