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平成三十年六月一日提出質問第三三八号
加計学園の「安倍総理との面会は嘘だった」との発表に関する質問主意書
提出者 初鹿明博
加計学園の「安倍総理との面会は嘘だった」との発表に関する質問主意書
加計学園の獣医学部新設を巡る愛媛県が作成した文書に、二〇一五年二月二十五日に加計理事長と安倍総理が面会したと記載がされていた問題で、加計学園側は「実際にはなかった面会を引き合いに出した」と面会報告が嘘であったことを発表しました。
この発表自体俄かに信じ難いですが、加計学園の発表が本当で実際に行われていない面会について虚偽の報告をしていたのであれば、国家戦略特区の認可を有利に進めるために総理大臣の名前を許可もなく勝手に利用したことになります。
この虚偽の報告が結果に影響を及ぼしていなかったとしても、一国の総理大臣が評価をしているかのような虚偽の報告をして物事を進めるようなことが横行したら行政が混乱することになってしまいます。このまま何事も無かったかのように看過して良い問題ではありません。
政府は加計学園に厳しく抗議すると共に、なぜこのような虚偽の報告をしたのか実態を調査させ、報告を求める必要があると考えますが、政府の見解を伺います。
右質問する。